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『細川紙』ユネスコ無形文化遺産登録記念 ~和紙の可能性~
                          岡嶋利英 会員関連
会場:埼玉伝統工芸会館 (埼玉県比企郡小川町大字1220 TEL 0493-72-1220 )
会期:3月3日(火)~29日(日)
http://saitamacraft.com/

内容:和紙の可能性を探り日本文化を世界へ広げるために、細川紙に加えて越前紙や越後紙を使った、岡嶋多紀さんの紙衣作品、岡嶋利英さんのあかり作品(これまでにない和紙を使った灯りの表現)が多数展示される。

以下、柴生田 元子 館長 3月5日付「埼玉新聞」掲載文
先日、小川町内で行なわれた『細川紙ユネスコ文化遺産登録記念式典』において、素晴らしい『紙衣(かみこ・・・和紙で作った衣服のこと)』ファッションショーを見せてくれた岡嶋多紀さん・岡嶋利英さん(東京都在住)が、今回は『和紙の可能性』について様々な角度から追求した作品展を開催している。
作品は、和紙のコサージュをあしらった紙布のドレス、同じく紙衣のコート、木綿和紙の灯り、小川和紙、越前和紙、美濃和紙、越後の和紙などで作った時計と灯り、そして、それらの切れ端をうまく利用したアート作品など。
中でも注目すべきは、細川紙を8mmの幅に切り、手でもんで柔らかくした後、縒りをかけて糸状にしたものを織った紙布。縦糸に木綿を使っているので洗えば洗うほど柔らかくなりしっとりとなじんでくる。夏涼しく冬は暖かいので、昔の人の知恵が生きている。
そして、すっかりおなじみになった紙衣のコートやパンツなど。今回は、世界に発信した『日本の和紙技術』ということから、日本を代表する和紙の産地、『越前和紙』の紙衣も登場する。細川紙は楮を100%使っているが、越前和紙は、楮の中に雁皮(がんぴ・・・楮と並ぶ和紙の原料)を混ぜ込んでいるので、同じ和紙とはいえ、細川紙とは風合いも見た目も出来上がりがまるで違う。このあたりの微妙なところは、風土やその土地に伝わった漉き方などの差であり、全国の和紙を研究し、作品に利用している岡嶋さんがもっとも興味深く思うところかもしれない。
岡嶋さんは、『昔、和紙がたくさん使われていたころ、人の技術や知恵って本当にすごかった。それらを今に生かしながら新しいものを作る。そして、次の世代にまた残す、ということが我々の義務かな。世界中に自信を持って発信できるよう頑張らなきゃね。』と、語る。
和紙作品には、柿渋を塗り重ね丈夫さを強調したもの、墨、藍など天然の染料で色の美しさを強調したものなどがあり、まさに先人の知恵と現代の洗練されたデザイン性の融合で出来上がっている。
展覧会は今月29日まで。お問い合わせ:(0493?72?1220)埼玉伝統工芸会館まで
http://saitamacraft.com/
柴生田館長が紹介されています『細川紙ユネスコ文化遺産登録記念式典』(2月11日小川町リリックにて)の中で行なわれた紙衣(かみこ)のファッションショーの風景を写真で紹介します。モデルはエスモードジャポン(ESMOD JAPON)の皆さんです。

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