和紙文化研究会 > 和紙研お知らせ

◆協力隊

因州和紙へ協力隊求む
鳥取市青谷町は、「因州和紙」の一大産地で、書道用紙の生産を中心に和紙職人たちの営みが続く「和紙の里」です。しかし、近年伝統技術を受け継いできた手すき和紙職人が減り、手すき和紙産地としての存続と後継者の育成が喫緊の課題となっています。
こうした課題を解決し、この地域を「和紙の里」として活性化するためには、和紙関係者や地域、行政との連携による取り組みが肝心です。そして、地域外からの視点、発想で因州和紙の魅力を引き出し、積極的に活動する「地域おこし協力隊」がぜひとも必要です。           〔鳥取県鳥取市〕

募集人員:1名 20歳以上 男女不問
賃金:月額166,000円(賞与なし)
雇用期間:平成29年7月1日(委嘱予定日)から平成30年3月31日まで(予定)ただし、最長で平成32年6月30日まで更新することができます。
申込受付期間:2017年05月01日~2017年05月31日
他に諸条件がありますので以下に問合せ下さい。
〒689-0592 鳥取県鳥取市青谷町青谷667番地
TEL:0857-85-0011 FAX:0857-85-1049 担当:松原
http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1458088327708/index.html
http://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1493600301456/index.html

◆和紙だより

〖季刊 和紙だより54号 2017春号の紹介〗
目次
越前和紙への提言〉…… 1頁
三宅賢三(竹紙漉き職人)
「竹紙に憑かれて三十年–和紙以前の紙を漉きたい」
〈ショップレポート〉…… 2頁
「京都和とじ館」編集力を生かし、特殊用途の和綴じ本制作
〈レポート〉…… 3頁
「越前生漉き鳥の子紙保存会」活動近況と目指すところ
〈和紙ミニコーナー〉…… 4頁
「和紙素材の研究展IV」開催 
〈情報欄〉…… 4頁
越前市「紙の文化博物館」リニューアルオープン、第三回国際木版画会議ハワイ会議開催予告、「紙と紙まつり」開催、他 

バックナンバー一覧(下記URL)からダウンロードできます。
http://washidayori.jimdo.com/

◆産地交流

「大切な国産和紙原料 ―トロロアオイの作付け会議―」       
 
 4月26日(水)午後、小川町トロロアオイ生産組合(代表 黒沢岩吉さん)・JA・県の方々が集まり、今年度の作付会議が開かれました。和紙研からも2名お邪魔しました。
 3月~4月の希望を集約しましたら、昨年秋にご協力いただいた方々以外にも各地から希望があって、昨年の余剰分を含めても多い結果となり、組合員で今年度分の作付けを割り振りしました。また、農林振興センターの担当から営農指導もありました。
 今月後半に作付けが始まりますが、生育状況などこのHPで「トロロアオイ日記」として時折お知らせする予定です。

 

「紙の神様 ー壱千三百年の大祭・御神忌に向けて」

 今年の岡太神社・大瀧神社春の例大祭は無事終了しました。式典の最後に宮司様から来年の「千三百年の大祭」についての話がありました。遠く長き間、毎年行なわれてきた祭礼、来年はそれが1300回という節目の年で、その意味は、紙漉きの心の拠り所であり、伝統を継承し、そこからブランド力を創造するということではないかということでした。越前地区のみならず、全国各地の和紙関係者には、この節目に向けて和紙力の再確認と新たな発信をしてもいいのではないでしょうか。
 この1300年という時間の経過を年表(福井県和紙工業協同組合提供)で確認できるようにしました。長い越前和紙の歴史をご覧下さい。

 

千三百年表

 来年の春の「一壱千三百年の大祭・御神忌」予定
5月2日 お下り
  3日 法華八講
  4日 式典
  5日 お神輿渡り お上り

場 所:岡太神社・大瀧神社 
    〒915-0234 福井県越前市大滝町23-10 電話0778-42-1151
http://www.washi.jp/history/maturi1.html
 
神社風景Exif_JPEG_PICTURE

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宮司様のお言葉Exif_JPEG_PICTURE

◆会員情報

【景和コレクション 伊藤若冲展】
              景山由美子 会員関連
日 時:2017年4月7日(金)~5月7日(日)9:0016:00
会 場:石谷家住宅(いしたにけじゅうたく)
    [国指定重要文化財・国登録記念物(庭園)]一号蔵
    〒689-1402鳥取県八頭郡智頭町智頭396番 電話0858-75-3500

