和紙文化講演会

和紙文化研究会特別ミニ研修会 

「ヴェルサイユ条約本文料紙と同種の紙?を見学」 
ー増田勝彦副会長の特別解説ありー

期 日:2019年6月23日(日)
集 合:現地 豊島区立 鈴木信太郎記念館(東京都豊島区東池袋5-52-3)
入 館:無料
開館時間…午前9時~午後4時30分

1919年(大正8年)ヴェルサイユ条約用紙に採用された越前手漉き鳥の子と同種のものと
越前に伝えられている和紙が使われている?書籍(マラルメ「半獣神の午後」1933年(昭和8年9月)江川書房刊復刻版)が、現在、記念館常設展示の一画で特別展示されている。
これは1934年3月、海を越え週刊新聞「コメデイヤ」にその出来映えの美しさを賞賛する記事が掲載された。

問合せ:℡03-5950-1737
関連HP
https://www.city.toshima.lg.jp/129/bunka/bunka/shiryokan/suzuki/suzuki.html

最寄駅 JR山手線大塚駅 南口より徒歩約8分
地下鉄丸ノ内線新大塚駅より徒歩約3分

【和紙関連企画】

平安古筆に使われた装飾料紙を復元
歴史的事業「越前装飾和シンポジウム」「特別展覧会」開催

①HPうちくも
「復元紙 うちくも」

 

① 岡太神社・大瀧神社1300年大祭記念 越前装飾料紙シンポジウム
テ ー マ:「千年の時空を超えた装飾料紙、今、越前に甦る」
開催日時:10月28日(日) 13:30~17:30
会 場: あいパーク今立 ホール
内  容:

第1部 基調講演
「かな書道と平安の装飾料紙」 名児耶 明氏(五島美術館副館長)
「現代に甦る四種の料紙とかな表現」高木厚人氏(大東文化大学教授)
「平安装飾料紙と色の世界」吉岡幸雄氏(染司よしおか 5代当主)
「装飾料紙復元の試みについて」
五十嵐 康三氏(福井県和紙工業協同組合 副理事長)

 

第2部 パネルディスカッション
名児耶 明・高木厚人・吉岡幸雄・五十嵐 康三(司会)佐藤登美子

第3部 越前生漉鳥の子紙保存会活動報告 保存会会長 柳瀬晴夫

共  催  越前市、福井県和紙工業協同組合、和紙文化研究会
後  援  福井県教育委員会 越前市教育委員会 全国手すき和紙連合会 公益法人日本書作家協会 社団法人全日本書道連盟 公益財団法人全国書美術振興会 全国表具経師内装組合連合会 文化財保存修復学会 日本・紙アカデミー 福井県書作家協会 福井県表具組合連合会 福井新聞社 FBC福井放送 福井テレビ FM福井 月刊URALA 丹南ケーブルテレビ

② 特別展覧会
題  名 :「現代かな作家と装飾料紙」―越前によみがえる平安の美 
監  修 :名児耶 明(五島美術館副館長)
展示内容:
書や女流文学の世界で憧れて止まない平安王朝文化の美意識や自然観が作り出す装飾模様は、打雲・飛雲は変容し、羅紋・藍紙は数百年途絶えていました。それらを現代の越前の紙漉き技術と情熱で復元し、そこに日本を代表する5名のかな書作家によって生命が吹き込まれ様々な美が完成します。復元料紙と現代の“かなの美”が織りなす、江戸や明治時代の人も見ることができなかった、まさに時空を超えた歴史的で文化的な空間をご覧いただける機会となります。

揮毫作家:黒田賢一 Kenichi KURODA
高木厚人 Atsuhito TAKAGI
土橋靖子 Yasuko TUCHIHASHI
横山煌平 Kouhei YOKOYAMA
渡辺墨仙 Bokusen WATANABE
会  期 :平成30年10月19日(金)~11月26日(月)
会  場 :紙の文化博物館(福井県越前市新在家町11-12)
℡0778-42-0016 http://www.echizenwashi.jp
主  催:越前市
共  催:文化庁 越前装飾料紙シンポジウム実行委員会 福井県和紙工業協
同組合
後  援:福井県教育委員会 越前市教育委員会 和紙文化研究会 全国手すき和紙連合会 公益法人日本書作家協会 社団法人全日本書道連盟 公益財団法人全国書美術振興会 全国表具経師内装組合連合会 文化財保存修復学会 日本・紙アカデミー 福井県書作家協会 福井県表具組合連合会 福井新聞社 FBC福井放送 福井テレビ FM福井 月刊URALA、丹南ケーブルテレビ
開館時間:午前9:30~午後5:00(入館は4:30分まで)

