和紙情報

◆会員情報

展覧会
ESTUARY ARTS CENTERE「Fukuoka Day・福岡デイ ギャラリー展 」
                         青木真奈美 会員関係
会 期:2016年9月24日(土)~25日(日)10:00~16:00
会 場:PO Box 480 214B Hibiscus Coast Highway,Orewa New Zealand
電 話:09 4265570
http://www.estuaryarts.org/
お問い合わせ先:aklart2016@gmail.com
※Orewaというビーチのあるリゾート地のギャラリーです

 9/3(土)にニュージーランドで開催した、福岡市とオークランド市の姉妹都市提携30周年を記念したイベントFukuoka Dayに参加した日本人アーティスト作品のギャラリー展示です。
 今回、和紙造形作家 青木会員が、流し漉きの手法で作成した造形作品(和紙)で参加します。
・何点かの作品の販売も行います。

青木2写真

◆和紙情報

「森を漉く」ワークショップ       
日 程:2016年9月22日 (木・祝) 10時?16時
集 合:西会津国際芸術村
会 場: 西会津町奥川地区 寺清水広場(塩集落周辺)
参加費:無料
定 員: 10名
お問い合わせ: 0241-47-3200 西会津国際芸術村 担当:楢崎
morinohakobune.nishiaizu@gmail.com
www.morinohakobune.jp/
※ ぬれても良い服でお越しください!

☆スケジュール
10:00 西会津国際芸術村集合、広場に移動
10:15~ 体験説明、加工方法の実演説明動
10:45~ 森の中を散策、材料探し
11:20~ 材料加工
12:00~ 昼食休憩(各自でご用意ください)
13:00~ 紙漉き開始
14:30~ 休憩、圧搾
15:00~ 紙干し 
16:00~ 現地または芸術村で解散

<主催>
福島県|森のはこ舟アートプロジェクト実行委員会
実行委員会事務局:NPOふくしまアートネットワーク
<共催>東京都/アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団) <協賛>日本たばこ産業株式会社 <協力>心の復興推進コンソーシアム
<助成>文化庁

パンフ

◆和紙情報

新刊紹介『奉書紙の判元・商人史―内田吉左衛門』 

部 数:限定300 部    

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著 者:河野徳吉   
編 集:越前和紙を愛する会           
発 行:紙の文化博物館
装 丁:A4 判・並製・70 頁
発行日:2016 年4月発行  
価 格:1,500 円(税込)   

 

 

 

 

中世の紙の主要な消費層は公家・僧侶と武家でしたが、近世には町人層が加わり、紙の需要は著しく増大し、重要な商品となります。
越前五箇では、三田村家・河内家など御紙屋として格式の高い奉書・鳥の子の
「御用紙」が主流だったのが、江戸中期元禄の頃になると、紙の流通が格段に拡大し、御用紙の「誂物」に並んで、一般の「商物」の紙の種類・量もいよいよ増加し、国内・他国販売仲買の勢力は強大な地歩を築きます。中でも有力だったのは内田吉左衛門、野辺小左衛門で、商業紙本的活動は酒造・布類取引等、諸方面にわたり、圧倒的な地位を占めていました。
本書は河野徳吉先生が集録された内田家文書、および三田村家・河野家文書などを検証し、三都(江戸・京都・大阪)を舞台に総合商社活動を展開し、福井城下の両替商・回船問屋と並ぶ豊かな財力で福井藩の懐を賄った奉書判元・仲買人の内田吉左衛門の栄枯盛衰を小冊子にまとめたものです。
(越前和紙を愛する会・紙の文化博物館の案内より)
ご購入について
ご遠方の方々には郵送にも対応しております。詳細は下記までお問合せ下さい。
紙の文化博物館(現在工事中につき、仮事務所はパピルス館2F)
 〒915-0232 福井県越前市新在家町8-44  電話0778(42)0 016

