◆研修会
第9回 ミニ研修会のお知らせ
企画展「あの人、こんな字!―歴史上の人物たち―【中国編】」〈第4期〉
日 時:2017 年12 月2 日( 土) 1 3:3 0 より
会 場:台東区立 書道博物館 (要入場料)
東京都台東区根岸2-10 – 4 TEL 03 -3872 – 2645
展示:【重文】「三国志呉志第二十残巻」など〔研究員の部分解説予定〕
書道博物館は、洋画家であり書家としても有名であった中村不折(1866-1943) が蒐集した、中国及び日本の書道史研究上重要なコレクションを収める専門博物館です。殷代の甲骨文や青銅器から、璽印、仏像、文房具、碑拓法帖、経巻文書、文人法書など、重要文化財12 点、重要美術品5 点を含む、時代を鳥瞰できる東洋美術史上貴重な文化財がそろっています。そしてこれらのすべてを不折自身の絵画や書作品の潤筆料から捻出し、博物館として開設した偉業は日中書道史上においても例をみない驚くべきことです。
ここでは、碑拓法帖、経巻文書、文人法書等の類を、テーマに基づいた年4 回の企画展・特別展で紹介しており、今回は「あの人、こんな字!―歴史上の人物たち― 【中国編】」となっており、研修日は第4期です。
歴史上の人物が「どんな文字を書いたか」ということは、多くの場合「どんな紙に書いたか」と置き換えられることができます。秦漢など古い時代は拓本で見ることになりますが、それもどんな紙が使われているのでしょう。書道文化は紙がなければ成立しないものですので、紙から思いをめぐらしても面白いと思います。
集合場所 : J R 鶯谷駅北口改札口
集合日時 12 月2 日 13:00
申込・担当 小井川元慈 044-788 -7261 申込:11月18日(土)まで
関連HP
http://www.taitocity.net/zaidan/shodou/
http://www.taitocity.net/zaidan/shodou/oshirase/news/1130/
2017年11月8日 | トピック:研修旅行