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月例会見学ご希望の方々へ

見学希望の方は、1月16日(水)まで「添付申し込み書」に必要事項を記入の上、事務局へ月例会担当の日野宛にFAX(03−5685−7780)でお申し込み下さい。見学詳細をこちらからご連絡いたします。なお、当日見学代として2,000円ご用意下さい。

また、見学者が多い場合はお断りすることもありますので、お早めにお申し込み下さい。

 

1月の月例会のお知らせ

日時:2013年1月19日(土)

会場:小津和紙6F(「小津和紙ご案内」参照)

13:30~14:30 原典購読『造紙説』 美濃図版部分

14:30~14:45 休憩

14:45~16:30 会員発表(下記)

16:30~17:00 事務連絡・片付け・退出

小津和紙ご案内<PDFファイルです>

会員発表

題名「復刻:観世紙縒りの長門編み」  谷野 裕子 会員

細川紙を用い、100年間途絶えていた長門編みの技法を文楽の胴掛け(三味線の胴にかぶせるもの)を通して復刻。その道のりと長門編みの研究を通して出会った素敵な小物達を紹介します。また、先人の技術の素晴らしさを色々な画像を用意してお伝えできればと考えています。



(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

 

一端途切れた伝統技術の復活は非常に困難である。谷野さんが精力を傾けるこの技法は、谷野さん自身が漉いた細川紙から紙縒り①を作り、色々な文様を入れて編み上げ②、漆で仕上げます。写真A・③の「胴掛け」は人間国宝の室瀬和美氏が漆を施したものです。15年程かかけ合計10個を制作して文楽の皆さん方に納品し終えたのが2〜3年前のことで、現在谷野さんの手元に残っているのは初期のものだそうです。



長門編みはかつて煙草入れやキセル入れ、馬上杯③や器等にも活かされていた技法です。なかなかおしゃれなもので、現在はその技法を絶やさぬために、印鑑入れなど普段使いのものに活用しています。

また一つ和紙の世界を発見。ご期待下さい。

FAX 申込書<PDFファイルです>

 

発表会員紹介        

  

谷野 裕子(Hiroko Tanino)  紙漉匠 埼玉県出身(ときがわ町在住)

埼玉県伝統工芸士

現在、埼玉伝統工芸会館和紙工房長、工房「手漉き和紙たにの」代表。

略歴と活動

平成4年頃から独学で紙に関わることの学習を始める

平成7年4月〜平成12年3月 小川和紙継承者育成事業研修生

平成9年7月〜 細川紙(国重要無形文化財)伝承者として細川紙技術者協会に所属

             この頃から「観世紙縒りの長門編み」復刻・伝承に取り組む

平成11年3月〜 「手漉き和紙たにの」工房開く

平成20年6月〜 埼玉伝統工芸会館和紙工房 現在和紙工房長

平成22年4月〜 埼玉県立大宮光陵高等学校書道科 非常勤講師

平成22年11月 埼玉県伝統工芸士認定

平成24年11月 彩の国優秀技能者賞授賞

その他の活動    

県内外での学校や博物館、生涯学習関係、いきがい大学等々での紙漉きの実践指導と座学