例会

2015年度 和紙文化研究会 月例会予定

2015年度 和紙文化研究会 月例会予定

和紙文化研究会の月例会は、原典講読、会員の研究発表や報告、相互の情報交換などを中心に構成されていますが、今年度は宍倉佐敏・増田勝彦両先生による特別講義も予定しております。また、年間2名の講師を会員以外よりお招きして和紙やその周辺に関する講演をお願いしています。 今年度の予定が以下のように決まりました。各月の会員発表につきましては、これまで通り毎月初旬に詳細をHP上でお知らせいたします。見学希望の方は各月毎にお願いいたします。申し込み方法等も同時にお知らせします。

和紙文化研究会 2015年度 月例会予定表

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※2015/8月は休会ですので見学はできません。2015/11月は7(土)の和紙文化講演会と振替えになります。2016/6月は小講演会・総合討議 和紙文化パネル‐workⅡを予定しておりますが、通常の見学手続きです。

※テーマや担当がまだ決定していない場合もあります。仮題は(仮)を付しております。

なお、発表者・発表内容・スケジュールなど変更になる場合があります。各月のお知らせをご確認下さい。

第4回ミニ研修会のお知らせ  【 浅草紙を見る 】 

第4回ミニ研修会のお知らせ  【 浅草紙を見る 】   

場 所:公益財団法人 紙の博物館
( 〒114-0002 東京都北区王子1-1-3 TEL:03-3916-2320)
時 間:2015年8月8日 午後1時30分  ロビー集合
入館料:300円(大人)

一般の方でも参加できます。以下担当までご連絡下さい。

問合せ:小井川元慈まで( 044-788-7261 genji3864@ae.auone-net.jp )

月例会見学ご希望の方々へ

 見学希望の方は、6月17日(水)まで「添付申し込み書」に必要事項を記入の上、事務局へ月例会担当の日野宛にFAX(03-3759-7103)でお申し込み下さい。見学詳細こちらからご連絡いたしますので、必ずご連絡先を明記して下さい。もし明記がない場合は受付できません。なお、当日見学代として1,000円ご用意下さい。
 なお、今回の見学が多数考えられますので、20名までとさせていただきます。お早めにお申し込み下さい。

FAX 申し込み書<Wordファイルです>

6月例会:特別企画 小講演会&総合討議

日 時:6月20 日(土)13:30~17:00
会 場:小津和紙本社ビル 3階展示場「小津和紙照覧」フロア
13:00~13:30 講演会会場準備

 「ユネスコ無形文化遺産登録と和紙のこれから」

13:30  開会
              御挨拶及び会場紹介       小津和紙社長 北村純夫 氏
              講師紹介と全体の説明      日野楠雄
13:45  講 演「ユネスコ無形文化遺産登録の意味と経緯」
              文化庁文化財部伝統文化課主任文化財調査官  近藤都代子 氏
14:25   登録団体の現状「ユネスコ無形文化遺産登録を受けて」
              登録を受けての感想・反応・半年の動きなど
              細川(谷野裕子会員)・美濃(村井和仁 美濃和紙推進課長補佐)・
              石州(西田誠吉氏)に
              それぞれ10分程度
14:55  講演「ユネスコ無形文化遺産登録から見える和紙の明日の姿」
              わがみ堂社長 浅野昌平 会員
15:25  休憩
15:40  総合討議「ユネスコ無形文化遺産登録と和紙のこれから」
16:50  事務連絡・閉会

  今回のユネスコ無形文化遺産登録は、厳しい中を歩んで来た和紙の世界に陽光が差し、和紙文化全体にとっても非常に重要なことでありますが、登録におけるその意味や経緯がどれほど理解・浸透しているのか和紙研内でも明確ではなく、何をどう捉えていいのかわからない人も多く、マスコミの騒然とした報道の中で焦点が定まらなくなっているのが現状ではないかと考えます。この機をどう生かし和紙の今後を明るくするためにも、その認識を一にして、まず同じ土俵の上に立つことが大切ではないかと思います。
  そこで、月例会時間を通した小講演会・総合討議を開催することになりました。文化庁の近藤先生には超多忙のところをお時間いただけることとなり厚く感謝申上げると共に、3地区の方々、浅野社長にもご配慮いただきお礼申上げます。また、福井県和紙工業協同組合と高知県手すき和紙協同組合の方々もご出席の連絡をいただきましたので、お話をうかがいたいと思います。

小津和紙ご案内200(1)

月例会見学ご希望の方々へ

見学希望の方は、5月14日(木)まで「添付申し込み書」に必要事項を記入の上、事務局へ月例会担当の日野宛にFAX(03-3759-7103)でお申し込み下さい。見学詳細こちらからご連絡いたしますので、必ずご連絡先を明記して下さい。もし明記がない場合は受付できません。なお、当日見学代として1,000円ご用意下さい。また、見学者が多い場合はお断りすることもありますので、お早めにお申し込み下さい。

FAX 申し込み書<Wordファイルです>

月例会
日 時:5月16 日(土)13:00 ~17:00
会 場:小津和紙本社ビル 6階会議室
13:00 ~ 13:20  「明暗」修復作業動画放映
13:20  ~ 13:30  例会準備
13:30 ~ 114:40
特別講義「百万塔陀羅尼の料紙」  宍倉佐敏 会員(下記参照)
14:40~15:00   机の配置変更と休憩
15:00~16:50  「2015年度第26期定期総会」
◇前年度事業報告
◇決算報告及び監査報告
◇新年度事業計画及び予算審議
◇人事(担当者選任)
◇その他(特別講義など)
16:50~17:00  事務連絡・片付け・退出

早稲田大学會津八一記念博物館蔵 「明暗」修復作業動画放映(18分)

特別講義                  PC・プロジェクター使用
題 名
「百万塔陀羅尼の料紙」           宍倉佐敏 会員
“百万塔の紙は麻か”長年問われてきたことがあります。今回は宍倉先生に特種製紙収蔵の10点をルーペや実体拡大鏡を使用し、損傷部分・剥落繊維を採取して顕微鏡観察を行った調査(「水茎」第28号「科学の眼で観た奈良朝古経料紙」(2000年3月)として掲載)と、ルーペによる表面観察をした静嘉堂文庫所蔵69点をもとに、画像も合わせて「百万塔の紙」に迫っていただきます。また、その調査をもとに漉いた再現紙と印刷方法を検討した原物資料を見せていただけることになりました。まさに、1245年の時を経て明らかになる百万塔陀羅尼の料紙と印刷の真実をお楽しみ下さい。

小津和紙ご案内200

4月の月例会について

和紙文化研究会4月の月例会は下記のように4月18日(土)外部会場にておこないますが、今回は人数の関係で一般の方々の見学希望は困難となりました。なお、常設展示室や富岡コレクション展示室は一般に公開されておりますので、お立ち寄り下さい。詳細は以下HPにて。
http://www.waseda.jp/aizu/index-j.html

◆ 4月月例会
日 時:4月18 日(土)13:30~17:00
会 場:早稲田大学會津八一記念博物館
13:45 會津八一記念博物館前集合
14:00~ ホールで「明暗」見学・説明
常設展示室で特集展示「會津博への贈りもの」見学・説明
14:50~ 富岡重憲コレクションと富岡展示室の紹介
15:40~ 富岡展示室と特別閲覧
16:30~ 事務連絡・片付け・退出