◆会員情報

員情報

展示会
「東京戸倉和紙展ー里山の自生コウゾで紙を漉くー」

北村春香・小津和紙 会員関係

会 期:2024年4月2日~4月6日 10:00~18:00 (6日は16:00まで)
会 場:小津ギャラリー
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3?6?2 小津本館ビル2F
TEL:03(3662)1184
概 要
東京都あきる野市戸倉地区に自生する楮を原料に漉いた紙「東京戸倉和紙(Tokyo Tokura Washi)」と、その加工品、版画、立体作品などを展示します。

主 催:東京戸倉和紙
参加者:北村春香・杉野明美・佐々木英子・森島 花・chitoseya・ねぎやまかずこ・
高見澤淳子・高田研二郎・海江田省三
協 力:株式会社トキワ / 山下由紀子

関連Web
https://www.facebook.com/tokurawashi
https://www.ozuwashi.net/gallery_schedule_detail.html?gallery_id=350
https://www.instagram.com/tokyotokurawashi/

◆会員情報

新刊

『美術の窓』1~3月号 視点の連載

             ロギール アウテンボ―ガルト・日野楠雄 会員関連
連 載:視点
著 者:日野楠雄著
1月「銀座に和紙の原料を植える」
2月「銀座和紙は書画に向くのか」
3月「銀座和紙の書画表現で倭を発信」
発行日:毎月20日
出版社:生活の友社
判 型:B5判
頁 数:374・252・254頁(一部モノクロ)
定 価:1676円(10%税込)

概要
『美術の窓』は昨年6月にも紹介しましたが、今回の「視点」連載では、会員のロギールさんが10年程前に銀座に楮を植え始めたのが話の始まりです。そして、この原料を使い同氏が漉いた紙が「銀座和紙」、それを書画家が作品を作り銀座で展覧するという内容を日野会員がまとめています。
芸術作品として存在するには銀座和紙は適しているのか。また、楮を植えることから書画作品までつながるこの企画、さらに日本の紙と言える楮紙は、まさに日本であり、それを“銀座”という所から発信するものです。

関連Web
https://www.tomosha.com/book/b638993.html
https://www.tomosha.com/book/b640706.html
https://www.tomosha.com/book/b642174.html

◆会員情報

会員情報

講演会

「明治期に和紙はどう変ったのか ―吉井源太の製紙技術改良―」

村上弥生 会員関係

日 時:2024年3月20日(水・祝)14:10~
会 場:キャンパスプラザ京都 4F 第4講義室
〒600-8216 京都府京都市西洞院通塩小路939
主 催:NPO法人向日庵(こうじつあん)
定 員:60名
申 込:当日受付(事前申込み不要)
参加費:1,000円(資料代含む)※正会員・友の会会員は無料
問合せ:080(6118)1961(玉城)
講演スケジュール
13:00 開場
13:30 開演
13:35 報告「寿岳文章の和紙研究?民芸同人、私版制作者として視点?」
講師 玉城玲子(NPO法人向日庵会員、向日市文化資料館館長)
14:10 講演「明治期の紙の技術開発と主導者・高知県 吉井源太の心
-『紙漉村旅日記』の時代に残る影響とその後-」
講師 村上弥生さん(博士〈農学〉、和紙産業史研究者)
15:30 閉会

アクセス:京都駅(JR・近鉄・市営地下鉄)から徒歩5分

関連Web
https://koujitsuan.kyoto/

 

◆会員情報

会員情報

TV出演 
「趣味どきっ!」 心おどる紙ライフ (5) いにしえの紙

                          松浦節也 会員関連

放 映:2024年1月10日(水)午後9時30分より
放送局:NHK Eテレ(NHK教育)
関連Web:
https://www.nhk.jp/p/syumidoki/ts/5N8N91PYV7/episode/te/7J5QJR9P19/

