5月2022

◆会員情報

会員情報

TV放映
NHKワールド Japanology Plus  Washi: Japanese Paper

                        阿久津智広 会員関連

『Japanology Plus』は日本文化をNHKワールドTVで海外向けに紹介する教養番組です。そのため、会話は英語でテロップも英語表記になります。日本国内ではNHK BS1で放送されています。
今回は全体を通して当会例会委員長の阿久津智広さんが、ピーター・バラカン(Peter Barakan)さんに受け応える形で「和紙」を紹介します。

放送予定:5月31日(火)4:30~5:00
TVチャンネル:NHK-BS1
海外放送:下記HPでアップ中

関連HP:
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/ondemand/video/2032262/
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/japanologyplus/

◆後援情報

後援情報

オンライン公開研究会と企画展示
第14回公開研究会 「膠玄と色」
                  膠文化研究会 Nikawa Labs 関連

公開研究会:6月4日(土)13:00 ~ 16:10
オンライン:Zoomウェビナーによる配信
参加希望:事前登録受付(5月6日(金)より開始)
定  員:400名
主  催:膠文化研究会
後  援:文化財保存修復学会・国宝修理装?師連盟・和紙文化研究会
参 加 費:3,500円(事前振込)
受付期間: 5月6日(金)~ 5月27日(金)
参加費払込期限: 5月30日(月)17時まで
参加申込み方法:下記URLよりご登録ください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_D9krtoFmRJeAo_6DZPOCkQ
◆ 事務局より、参加費お振込口座のご案内をご登録いただいたメールアドレスにお送りいたします。
◆参加費のお振込みを確認後、ウェビナー視聴URLをメールにて送付いたします。メールの送付に数日を要する場合がございます。
◆当日不参加の場合であっても、参加費の返却はいたしませんのでご了承ください。

【プログラム】
13:00 ~13:10 開会挨拶
13:10~13:50 「書の鑑賞と料紙」
講師:島谷弘幸〔独立行政法人国立文化財機構理事長
(兼)九州国立博物館長〕
13:50~14:30 「古梅園の歴史と伝統を守り続ける墨づくり」
講師:竹住 享 〔株式会社古梅園 取締役営業部長〕
14:30~14:50 墨の構造と機能について
講師:宇髙健太郎 〔美術家、東京文化財研究所客員研究員〕
14:50~15:00 休憩
15:00~15:30 展示解説 (竹住 享、宇髙 健太郎)
15:30~15:50 質疑応答
16:00~16:10 閉会挨拶
〈プログラムは変更となる場合があります。〉

企画展示 古梅園所蔵の古墨と書籍資料
期  間:6月5日(日)~6月9日(木)10:00 ~17:00
6日月曜は休館 ※入場は30分前まで
会  場:東京藝術大学大学美術館 陳列館1階
〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8 電話03(5777)8600
入  場:無料
アクセス:JR上野駅公園口、地下鉄千代田線根津駅より徒歩10分
京成線上野駅、地下鉄銀座線・日比谷線上野駅より徒歩15分

関連HP:
http://nikawalabs.com/index/
http://nikawalabs.main.jp/index/?page_id=1692

Zoomで配信 オンライン月例会 見学ご希望の方々へ 

Zoomで配信 オンライン月例会 見学ご希望の方々へ 

見学希望の方は、5月18日(水)まで、添付「オンライン例会見学申込み書」に必要事項を記入の上、entry@washiken.sakura.ne.jp(例会委員専用アドレス)にお申し込み下さい。見学詳細(配信URLなど)はこちらからご連絡いたしますので、必ずメール@を明記して下さい。もし、明記がない場合は、受付・配信はできません。なお、見学は5回まで可能です。1回あたり500円必要ですので、〒振替口座に事前にお振込みいただくことになります。