②HPいろ紙
「復元紙  いろ紙」

 

 

③関連展覧会

題  名:「紙漉き職人達の挑戦」―越前によみがえる平安の美
会  場:卯立の工芸館(越前市新在家町9-21-2)
会  期:平成30年10月19日(金)?11月26日(月)
展示内容:平安時代の装飾料紙(複製品)、今回復元した装飾料紙の展示、及び
その製作工程をご紹介いたします。
主  催:文化庁
共  催:越前装飾料紙シンポジウム実行委員会 越前市 福井県和紙工業共同
組合
後  援:福井県教育委員会 越前市教育委員会 和紙文化研究会 全国手すき和紙連合会 公益法人日本書作家協会 社団法人全日本書道連盟 公益財団法人全国書美術振興会 全国表具経師内装組合連合会 文化財保存修復学会 日本・紙アカデミー 福井県書作家協会 福井県表具組合連合会 福井新聞社 FBC福井放送 福井テレビ FM福井 月刊URALA、丹南ケーブルテレビ

④ 越前和紙産地見学会
開催日時:平成30年10月29日(月)  9:30~12:00
※和紙工場見学は各工場の作業の関係上、午前中のみ
参 加 料:1,000円(見学資料、和紙の文化博物館・卯立の工芸館入場料)

⑤ 越前装飾料紙シンポジウム交流会
開催日時:平成30年10月28日(日) 18:30~
会  場: あいパーク今立 ホール
参 加 費: 4,000円(当日申し込み可)

①~⑤の参加について

申込方法
シンポジウム・交流会・産地見学会は事前受付制とさせていただきます。
参加費の事前払込みが必要ですので、同封の「シンポジウム・交流会・産地見学 参加申込書」に必要事項をご記入の上、FAXまたは郵送(現金書留の場合は参加申込書を同封)のいずれかにて、下記までお申し込み下さい。
〔福井県和紙工業協同組合〕
〒915-0232 福井県越前市新在家町8-44パピルス館内
TEL:0778-43-0875
FAX:0778-43-1142 E-mail:info@washi.jp

シンポジウム参加申込書(エクセル)

参加費用 
1)越前装飾和紙シンポジュウム(要旨集代)・・・・・・・・1,000円
2)交流会   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4,000円
3)産地見学会(見学資料・卯立の工芸館・和紙の文化博物館入館料)1,000円

支払方法
参加費は下記指定口座にお支払い下さい。振り込み手数料は各自ご負担願います。受付後、「参加証」を送付致します。なお、お申し込みが集中した場合は、送付が遅れることがあります。また、特にお申し出がない限り、参加賞をもって領収書に代えさせていただきます

1)〒口座振替
口座名義:福井県和紙工業協同組合
記号番号 13370-08981341

2)現金書留
〒915-0232 福井県越前市新在家町8-44パピルス館内 福井県和紙工業協同
組合 越前装飾和紙シンポジウム実行委員会
※ 現金書留の場合は参加申込書も同封願います。

宿泊先
添付の「宿泊申込書」に必要事項をご記入の上、直接、福鉄旅行社へお申し込み下さい。予約確定後、福鉄旅行社より請求書を送付させていただきますので、お振り込みをお願い申し上げます。
お申し込み後、宿泊の予約の取消しは、別紙の通り取消し料が必要となります。ご留意願います。

シンポジウム宿泊申込書(エクセル)

③HPらもん紙

「復元紙 らもん」

◆会員情報

特別公開 〈東京都指定有形文化財〉
祐天寺【旧崇源院霊屋宮殿】           田中正武 会員関連
日 時:10月13日(金)・14(土) 10:00~16:00
会 場:明顕山 祐天寺 本堂 〒153-0061 東京都目黒区中目黒5-24-53 
        TEL:03-3712-0819
入場料:無料
解 説:見どころ解説として、両日、①10時~、②11時~、③13時~、④14時~、⑤15時~の5回、約20分の解説が予定しております。自由参加。