NHKでは「この番組について」として以下のように紹介されています。
現代人の趣味は幅広く、ジャンルも多種多様。様々な趣味をその道の第一人者を講師に起用し、深くて濃密なレッスンをする一方で、初心者の方でも楽しみ見られるようにわかりやすく紹介します。
また、10日午後9時30分よりの放送予定分には、「第5回は「いにしえの紙」。日本が誇る“和紙”にスポットを当てます。美濃、越前、土佐など各地に産地があり、薄さ、色、質感、さまざまなバリエーションがあります。老舗和紙店の史料館を訪ね、和紙の持つ魅力や可能性を味わうだけでなく、世界に一つ、オリジナル御朱印帳づくりにも挑戦します。」と紹介されています
和紙とは長い付き合いで、現在小津史料館館長である当会の松浦節也さんがこのコーナーに登場します。お楽しみに。

◆和紙情報

和紙情報

YouTube配置 
「なないろ旅」NANAIRO TABI Nanase meets Japanese culture

「攀桂堂1」「攀桂堂1」 和紙を巻く筆

旅人:相川七瀬
協力:攀桂堂 高島市
制作:七色旅制作所

概 要:
歌手の相川七瀬さんが自主配信している伝統文化関連YouTube。
相川さんは1995年に「夢見る少女じゃいられない」でメジャーデビューしたロックボーカリスト。2020年にデビュー25周年を迎え、現在國學院大學神道文化学部4年生、祭りと地域社会を研究テーマとして学びながら長崎県・岡山県・鹿児島県に伝承されている赤米神事の継承活動も行っている。さらに現役のお母さんという、歌手・学生・母の三役をこなすスーパーレディである。
『なないろ旅』を始めたのは、「私自身が今学んでいる日本の歴史ある場所や、そこに共に生きているもの作りなどの工芸品の素晴らしさを、皆さんにも是非知ってもらいたいと思ったから」と語っている。
今回のテーマは“筆”。一般の筆(無芯筆)だけでなく、正倉院の時代から今日まで伝わる有芯筆(紙巻筆)にスポットを当てている。この技法を四百年以上世界で唯一守り続ける滋賀県高島市の藤野雲平さん(攀桂堂主人)を訪ねる旅で、数々の原料や長い歴史、そしてその唯一無二の技術を紹介しながら、ちょっと驚いたり、感嘆したりもしている。
また、以前(2013.4/2021.11)和紙文化研究会でも紹介した「和紙を巻く筆」である雲平筆の和紙は先代が石州半紙、現在は五箇山(宮本謙三会員)の100%の楮紙を使っている。和紙のもつしなやかさや強さがこの雀頭型を作り、毛先に強靭な腰と粘りを作り出す。普段は毛が被さって見えないが和紙は大きく役立っている。(息子さんの純一氏が作る「菘翁筆」も紹介している。この筆は幕末の三筆と言われた貫名菘翁の愛用筆で、現在国内で流通する無心筆の中で、由緒がはっきりしているものの中で最も古いものである)
この「なないろ旅」は寺社仏閣など他にも色々と紹介しているが、コマーシャルや営利性が見当たらない。純粋に伝統文化を愛し、支え、伝えたいとする思いが伝わってくる。(日野)

関連Web
「攀桂堂1」
https://www.youtube.com/watch?v=lNZGcttNORg

「攀桂堂2」
https://www.youtube.com/watch?v=TGe0b1FGqAU

1 すごい柔らかい狸の毛
2 筆を作る
3 雀頭筆(正倉院に伝わる筆の模造)


4 有芯筆の構造(『筆の源流 巻筆の世界-攀桂堂雲平筆四百
年-』p18から抜粋)

文房四宝編では「墨」についてもすでに配信されていますので、併せてご覧ください。
「古梅園1」
https://www.youtube.com/watch?v=iT2lhyMKssE
「古梅園2」
https://www.youtube.com/watch?v=iASp7Rl3O0o

3 握り墨、体験しました
4 採煙蔵の中 幻想的な世界