FAX 申し込み書<Wordファイルです

◆ 5月オンライン例会
日 時:5月21 日(土)13:30 ~16:00
配 信:Z00M(ズーム) 希望者にはURLを送信
13:30 ~ 14:30 宍倉ゼミ「植物繊維と紙の変遷 第6回」(下記参照)
14:40 ~ 15:40 連続3回シリーズ「宮内庁書陵部の保存・修補について」第二回(下記参照)
15:45 ? 16:00 第33回定期総会
16:10     退出

*13:00からZoomの会議室への接続ができます。
*また、時間が多少前後する場合がございます。予めご了承下さい。

 

〔宍倉ゼミ〕『植物繊維と紙の変遷 第6 回「木材パルプの種類と性質」』
                            DMS使用予定
                           宍倉佐敏 会員

 木材繊維の紙が発見されて250 年にも達していない、本材パルプが機械で連続抄紙して造られたのは150 年程前であるが、現在世界の紙の95% 以上が木材繊維で生産されているその発展は驚異的である。
今後も紙の主原料である傾向は継続すると思われるので、木材パルプの種類と性質を知っておくことは意義あると思う。
木材パルプの原料となる樹木には針葉樹材と広葉樹材があり、これらの特徴として針葉樹は三椏に近い長さが有り活用法に依つては和紙にも使える、広葉樹は細く短い繊維なので竹繊維などに類似している、毛筆書画用紙に向いていると思うが、その種類に依っては手漉き紙には無理な繊維もある。
木材を紙にするには当然単繊維化する必要があり、その製法には物理的又は機械的製法と化学的製法が有り、化学的製法の中に木材チツプを酸性薬品で蒸煮するサルファイト法とアルカリ薬品で蒸煮するクラフト法がある。同一樹種でもこれらの製法の違いにより性質は大きく異なり、木材パルプは和紙原料である椿や三椏に比べ大変複雑であるが、身近に在る色々の紙類の原料や、その製法を知ることは紙を勉強する為には重要と考える。

連続3回シリーズ「和紙宮内庁書陵部の保存・修補について」第二回
                  吉野敏武・櫛笥節男・三浦修子 会員

このシリーズでは、宮内庁書陵部及び蔵書史料の閲覧・出納業務や、書庫内での保存管理と閲覧停止本の調査などのほか、修補係の史料修補の道具や修補方法を説明することにしています。
和紙研には書稜部関係者が3名おり、各業務を担当していた者がそれぞれお話しすることにします。
出納係という資料の管理部分は、元出納係書庫担当の櫛笥節男氏にご説明をいただき、修補係という修補部分に関しては元修補師長の吉野敏武が話した上で、現在修補係員で修補をしている三浦修子氏が簡単な虫損直し方法をお見せすることなど、3回に分けて紹介します。
第2回目の今回は、書陵部の保存利用業務を中心に紹介予定です。

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出 版
『和紙だより 集冊』発刊のお知らせ
                   福井県和紙工業協同組合 会員関連

2004~2021年までの18年間にわたり発行された全65号(A4判4頁)を数える「和紙だより」が集冊となりました。
紙関係の定期出版物で長く続いているのは、「百万塔」〈(公財)紙の博物館〉、「和紙の里」〈越前和紙を愛する会〉、「和紙文化研究」〈当会〉、そして「和紙だより」でした。昨年、惜しまれて終刊となりましたが、越前和紙関係のみならず、他の産地・研究者・使い手・流通など、和紙の関わる様々な分野を対象とした紙面構成は特筆すべきことでした。そのことからも、これが記念として残す目的でまとめられたことは意義のあることと思います。
また、「あとがき」に「春夏秋冬の季節感ある色和紙に縦組みで印刷された各号は、「和紙だより」に相応しい体裁を備えていました」とあります。和紙で季節感を表す、なんといい響きでしょう。特にマスクと出会いの少ない現在には、ほっとさせられます。(日野)

