書籍情報

◆書籍情報 新刊情報

新刊情報

『水墨画入門』
2017年12月に「中世の絵画史について」として講演をいただきました島尾新先生の新刊。墨と、筆と、紙──この,シンプルな素材から生みだされてきた「モノクロームの世界」は,果てしなく豊かで、奥深く、そして愉しい、東アジア独自の筆墨文化に広く目くばりしながら,水墨画の歴史と思想,作品と技法を縦横無尽に読み解く、矢代幸雄の名著『水墨画』から五〇年,あらたな水墨画への道案内。
シリーズ:岩波新書(通し番号:新赤版1819)
著者:島尾 新
版元:岩波書店
発行:2019年12月20日
判型:新書判 228頁
価格:本体920円
目 次
第一章 水墨画とは何か
第二章 水墨の発見
第三章 水墨画の存在様式
第四章 イリュージョニズムの山水画
第五章 水墨画がやってくる
第六章 詩書画の世界
第七章 「胸中の丘壑」から「胸中が丘壑」-水墨表現のさまざま
https://www.iwanami.co.jp/book/b487928.html

 

 

『墨』262号 
平安古筆に使われた装飾料紙については、2017年6月の和紙文化パネル‐workⅣ「和紙に見る藍と紫、日本人の美意識」や、2018年10月福井県越前市で催された「大瀧神社1300年大祭記念 越前装飾料紙シンポジウム」で紹介されましたが、そのプロジェクトと工房が取り上げられました。
発行:2020年1・2月号
特集:かなと料紙
版元:芸術新聞社
判型:A4変形 256頁
価格:本体2,238円

目 次(部分)
日本文化と紙①
料紙 基礎知識 文/髙城弘一
麗しき王朝美 料紙で味わうかな古筆?文/髙城弘一
田中親美と料紙 文/関口研二
まつかげ帖?福田喜兵衛、古筆手鑑複製本の世界
拡大で見えてくる 料紙研究の“いま” 原料篇 文/野中直之
かなと料紙のハーモニー 講師/日比野 実
拡大で見えてくる?料紙研究の“いま” 加工技法篇 文/野中直之
桑田笹舟──美しき「間」を求めて 文/福井淳哉
美しい料紙を書き手に届ける その一 王朝の美を守り伝える 翠祥堂
よみがえる平安の美 装飾料紙復元への歩み 文/日野楠雄
越前 和紙の里を訪ねて 岩野平三郎製紙所・五十嵐製紙・やなせ和紙
手漉き和紙に書く 竹田晃堂
和紙と花 文/大久保有加
美しい料紙を書き手に届ける その二 伝統と革新を追って 平安堂
日本文化と紙②
http://www.gei-shin.co.jp/sumi/index.html

 

 

『和紙 Washi 和紙ってなに? What’s Washi?』 
「和紙」とは何か?をマンガや画像でわかりやすく解説。巻末には、全国の和紙産地や資料館・美術館も付いています。また、全編英語で対訳がついているので、英語圏の方々にも紹介ができます。
発行:2020年1月6日
編集:小津和紙編纂室
版元:朝日出版社
判型:A4 58頁
価格:本体900円

目次(部分)
第1章 和紙ってなに?
第2章 和紙ができるまで
第3章 和紙と暮らしの歴史
第4章 広がる和紙の世界
問合せ:https://www.ozuwashi.net/

新刊情報

『図説 神と紙の里の未来学』    杉村和彦・山崎茂雄・増田頼保 著

発 行:2019年4月
判 型:A5版
製 本:並製 168頁 オールカラー
出版社:晃洋書房
〒615-0026京都市右京区西院北矢掛町7番地 電話075-312-0788
本体価格:1,800円
目次・章立
第一章 変貌する越前和紙の世界の現在
第二章 越前和紙の世界性 アメリカとの対話
第三章 越前和紙の里 工芸観光の中を生きる困難と可能性
第四章 創造知の集積のかたち 神と紙の里の未来の構築のために
終章 神と紙の里の未来へ
内容
なぜ神宿る紙の里に世界が注目するのか。
神宿る神の里にも、新しい時代への胎動がある。本書は、Washiの世界性、観光をf軸に変貌する世界を描き出し、紙の里の未来を展望。

http://www.koyoshobo.co.jp/book/b453606.html

◆新刊情報

武田政子の博多演劇史 『芝居小屋から』
                          狩野啓子 会員関連
著者:武田政子…J…o†[−Ö„W.eca
編者:狩野啓子・岩井眞實
定価:本体2500円+税        
版元:海鳥社
発売:2018年6月20日
判型:四六判
装幀:上製・カバー
頁数:246ページ
海鳥社HP http://kaichosha-f.co.jp/
書籍P http://kaichosha-f.co.jp/books/literature-and-record/4771.html

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編者序文                             狩野啓子

 

