2017年度和紙文化研究会月例会予定

2017年度会員発表予定表(エクセルデータ)
 ※2017/8月は休会ですので見学はできません。
※テーマは仮題です。担当がまだ決定していない場合もあります。なお、発表者・発表内容・スケジュールなど変更になる場合があります。各月のお知らせをご確認下さい。

◆和紙情報

要無形文化財の指定及び保持者の認定について答申
越前鳥の子紙(えちぜんとりのこし)が重要無形文化財に指定、
越前生漉鳥の子紙保存会(えちぜんきずきとりのこ ほぞんかい)が保持者の認定         

 文化審議会は,先月21日に開催した同審議会文化財分科会の審議・議決を経て,別紙のとおり(下記HP参照)重要無形文化財の指定及び保持者の認定等について文部科学大臣に答申しました。この結果,重要無形文化財の各個認定の指定件数は「越前鳥の子紙」を加え79件となり,保持者数は「越前生漉鳥の子紙保存会」を含め115名となります。
 来年、越前和紙(福井県)の神を祀る大瀧神社・岡太神社が1300年の節目を迎えますが、それを前にして正に朗報、と地元で盛り上がりをみせています。また、同時に和紙関係者全体でも話題に上がっていることと感じます。
 そして、この指定を受けて、福井県和紙工業協同組合の石川浩理事長と越前生漉鳥の子保存会の柳瀬晴夫会長を中心に、千三百年に培われた技術を「保持」すると共に、将来を見据えてその技術を活かすための活動を始めているようです。

文化庁HP 「重要無形文化財の指定及び保持者の認定等について」
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/2017072105.html

 

文化庁HP 別紙:関連14頁、33~36頁
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/2017072105_besshi.pdf

 

文化庁 報道発表
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/2017072105.pdf

 

文部科学省HP「重要無形文化財の指定並びに保持者及び保持団体の認定の基準」
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/k19541225001/k19541225001.html
参考資料:

1、「越前鳥の子の歴史」PDF

 

2、「越前生漉鳥の子紙保存会関係の一部活動を紹介」PDF

 

1~5 越前生漉鳥の子紙保存会の活動風景

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6 敦賀雁皮と試作加飾紙(和紙文化パネル会場)

6 加飾紙
7 試作加飾紙「打雲・飛雲・羅紋など」(和紙文化パネル会場)7 加飾紙
8 和紙文化パネル総合討議 最左が石川浩氏8 和紙文化パネル