◆会員情報

「つむぐけしき よむこころ 米山和子 祖父江加代子」展  米山和子 会員

会 期: 2014年10月18日(土)~2014年12月14日(日)10~17時 入館は16:30まで 月曜日休(ただし、11月3日と24日は開館、翌日休館)/最終日17:00)
会 場:古川美術館分館爲三郎記念館
〒460-0066 名古屋市千種区池下町2丁目50番
電話 052-763-1991  http://www.furukawa-museum.or.jp/
主 催:公益財団法人古川知足会・中日新聞社
特別協賛:SMBC日興証券株式会社
概 要
世界から注目される日本の「米」と「和紙」。千年の時を越えて受け継がれてきた二つの素材を用いて、愛知県在住の現代アーティスト米山和子によるインスタレーションと、空間コーディネーター祖父江加代子による空間演出を行います。
米山和子は、米の糊としての特性、和紙の長い繊維と柔らかな特性を活かしたアートを作りあげます。炊いた米の一粒一粒を絹糸につなぎ、出来上がった何万も の半透明の美しい米粒により作り出した空間アート。和紙の繊維をほどくことによって生み出された繊細なトルソ(人体像)。それぞれの特性を活かした他に類 を見ないアート作品は、神秘的な魅力を放ちます。
祖父江加代子は、豊穣の秋や日本のこころをテーマに爲三郎記念館を彩ります。季節や年中行事に合わせた、世界的に評価の高い日本のしつらえの文化。祖父江 は、独特の風合いを持つ和紙、米をはじめとした素材の美を活かし、水や光など移りゆく自然美を取り込んだ和モダンな空間へ皆様をお招きします。
築80年を迎えた自然に囲まれた数寄屋建築に、大切に残してゆきたい日本のこころを、二人のアーティストが和歌の歌枕にちなむテーマで演出します。古来、受け継がれ、そして未来につなぐ美と和のこころがつむぐけしきをご堪能ください。

古川美術館 分館 爲三郎記念館