活動について

2023〜2024年の和紙研月例会スケジュール

スケジュールは毎年6月に更新します。スケジュールに掲載されていない部分は固定ページの「月例会・見学」をご覧ください。

1989年(平成元年)5月、有志が集い発足した当会は会員相互の協力で成立する、非営利の自主的な勉強会です。 月例会を中心に情報発信と参加型活動を続けております。

会員は自主的な参加とし、主催事業や運営を分担する。
会員は順次、月例会にて各自のテーマから発表を行う。
会員は機関誌への投稿、諸演会などで発表機会を得る。
会員は主催事業への参加、機関誌最新号の配布を得る。
その他、会則ならびに会員心得をご覧下さい。-

〔月例会〕
基礎的な和紙関連文献の理解を深めようと発足当初より続く、なお、発足より重ねてまいりました故久米康生(初代代表)文献の読解、精読する基本講義は平成23年4月第240回例会をもって終了し、現在は宍倉佐敏会員・増田勝彦副会長・稲葉政満会長によるゼミ(各講義)が行なわれています。

引き続き、会員持ち回りの発表や報告、相互の情報交換や講師を招いての講演など 会員による自主的な定例会を継続開催しております。また、2024年夏からは会場型(現在小津和紙本館6F)に加えてオンライン型も併せたハイブリットの月例会を進めております。それによって、遠隔地の方々でも月例会に参加可能となっており、新たな和紙文化の広がりが期待されております。

◆月例会は見学も可能です。(要事前連絡、会場参加費1千円、 オンライン参加5百円。ただし、併せて5回までとしております。詳しくは「月例会・見学」ページをご覧ください)

参加人数:会場型は10名まで(申し込み順です)。
オンライン型は40名まで(申込み順です)。
毎月、第3土曜日に開催、午後1時半より5時頃まで。
但し、5月は定期総会、11月頃に公開講演会(保留中)、8月は休会します。

【主な定例会場】 小津和紙(小津本館ビル6階会議室)
東京都中央区日本橋本町3丁目6‐2
(営団地下鉄日比谷線小伝馬町駅下車徒歩5分)
会場提供一小津和紙

〔研修旅行〕
机上の研究に陥ることのないように各地の紙郷を訪ね、視察研修と交流を重ねております。
これまでに、吉野・名塩・黒谷、修善寺・三島、美濃・岐阜、小川・東秩父、白石、ハ尾・五箇山、高柳・小国、千種・杉原紙研究所、市川大門・西島、石州、など国内のほか、台湾、韓国も訪問。

2023年は島根県の石州、2024年は京都府の黒谷和紙・奈良県の吉野和紙(福西工房・上窪工房)、そして古梅園(墨工房)を訪れました。

〔ミニ研修会〕
和紙文化への興味促進や調査研究を深める上で、東京を中心に近場の紙関係の工房や施設を巡ることも行なっています。時期は決まっていませんが近年は年に1〜2回となっています。(会員以外の方の参加も可能な場合がありますので、その場合はHPやFBでお知らせします。)

〔刊行物〕
機関誌『和紙文化研究』を1993年創刊。OLYMPUS DIGITAL CAMERA
和紙文化研究の成果と拡がりを示す定期刊行物として、会員からの発表を中心に年一回発行しております。内容などの詳細は「機関紙ページ」をご覧ください

〔講演会〕

幅広い調査研究の成果と多彩な和紙文化への理解と普及をめざし、広く一般を対象に毎回テーマを設けた公開講演会を年一回、機関誌発行とあわせて1993年より毎年「和紙文化講演会」を大学施設などを利用し主催しておりましたが、コロナ禍前には、月例会会場の別階で「和紙文化パネル」として形態を変えて進めていました。

ただ、コロナ禍以降は様子をみております。今後は世情に安定がみえ調査研究が活発化し、会内の体制が整いましたら再開を考えていきます。具体的な見通しができあしたらHPやFBでお知らせいたしますのでよろしくお願いいたします。