 江戸時代の天才画家:伊藤若冲の展覧会が、鳥取・智頭にある国指定重要文化財「石谷家住宅」にて開催中。昨秋の「生誕300年記念 若冲の京都 KYOTOの若冲展」(京都市美術館)に出品された、古美術景和が所有する水墨画7点を展示。鳥取初の若冲展覧会となる。
 石谷家住宅は、江戸時代に鳥取藩最大の宿場町として栄えた鳥取県八頭郡智頭町にある、敷地面積3000坪、部屋数40、土蔵7を数える近代和風建築。石谷家は明治以降、林業で財を成した地主で、主屋など8棟および敷地が国の重要文化財に指定され、玄関棟など5棟、関係文書および棟札が重要文化財の附指定となっている。庭園は池泉庭園、枯山水庭園、芝庭などで構成され、国の登録記念物、鳥取県の名勝に指定。
 今回、展覧会が開催される「一号蔵」は、もと米倉を利用した展示施設で、美術・工芸関係の特別展が開催され、こちらも重要文化財に指定されている。

出品作品
「竹に雄鶏図」・「牛図」・「鷹図」・「狗子図」・「鯉図」・「蝶に狗子図」・「双鶴図」

関連HP http://www.ifs.or.jp/index.html
1、 ポスター1
2、 会場入口2 (3)
3、 展示風景3 (3)
4~7、会場風家4 (3)

5 (2)

6 (1)

月例会見学ご希望の方々へ

見学希望の方は、4月13日(木)まで、添付「Web申し込み書」に必要事項を記入の上、下記例会委員専用アドレスへ添付してお送り下さい。entry@washiken.sakura.ne.jpまた、HP担当の日野宛に「FAX申し込み書」(03-3759-7103)でお申し込み下さい。見学詳細はこちらからご連絡いたしますので、必ずご連絡先を明記して下さい。もし明記がない場合は受付できません。なお、当日見学代として1,000円ご用意下さい。また、見学者が多い場合はお断りすることもありますので、お早めにお申し込み下さい。

  FAX 申し込み書<Wordファイルです>

4月例会    
 日 時:4月15日(土)13:30 ~ 17:0 0     
 会 場:小津和紙本社ビル 6階会議室
  13:00 ~ 13:30  フリートーク      
         ※会員相互の情報交換の時間としてご利用ください。
  13:30~14:40  2016年度 第8回 宍倉ゼミ 宍倉佐敏 会員 (下記参照)
  14:40~14:50 休憩   
 14:50~16:40 研修旅行報告  阿久津智広 会員(次頁参照) 
 16:40~16:50 事務連絡
  16:50 ~ 17:00 片付け・退出 ※当日の進行状況により、スケジュールが多少前後する場合がございます。予めご了承下さい。

 

2017年度 第8回 宍倉ゼミ         プロジェクター・DMS使用
題名:和紙の歴史・中世の紙-3
『紙を着た僧侶と武将、町人や職人など庶民にも使われた三椏紙 』
                女子美術大学特別招碑教授  宍倉佐敏

 紙は仏教と最も密接にあり、紙の最大の消費者は仏僧であった、彼らは反古紙さえ自身の手で繋ぎ合わせて 衣料として利用したのが紙衣であった。紙衣の歴史と製法を纏めてみる。 室町幕府六代将軍足利義政の時代の書「下学集」に修善寺紙の名が観られ、関東地方の紙の産地として注目 された。この紙は楮や雁皮と異なり、赤褐色で書写材料としては高級紙とは云えないが、表面が平滑で美しく、 生産歩留まりが高く価格が安いので庶民向けの紙として喜ばれた、この紙の本質を探ってみる。

 

 

会員発表                  PC・プロジェクター使用

題名「第 28 回和紙文化研究会研修旅行『出雲安部榮四郎記念館、因州青谷・佐治紙漉場を訪ねて、第6 回ミニ研修旅行『一見!必見!ふすま紙の世界』の報告』                                              阿久津智広 会員 

 和紙文化研究会では、和紙の産地や関係の施設等へ研修旅行を年 1 回、ミニ研修 旅行を年数回行っております。今年度は、以下のとおり行いました。
 ●研修旅行   2017 年 1 月 22 日 ( 日 ) ~ 24 日 ( 火 )  
      「出雲安部榮四郎記念館、因州青谷・佐治紙漉場を訪ねて」
 ●ミニ研修旅行   2016 年 5 月 12 日 ( 木 )  
        「一見!必見!ふすま紙の世界」(菊池襖紙工場・埼玉県草加市)
 旅行に関しては毎回、機関誌『和紙文化研究』で報告を行っておりますが、紙面 に限りがありますので、今年度から月例会で報告することにいたしました。スラ イドを見ながら報告するとともに、いろいろな意見交換や議論の場になればと思 っております。なお、報告は阿久津が行いますが、旅行に参加された方々には適宜補足等を行っていただければ有難く思います。

【講師プロフィール】
1979年栃木県生まれ 日本・イタリアで書籍、版画、素描等の修復を学び、現在、国立公文書館の修復室に勤務。

1、島根県・安部栄四郎記念館安部榮四朗記念館1 JPG

島根県・青谷和紙工房青谷 1

3、埼玉県・菊池襖紙工場菊池襖紙 

小津和紙ご案内200