 人との出会いによって、何かが展開することがある。武田政子さんとの出会いは、

私にとってそういう一例であった。戦後文学研究の一環として、占領政策下での博多の演劇について調べていた私を、武田さんに引き合わせてくれた人がいた。紹介

者は、産婦人科医の天児都さん。武田さんの福岡女学院時代の教え子である。

 武田さんへのインタビューの目的は、貴重なお話を伺えたことで十分達せられたのだが、武田さんの話はそれにとどまらず、どんどん時代をさかのぼり、明治の博多の芝居について、まるですぐそばで見ているような臨場感をもって、生き生きと繰り広げられた。その知識と話術に魅了された私は、もっとお話を聴きたくなった。

 武田さんが博多の芝居に詳しいのも不思議ではない。政子さんの父親は、大博劇場の経営にたずさわった武田米吉さん。祖父は武田与吉さん。明治時代からの博多の芝居に非常に縁の深い方だったのである。政子さんも小さい頃から、芝居小屋の空気を吸って育った。

 夕御飯がすんでから普段着のままで気軽に見物に行ったお芝居の楽しさを、武田さ

んは昨日のことのように語った。呉服町近辺は今のように早々と暗くはならなかったそうである。

 武田さんの芝居通いは、上京して、お茶の水の東京女子高等師範学校に在学中も続いたという。帰郷後は数年教壇に立った後、劇場運営を手伝ったが、昭和二十一(一九四六)年以降は福岡女学院に戻り、昭和四十七年の定年まで国語の教員として大勢の生徒を教えてこられた。

 退職後、大博劇場のことを調べておきたいという強い思いから、当時須崎にあった福岡県立図書館に通って新聞を読み、関連する記事をノートに書き写す作業を始めた。そのうち、大博劇場にとどまらず、明治以降の博多の芝居について、できるだけ正確に調べてみたいと考えるようになり、東京の国立劇場等にも通い、ノートは膨大なものになっていった。

 そのようないきさつをお聞きし、十冊を超えるノートと、「芝居小屋から」と題する文章の構想を拝見し、これは大変な仕事だと思った。とにかく何とか仕上げていただきたい。埋もれてしまうのはあまりにももったいない。江戸の名残をとどめながら、近代化のきざしも表れてくる明治時代の状況は、私自身がぜひ勉強したいところでもあった。近代は近世と切断されてはいないのだから。毎回わくわくしながら武田さんの話に耳を傾けることから、仕事が始まった。…後述略

◆書籍情報

和紙関連 この一冊
  
『和紙 風土・歴史・技法』

来年度の宍倉ゼミの参考資料です。現在まで進められている「和紙の歴史」をY軸(時間)とすれば、その後はX軸(空間)をテーマにし、全国の各和紙産地の紹介をされます。製紙と繊維分析のスペシャリストの眼に、各産地はどう映ったのか興味溢れるところです。どうぞお楽しみ下さい。

著者:柳橋 眞
定価:4,800円(当時)
発行日:昭和56年(1981)
版元:株式会社 講談社
装幀:上製 紙箱入
判型:B5

目次
序章
第一章   吉野紙・美栖紙・宇陀紙
第二章   石州半紙
第三章   土佐紙
第四章   出雲民芸紙
第五章   琉球紙
第六章   越前奉書・檀紙
第七章   杉原紙
第八章   阿波紙
第九章   加賀奉書
第十章   修善寺紙・駿河柚野紙
第十一章   越中紙
第十二章   美濃紙
第十三章   若狭紙
第十四章   因州紙
第十五章   甲州紙
第十六章   細川紙
第十七章   八女紙
第十八章   名塩紙
第十九章   近江鳥の子・加賀鳥の子
第二十章   内山紙
第二十一章 伊予紙
第二十二章 黒谷紙
第二十三章 白石紙・東山紙
第二十四章 越後紙
第二十五章 津山箔合紙
第二十六章 程村紙・西の内紙
第二十七章 蒲生紙
第二十八章 三河森下紙
第二十九章 川崎紙
第三十章  和紙の道具づくり
第三十一章 和紙の原料づくり

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◆書籍情報

新刊情報

地域資源を活かす 
生活工芸双書『楮・三椏』

発売:2018年5月29日
著者:田中求・宍倉佐敏・冨樫朗
定価:3,240円(税込)
ISBNコード:9784540171154
発行日:2018年5月
版元:農山漁村文化協会(農文協)
判型:B5
頁数:152ページ

章立
1章 植物としての特徴 学名・形状・分類・原産地と来歴・楮繊維の特徴  
2章 和紙 植物繊維利用 植物繊維と和紙 和紙の特徴 和紙と洋紙の違い 
3章 使われた原料からみた和紙の歴史 
4章 各地の和紙と植物繊維の利用 各地の和紙
5章 栽培 コウゾを栽培する
6章 紙を漉く 

関連HP http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54017115/

表紙楮・三椏