月例会見学ご希望の方々へ
見学希望の方は、12月18日(木)まで「添付申し込み書」に必要事項を記入の上、事務局へ月例会担当の日野宛にFAX(03-3759-7103)でお申し込み下さい。見学詳細こちらからご連絡いたしますので、必ずご連絡先を明記して下さい。もし明記がない場合は受付できません。なお、当日見学代として1,000円ご用意下さい。また、見学者が多い場合はお断りすることもありますので、お早めにお申し込み下さい。
月例会
日 時:12月20日(土)13:30~17:00
会 場:小津和紙本社ビル 6階会議室
13:00~13:30 フリートーク
13:30~14:45 「和紙文化in越前」の報告
14:45 ~15:00 休憩
15:00~16:30 招聘講師発表(下記参照)
16:30~16:50 和紙関係書籍紹介.頒布
16:50~17:00 事務連絡・片付け・退出
招聘講師発表 PC・プロジェクター使用
題 名
「レンブラントの版画と和紙について」(仮題) 高橋裕次 講師
今月は和紙文化in越前の第22回和紙文化講演会のパネラーとしてもご出演いただきました高橋先生に関連のお話をお願いいたしました。
2011年3月に東京上野の国立西洋美術館で「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」の展覧会が開かれ、レンブラント(1606-1668)の貴重な作品115点が展示された。その中で「版画」に使われた紙の中で「雁皮紙」に注目浴び、当時の雁皮紙の大産地であった越前では、その研究が始まり、その様子をTVで放映したり、その後地元の青木里菜さんが関係資料を発見したりする中で、福井県なども積極的に研究調査を始めました。
そして、本年6月末に、福井県・越前市・福井県工業協同組合が越前和紙研究会を立ち上げ、レンブラントの版画に使われている和紙や越前の和紙の文化博物館に所蔵されている17世紀から18世紀の鳥の子紙の繊維分析などの調査を始め、その中の研究メンバーに高橋裕次先生もおり、10月にはオランダへも同行され貴重な調査をされてきております。今回はそのあたりも含めてレンブラントと和紙について興味深いお話をいただけるものと思います。
【講師プロフィール】
独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館 学芸企画部情報館情報課長
「和紙文化in越前」の報告
先月15~今月14日までに行なわれております「和紙文化in越前」につきまして、例会時には全て終了している予定です。今回は和紙研の歴史始まって以来はじめての試みでしたので、今後の産地交流を考えるためにも、きちんとした報告と総括を考えております。「産地見学会」「講演会」「展覧会」を中心にしながら、準備段階や当日の進行など、各担当の話やマスコミの動きなど、映像などを交えながら行ないます。
また、会員でご参加いただきました方々の感想や意見もお尋ねいたしますのでよろしくお願いいたします。
2014年12月13日 | トピック:例会