和紙文化研究会 > 和紙研お知らせ > 2015 > 3月 > 06

月例会見学ご希望の方々へ

見学希望の方は、3月18日(水)まで「添付申し込み書」に必要事項を記入の上、事務局へ月例会担当の日野宛にFAX(03-3759-7103)でお申し込み下さい。見学詳細こちらからご連絡いたしますので、必ずご連絡先を明記して下さい。もし明記がない場合は受付できません。なお、当日見学代として1,000円ご用意下さい。また、見学者が多い場合はお断りすることもありますので、お早めにお申し込み下さい。

FAX 申し込み書<Wordファイルです>

月例会  
日 時:3月21 日(土)13:30?17:00 
会 場:小津和紙本社ビル 6階会議室
 13:00~13:30 フリートーク
 13:30~13:45 事務連絡 
 13:45~14:25 日常の和紙7  和紙と『みんな』の絆作り
       ~和紙を身近に感じるために、もしくはファンを作るために~
 14:25~14:40 休憩 
 14:40~16:00 会員発表 
       「リーフキャスティング(漉き嵌め)による修復処置について」
 16:00~16:15 休憩 
 16:15~17:00 和紙文化in越前アンケート結果報告
         事務連絡・片付け・退出      

会員発表 

「リーフキャスティング(漉き嵌め)による修復処置について」 
                              阿久津智広 会員  PC・プロジェクター使用
リーフキャスティングは、新しい繊維を水の中に分散させて、虫喰いなどの欠損部分へ流し込み、新しい紙を形成させて直す修復方法です。
著しく虫損の被害を受けた資料を伝統的な修復方法(裏打ち、繕いなど)で直すことは、時間とコストを必要とします。そのような資料の修復を効率的に行うために、考え出された方法です。
今回の発表では、リーフキャスティングの歴史、原理、特徴(長所、短所)などを見ていくとともに、実際に直した資料を見ていただき、皆さんにリーフキャスティングがどのようなものかを知ってもらいたいと思っております。

【講師プロフィール】  阿久津智広(Tomohiro AKUTSU )
1979年栃木県生まれ 日本・イタリアで書籍、版画、素描等の修復を学び、現在、国立公文書館の修復室に勤務。

リーフキャスティング作業

リーフキャスティング作業



日常の和紙6

「和紙と『みんな』の絆作り
~和紙を身近に感じるために、もしくはファンを作るために~
                                 和紙造形作家 青木真奈美 会員
私は世田谷区の生涯学習で「和紙造形」という表現方法に出会いました。それは、染色した楮を絵の具に見立て、流し漉きの応用で作品を作るというものです。この遊びはいつしか私の家の中にまで入り込んでいました。「和紙造形」を続けるうちに、小川町へ訪れたり、和紙についての本を読んでみたり、お店で和紙の商品を手にとって見たりと興味が深くなっていきました。
和紙に対する知識も浅い自分ですが、「和紙造形」を通して楮に触れ、興味や愛着を持ちました。そして、「和紙のすばらしさ」を他人と共有できないかと考えるようになりました。
このように考えながら続けている活動について、今回はご報告すると共に、教えてくださった先生と一緒に、大人や子供たちと「和紙造形」で遊んだときのエピソードも交えながら、気軽に楽しむことができる「和紙造形」という表現方法についてご紹介していきたいと思います。そしてぜひ最後に、普段から和紙の将来や過去について考えている皆様に、ご意見なども頂戴できましたら幸いです。

 

和紙造形製作風景
和紙造形製作風景

 

作品展示
作品展示

 

子供たちの作品
子供たちの作品