名 称:和紙だより
発行所:福井県和紙工業協同組合(理事長 五十嵐康三)
編集所:Office YOMOSA
編集長:右衛門佐美佐子(よもさ みさこ)
デザイン:田中裕子
部数:2,000部

全国の和紙組合、和紙関連問屋さん、和紙研究者、ショップ、紙漉場を始め、インテリアデザイナー、建築家、アーティスト、プロデューサー、福井県内のデザイン関係団体、海外の和紙ファンなどに無料配布してきました。扱う内容は、和紙に関わる人へのインタビュー記事、和紙関連研究会やシンポジウムレポート、学術情報、漉き場紹介、ショップ紹介、全国産地の新しい取組、マーケティング情報、座談会、など、小さな情報誌(A4 4P)ながら硬軟取り混ぜた丁寧な記事づくりでご好評をいただきました。
コロナ禍の逆境の中、また不安定な世相ではありますが、取材でご縁のあった和紙職人や和紙関連の方々、研究者やアーティストの皆様と、素晴らしい和紙の伝統を引き継ぎ、未来に繋げ、伝統産業の新たなフェーズを模索して参りたいと考えております。
皆様には、長年に渡る御愛読、御協力、御支援をありがとうございました。
2022年3月吉日
(以上、五十嵐理事長と右衛門佐編集長の集冊発刊の挨拶より抜粋)

〈集冊版〉
判 型:A4版
装 丁:並製・無線綴(表紙は和紙)・モノクロ
頁 数:272頁
発行日:2022年2月28日

特別頒布について
頒 布:希望者には頒布できますが、限定出版につき部数に限りがあります。
申込先:福井県和紙工業協同組合(問合せもこちらへ)
〒915-0232福井県越前市新在家8-44 パピルス館内
電話:0778-43-0875  メール:info@washi.jp
特別価格:2000円(送料込)
振込先:郵便振替00770-2-3635(発送の際、振込用紙を同封致します)

関連HP:https://washidayori.jimdofree.com/

 

1表紙

2 表紙 

3 もくじ
4 2008年夏号 漉き場探訪 九代 岩野市兵衛さん


5 2017年冬号 越前和紙への提言 増田勝彦さん

◆会員情報

展覧会

第31回中野区伝統工芸展  伝統工芸の実演と即売会
                      田中正武 会員関連

期  日:2022年6月10日(金)~12日(日) 10:00~17:00
会  場:なかのZERO西館1・2階
美術ギャラリー1・2階 学習室A・B 学習室1
164-0001中野区中野2-9-7 03(5340)5000(代)
特別参加:なかの里・まち連携 群馬県みなかみ町「たくみの里」より
主  催:中野区伝統工芸保存会
協  賛:中野区
後  援:中野区教育委員会
問合せ:03(3372)5975 成澤まで
アクセス:JR中野駅南口下車徒歩8分
関連Web https://twitter.com/nakano_kougei
https://www.nihon-kankou.or.jp/tokyo/detail/13114ba2212097031

 

 

第65回表装・内装 作品展 The 65th Scroll mounting(Hyougu)Exhibition
 掛軸 Hanging scroll
 額・衝立 Japanese picture frame,Screen
 屏風・襖 Folding screens,Sliding screen
 内装作品 Interior panel

期  日:2022年6月15日(水)~21日(火) 9:30~17:30
休館日20日(月) 21日9:30?14:00 入場13:30まで
会  場:東京都美術館1階第1展示室
100-0007東京都台東区上野公園8-36  03(3823)6921(代)
入  場:無料
主  催:一般社団法人東京都表具経師内装文化協会
協  賛:東京都内装材料協同組合・東京都伝統工芸士会
後  援:東京都・読売新聞社・東京都職業能力開発協会・全国表具経師内装
組合連合会
アクセス:JR・京成・地下鉄ともに 上野駅より徒歩10分

関連Web http://www.tokyo-hyougu.jp/index.html