◆和紙情報

「いの町紙の博物館 ワークショップ」  

高知県いの町の紙の博物館では、夏の間玄関ホールにてワークショップを開設しています。
折り紙ワークショップ
日 時:8月6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日)、21日(日)、27日(土)、28日(日) 10:00~16:00
内 容:うちわ、モビール、金魚、紙のブレスレット
体験料:200円
マーブリング・缶バッジ
日 時:8月11日(木)、12日(金)、13日(土)、14日(日)
体験料:マーブリング/ 100円、缶バッジ/ 200円

会 場:いの町紙の博物館 〒781-2103高知県吾川郡いの町幸町110-1
    TEL.088-893-0886 FAX.088-893-0887
http://kamihaku.com/
http://kamihaku.com/news
 

 

◆和紙関連の新刊書籍紹介

『越前市史』資料編8「近代の越前和紙」越前 表紙画像
編集・発刊 越前市
平成28年3月20日
2,000円(税込)
A5判・並製・236頁(口絵カラー4頁)

 

 

近代越前和紙の貴重資料掲載
 越前和紙の産地である福井県越前市の五箇地区。ここでは鳥の子や奉書紙のほか、江戸時代には福井藩などの藩札も漉いていました。その高い技術は、明治初期に「太政官金札」即ち、全国初の全国通用紙幣の紙を漉くことにつながります。この後、新しい技術や機械漉きの導入などによる近代化が行なわれ、越前和紙は飛躍的に発展していきます。
 幕末から明治にかけての激動の時代を乗り越え発展してきた越前和紙。この地区に残る明治期以降の和紙関係文書を中心に資料編にまとめました。

もくじ
序               越前市長 奈良俊幸
解説「近代までの越前和紙の歴史」小林博之
一 太政官金札紙関係 81頁
  慶応4年(1868)の「金札漉立開始ニ付書付」から明治6年(1873)の「岡    
  蒸車切符ニ付上申書」まで67通の金札関連の書付などを掲載。
二 近代製紙の先駆者 22頁
  真柄武十郎経歴書・加藤覚太郎経歴書・岡本製紙業沿革・高野氏家乗抄を
  掲載
三 和紙全般と和紙組合 42頁
  五箇製紙沿革及工場製紙・越前製紙案内・印刷局貸下ロール代出金人名帳・  
  製紙振興論・越前製紙会社創立会議録・組合設立許可及登記申請控を掲載
四 和紙の販売 22頁
  第一回内国勧業博覧会出品願い・紙需要減少ニ付嘆願書など6種掲載
五 労働と福祉 8頁
  越前製紙工場年間作業時間表など4種掲載
参考資料
1 越前紙漉図説
2 今立郡製紙産額調査表

口絵カラー
1 御用札
2 太政官札
3 和紙道具
4 金札漉立方ニ付紙屋共請書
5 民部省札(五番用紙)下命数及規格書
6 金札紙試漉立ニ付達
7 三番漉立中止ニ付金借用願
8 ウィーン万国博覧会「佳作」
9 パリ万国博覧会「佳作」
10 シカゴ万国博覧会「優等賞」
11 越前國奉書紙製之図
12 手漉工場
13 ビータ及晒場

ご購入について
部数に限りがありますのでお早めにお求め下さい。
遠方からの購入も可能です。購入希望の方は、事前に下記越前市文化課にお電話で、郵送希望であることをお伝えください。1冊ご購入の場合、2000 円+ 送料(レターパック代360 円)⇒ 合計2,360 円を越前市文化課宛てに現金書留でお送りください。
特に、複数冊のご購入の方は、送料金額についてご確認下さい。

越前市文化課(武生公会堂記念館1階)
 〒915-0074 福井県越前市蓬莱町8?8 電話 0778(22)7459 FAX 0778(22)3795
受付時間:月曜から金曜の8:30から17:15まで ※祝日を除くE-mail:satou-tm@city.echizen.lg.jp