◆会員情報
展覧会
「踊る古代文字」 日野楠雄(子雲) 会員関連
会 期:2019年4月19日(金)~6月3日(月)
9:30~17:00(入館は16:30)毎週火曜日休館(4月30日は開館)
会 場:紙の文化博物館(越前和紙の里)
〒915-0232 福井県越前市新在家町11ー12 紙の文化博物館
主 催:越前市
入館料:大人300円、団体(15人以上)200円、高校生以下無料、障がい者手
帳等をお持ちの方は150円 ※卯立の工芸館との共通料金。
概 要:
「これは絵なの? 字なの?!」
古代中国で使われていた漢字に取り組んでいる書作家、日野子雲氏の作品は、動きがあって踊っているよう。古代文字には現在の漢字とは異なる形や意味があり、じっと見るにつれ「なるほど」と納得したり、「へ~」と不思議な感覚になったり。その形は、どこかとぼけてユーモラスなものが多いのです。
また福井は、漢字研究の大家故白川静博士の出身地です。日野氏は、博士が漢字の成り立ちを研究して打ち立てた「白川文字学」を長年にわたり学んでいます。さらに、氏は筆・墨・硯・紙という「文房四宝」にも通じ、これらを駆使して繊細な墨色によるにじみやかすれの表現を追求しています。
白川文字学に心を寄せる書作家、日野子雲氏の越前和紙を使った作品展は、紙の文化博物館にまことにふさわしい企画と言えるでしょう。古典に軸足を置きながら、どこまでも自由で軽快な文字表現の世界をお楽しみ下さい。
関連行事
講演会
「古代文字に見える漢字の魅力とおもしろさ」
講 師:日野子雲氏
日 時: 4月29日(月・祝) 13:30~15:00
会 場:紙の文化博物館別館
※ 申し込み不要、参加費無料
ワークショップ
「古代文字の不思議を越前和紙に書いてみる」
講 師:日野子雲氏
日 時:おとな編 4月27日(土) 13:30~15:30
こども編 4月28日(日) 13:30~15:30
〈絵を描く気分で、毛筆と墨の濃淡を使って越前和紙に色々な表現をします〉
「古代文字を書いて色紙に漉き込もう!」
講 師:小谷寛幸氏(〔一財〕毎日書道会会員)
日 時:5月18日(土) 13:30~15:30
〈古代文字と初夏らしい色やもようを一枚の和紙に漉いてみます〉
「古代文字を書いて宝箱を作ろう!」
講 師:小谷寛幸氏
日 時: 5月19日(日) 13:30~15:30
〈古代文字とカラフルな越前和紙で、自分だけの宝箱をデザインします〉
会 場:卯立の工芸館(越前市新在家町9?21?2)
参加費: 1,000円(材料代)
定 員: 20名(先着順)
※小学生以下のご参加は保護者の同伴をお願いします。
申込み:メールで紙の文化博物館まで。
Mail:museum@echizenwashi.jp
※当日必要な持ち物等は返信メールでお知らせいたします。
インスタレーション 「ゆれる古代文字」
紙の文化博物館別館(本館の奥、木造の建物)には、ユーモラスな古代文字達がゆらゆら・・・。宇宙人のような「泉」や、毛虫のような「虹」がモビールになってゆれています。
展示 白川文字学紹介 白川静博士が見た風景
福井県生涯学習文化財課のご協力を得て、中国古代の漢字研究に生涯を捧げた、白川静博士とその文字学の世界をご紹介します。
生活提案コーナー「展示 紙と文具」
特別展「踊る古代文字」に合わせ、越前和紙と、書くための道具を展示。いま人気の便箋や封筒などもセレクトし、ご紹介します。
問合せ:電話0778-42-0016(紙の文化博物館)
関連HP:
2019年4月10日 | トピック:会員情報