◆美術館へ GO !
「館蔵 文房具の至宝展-机上の小宇宙」
会 場:公益財団法人 五島美術館(〒158-8510 東京都世田谷区上野毛3-9-25)
日 時:6月23日(土)~7月29日(日)
休館日:毎月曜日(7月16日は開館)、7月17日[火]
午前10時―午後5時(但し、入館は午後4時30分まで)
入館料=一般1000円/高・大学生700円/中学生以下無料
概要
現代書の巨匠・宇野雪村氏(1912~95)旧蔵のコレクションより、筆や墨、硯、紙、石印材など日本・中国の文房具約100点を展観(会期中一部展示替あり)。いにしえの文人達が机上で愛でた、小さいながらも存在感と雅趣溢れる世界を紹介します。特に「蠟箋 乾隆年仿澄心堂紙」〈清時代・18世紀〉など貴重な紙資料も注目です。
交 通:東急大井町線(各駅停車)「上野毛駅」(かみのげ)下車徒歩5分
関連HP:https://www.gotoh-museum.or.jp/
問合せ先 TEL ハローダイヤル 03-5777-8600
鼎 談
題 名:「宇野雪村を語る」
登壇者:宇野公容氏(書芸文化院常務理事)・赤池艸硲氏(奎星会常任理事)・名児耶 明(五島美術館副館長)
日 時:7月1日[日]午後2時より(開場・受付は午後1時)
会 場:五島美術館別館講堂
参 加:先着順(100名)当日入館者聴講無料(人数により入場を制限する場合あり)午後1時より聴講整理券を発行。
ギャラリートーク
①6月28日(木)「宇野雪村の前衛書」 担当:名児耶 明(五島美術館副館長)
②③7月6日(金)・7月18日(水)「文房具の見かた」担当:尾川明穂(五島美術館学芸員)
会場:五島美術館別館講堂 各日午後2時―3時頃(開場・受付は午後1時30分)先着順(100名)当日入館者聴講無料
他に、こども美術講座として「墨とすずりの小宇宙」7月22日(日)、「色んな筆、楽しい筆」7月29日(日)あり。
主な展示品(一部展示替えあり)
「蠟箋 乾隆年仿澄心堂紙」〈清時代・18世紀〉
「北平牋譜」〈民国23年(1934)〉
「黄庭経 心太平本」[原跡]〈東晋時代・4世紀〉
「群玉堂帖」〈宋時代・12~13世紀〉
「方氏墨譜」〈明時代・16世紀〉
「程氏墨苑」〈明時代・16世紀〉
「藤代墨」〈江戸時代・18世紀〉
「端渓蟠龍刻宋硯」〈清時代・17~18世紀〉
「乾隆描龍紅絹」〈清時代・18世紀〉 他
1 端渓緑石 蘭亭硯〈明時代・15~16世紀 縦29.5×横17.8×高7.7cm〉
2 経之墨 汪中山作〈明時代・16世紀 径11.0×厚1.8cm 重173.3g〉
3 印材 田黄林鹿原銘〈清時代・17世紀 高6.8×長10.9cm 重510g〉
4 花文七宝筆管銅製七宝〈清時代・18世紀 総長25.7cm径3.24cm〉
2018年6月16日 | トピック:美術館へ GO!