関連HP  http://www.yutenji.or.jp/index.asp

◆和紙情報

第39回 日本新工芸展」             月岡裕二先生関連

会 場:国立新美術館 東京都港区六本木7-22-2
会 期:平成29年5月17(水)~5月28(日)午前10時~午後6時
    休館日23日(火)休館
主 催:公益社団法人 日本新工芸家連盟
後 援:文化庁・東京都・京都府・京都市・NHK
入場料:一般:700円 学生:400円 中学生以下:無料
列品解説:
叶 道夫先生:第39回展審査員(陶・磁を中心に)
日 時:5月20日(土)午後1時30分~2時30分 
兼先 恵子先生:第39回展審査員(染・織を中心に)
日 時:5月27日(土)午後1時30分~2時30分

http://www.nihon-shinkogei.or.jp/honten/index.html

「第2回日本新工芸関東地区会展」
会 場:上野の森美術館ギャラリー
会 期:6月1日 (木) ~ 6月7日 (水)
    10:00~17:00最終入場閉館30分前まで(最終日15:00閉館)
入 場:無料
概 要:陶磁器、金属、染色、人形、漆、金切硝子など約100点
主 催:日本新工芸家連盟 関東地区会
ジャンル:工芸
http://www.ueno-mori.org/exhibitions/article.cgi?id=209

◆会員情報

武蔵の紙再発見
「 展覧会 ─ 飯能の紙 ─ 」            浅岡優索会員 関連

会 期:2015年8月16日(日)~8月30日(日)
会期中の金曜・土曜・日曜日のみの開館(月~木は閉館)
時 間:10時~17時
会 場:吾野宿(カフェギャラリー吾野宿) 埼玉県飯能市坂石町分213
主 催:吾野宿再生と吾野を語る会・飯能紙再生の会
後 援:飯能市・飯能市教育委員会・飯能市観光協会・飯能ケーブルテレビ(株)・(株)文化新聞社
出品作家・職人:浅岡優索・加茂孝子・藤浪佳子・柳井嗣雄
企 画:滝澤徹也

企画概要:
この企画は古文書などから、昔の飯能の製紙を浮び上がらせ、また、飯能の新たな紙漉き職人や和紙造形作家をつなげ、吾野の紙の展望を考えるものです。
飯能の村々は、江戸前期の武蔵田園簿によれば、武蔵国有数の紙産地であったとされています。また渡来人の高麗郡移住による技術の流入や同時代の正倉院文書に見られる武蔵国の紙生産の記録と重ね合わせると、武蔵国の手漉紙の根源や、展開にとって重要な地域である可能性があります。
今回は歴史的な資料展示から、前述の歴史性を裏付けたいと考え、正倉院事務所、埼玉県立図書館、飯能市郷土館、我野神社や、多くの地域の方の協力を仰ぎました。展示する文書類は、正倉院文書の写真を始め延喜式(享保8年公刊)、江戸から明治にいたる紙の生産記録文書、昭和初期のトロロアオイ生産の記録などになります。
またこの地域は江戸時代「うりはかえで」(瓜木)の生産地であったといわれます。「うりはかえで」は殺菌力があるとされ、幕府で使われた楊枝などの原木とも言われますが、皮は「ねり」としても使うことができるものです。これに関する文書も現在探索中です。
会場は埼玉県の景観重要建造物に指定された建物です。
今年は高麗郡建郡1300年に当たります。この機会に歴史と、武蔵の紙の再発見をご堪能下さい。
〈※展示物は変更になることがあります〉

 

【飯能和紙再生体験ツアー】
2015年8月23日(日) 9時30分~15時30分 雨天決行
参加費:5,000円
定員20名 要予約
吾野宿(カフェギャラリー吾野宿) 埼玉県飯能市坂石町分213
申込み先:滝澤まで
(090-1693-6802 またはE-mail: takizawatetsya@yahoo.co.jp)

交通アクセス (添付地図参照)
電車でお越しの場合:西武秩父線吾野駅より徒歩10分
お車でお越しの場合:圏央道 狭山、日高インターより30分

お問い合わせ先
Tel: 090-1693-6802 E-mail: takizawatetsya@yahoo.co.jp (滝澤)
Fax: 042-978-1948 (吾野宿)
http://aganojuku.jimdo.com(吾野まちづくり)

チラシ表                       チラシ裏
チラシ表 チラシ裏

展覧会表入口
展覧会場入口 

 

併催展示資料

「武州高麗之郡下吾野郷御地詰帳」 慶長2年(1597) 〈飯能市郷土館所蔵〉
1597年下吾野郷御地詰帳
江戸幕府成立前後のこの地域に残るおそらく最初の検地帳。本文中には「かす(楮)2束」などといった記述が頻繁に出てきます。

 

「綿紬紙売出・紙舟役川運上改帳」 文政7年(1824) 〈飯能市郷土館所蔵〉
1824年紙舟役・・紙売出改帳
江戸の後期の紙舟役という紙の生産にかけられた税金の帳簿です。この時代の生産量がわかる貴重な資料です。

ホタルが飛び交う清流高麗川
高麗川1

紙漉作業にも高麗川を利用
高麗川2

岸辺に干し板をおいてみました
紙干し1 

吾野の地図、アクセス図
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