◆和紙情報

展覧会 
「新春特別展 書の紙」

会 場:成田山書道美術館
〒286-0023 千葉県成田市成田640
会 期:2023年1月1日(月)~2月18日(日)9:00~ 16:00
最終入館は15:30 正月1~3日は8:30? 16:30
休館日:1月9日・15日・22日・29日・2月5日・13日
入館料:大人500(350)円 高・大学生300(200)円 中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
問合せ:成田山書道美術館 電話0476(24)0774

交 通:JR・京成成田駅下車 徒歩25分
概 要:
「漉く・染める・引く・摺る・撒く・散らす・描く・継ぐ・磨く・打つ」これらはすべて紙を加工するときに使われる言葉です。これらの多様な言葉が象徴するように、一枚の紙には様々な技法が込められています。本展は書を書くための紙の加工に焦点をあてた展覧会です。
紙を染料に浸けたり刷毛で引いたり、漉く段階で着色したりする染紙、版木を用いて文様を摺り出す唐紙、箔を撒いたり継ぎ合わせたり下絵を描いたりする様々な装飾、さらに滲みを止め、紙を平滑にする打紙などのように、紙の加工方法は多種多様です。どれも紙を美しく、文字を書きやすくするための加工で、多くはこれらの技法を複合的に用いています。
本展では、無地の紙から装飾を凝らした平安古筆や天平の古写経まで、多様な「書の紙」に注目してその様態を垣間見るものです。なかでも宮田三郎の唐紙制作、大柳久栄の染紙や打紙の加工に注目し、その技法にもクローズアップして紙作りの一部を詳しく紹介します。「書の紙」がどのように作られ、どのように表現と関係しているのか、確認しながらご覧いただきたいと思います。(成田山美術館開催要項より)

関連事業

唐紙体験
日 時:2月11日(日・祝)10:00~15:00
会 場:成田山書道美術館2階イベントホール
参加費:500円
申込み:不要。小学生以下は保護者同伴。

関連Web:
https://www.naritashodo.jp/
https://www.naritashodo.jp/?p=9682

1「伝慈覚大師筆 色紙金光明最勝王経」〈手鑑『穂高』内〉(奈良時代)
2「雲紙法華経薬草喩品第五残巻」一巻(平安時代) 
3「西谷卯木筆 山家集抄」一冊 〈料紙 宮田三郎作〉
4 パンフ 表
5 パンフ 裏