◆会員情報

会員情報

展示会&発表&トーク
ARTIST TALK 汪 洋×寺山祐策教授×日野楠雄氏
2022年度武蔵野美術大学大学院博士後期課程研究発表展
                         日野楠雄 会員関連

ARTIST TALK(アーティストトーク)
日 時:2023年4月5日(水)17:00~18:30
会 場:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス2号館1階FAL
〒187-8505 東京都小平市小川町1-736 tel:042-342-6021(総務)
参 加:自由・無料 会場とオンライン配信(Zoom)
会場参加:学内外共に予約不要。学外の方は正門管理員に上記発表に参加
として入校して下さい。
オンライン参加:参加希望の方は日野まで「MAU研究発表 参加希望」と
してメールでご連絡ください。 nanyu@tbz.t-com.ne.jp

研究発表展
会 期:2023年4月3日(月)~4月8日(土)10:00~17:00
会 場:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス2号館1階FAL

概 要
この研究は硯の歴史的な考察の上に立って、形状(デザイン)で磨墨性・発墨性がどう変化するか、それに材質や経済性を加味して、最良の硯を現代に提案するものであるが、60種の硯材や5種の形状を書の専門家3人も加わっての実験・検証、さらに磨墨・発墨を生み出す鋒鋩の材質(鉱物)、平面・断面・立面画像など科学的調査まで踏まえた近年にない研究である。
展示部分は、汪洋氏「硯の歴史的造形を今日に活かすデザイン研究 ―その歴史的象徴性と実用的機能性の統合を目指して―」(武蔵野美術大学 博士学位第38号 本年9月公開予定)の調査・研究の中で使った資料(検証用にデザインした硯・漢時代の硯の模造・硯材60種・試墨結果など)と、その成果として歴史的な形状変化をヴジュアル的に年表化したものなどを展示する。紙など硯以外は統一して試墨した結果などの変化は、硯だけの問題にとどまらず、紙と墨の関係性など示唆してくれる。
研究発表とアーティストトークでは、はじめに汪洋氏が論文内容と会場展示物の紹介をし、その後に寺山祐策教授と日野楠雄氏が加わり、この論文の持つ意味や、日中の文房四宝の利用現状なども交えて、硯の意味性や実用性を考え、最後には参加者からも意見や質問を受け、さらに深めていく。

関連Web:https://www.musabi.ac.jp/course/graduate/doctor/thesis/

https://vcd.musabi.ac.jp/web/?p=21309

 

墨色調査風景

1 漢字書道の専門家による実験風景
2 かな書道専門家による実験風景

 

◆会員情報

会員情報

イベント

「初釜・寒漉き・できたて新和紙まつり」

                           小津和紙 会員関連

会 期:3月23日(木)?25(土) 10:00?18:0(25日は16:00終了)
会 場:小津ギャラリー  〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-6-2
小津本館ビル2F  TEL. 03-3662-1184

国産の原材料の収穫時期、加工時期を限定し、和紙の中でも最高品質とされる冬に漉く「寒漉き」で仕上げたばかりの「できたて新和紙」を一同に集め「初釜・寒漉き・できたて新和紙まつり」を開催します。
ここでしか会えない!生まれたての和紙。収穫したての国産材料のみで作った極上の手漉き和紙を楽しんでください。

和紙出展者: アワガミファクトリー ・石州和紙・東京手すき和紙工房・悠久和紙

ワークショップ各種 1・2・4は人数制限がありますので、ご注意下さい。

1、古本と手製本ヨンネ  手製本でつくる和紙ノート
3月23日(木) 15:15~17:15 〔定員6名〕参加費:5,000円(税込・材料費別途)

2、東京大学Orist  完全オリジナル創作折紙ワークショップ
3月24日(金) 15:15~17:15
やさしめ作品クラス 〔定員5名〕参加費:3,000円(税込・材料費別途)
難しめ作品クラス 〔定員5名〕参加費:3,000円(税込・材料費別途)

3、㈱墨運堂 墨のお話&「絵墨」体験ワークショップ
3月24日(金) 15:00~17:00 〔定員16名〕 参加費:無料

4、講談師 田辺凌鶴 講談に欠かせない小道具 張り扇を作ろう
3月25日(土)13:30~14:50 〔定員4名〕 参加費:3,500円(税込・材料費込)

問合せ:あさってたのしく 清水 麻里子 korima0415@ybb.ne.jp

関連Web:
https://www.ozuwashi.net/gallery_schedule_detail.html?gallery_id=299

◆会員情報

会員情報

テレビ放送

NHK 京コトはじめ「古都の暮らしを支える 和紙」

                           鈴木 裕 会員関連

放映日時:2月10日(金) 14:05~14:50(45)
放 送 局:NHK総合1・東京
出 演 者:茂山逸平(能楽師狂言方)・鈴木 裕(京都市立芸術大学非常勤講師)予定
内容
仏典を写す目的で作られた和紙は、のちに部屋を仕切る表具に使われ、ふすまや障子など暮らしに欠かせないものになる。伝統の黒谷和紙づくりの様子などからその魅力を紹介。(NHK HPより)

関連HP:https://www.nhk.jp/p/ts/4776M3X5N5/episode/te/M6KJP8ZV3L/        https://tvguide.myjcom.jp/program/642706/

◆和紙情報

和紙情報

出版

貴重書 手漉和紙の用具関連出版 PDFで公開

高知県 商工労働部 紙産業技術センターHPで手漉和紙の用具関係の貴重な書籍(非売品)が公開されています。

「和紙の研究―紙史・製法・用具・文化財修復―」
財団法人ポーラ美術振興財団助成事業研究報告書

「手漉和紙用具 製作技術記録」
全国手漉和紙用具製作技術保存会 創立40年記念誌

関連HP:https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/151406/publication.html#washi

◆会員情報

会員情報

講演(会場&オンライン)とワークショップ

硯フォーラム 「土佐硯」を未来へつなぐ
               ー三原村で育まれた地域資源と技術の継承ー

                           日野楠雄 会員関連

講演会
日 時:2023年2月26日(日)9:30~11:30
会 場:オーテピア 高知図書館
〒780-0842 高知県高知市追手筋2-1-1 4F  TEL 088(823)4946
関連HP:https://otepia.kochi.jp/library/
オーテピアへのアクセスhttps://otepia.kochi.jp/access.html

参 加:会場型とオンライン型の2つ
①会場型(4F研修室)無料 当日先着50名まで(予約なし)
②オンライン配信(ツールZoom)無料 定員50名(申込順)
オンラインの申込は下記にmailで、件名を「土佐硯」、本文にお名前と共
に「参加希望」とご連絡下さい。
高知県内の方: shinkou@vill.mihara.lg.jp〔担当:三原村 田野〕
〃 県外の方:nanyu@tbz.t-com.ne.jp 〔土佐硯アドバイザー 日野〕
問合せ:上記mail@に併せて
県内:0880(46)2111〔三原村 田野〕 県外:090(6483)9070〔日野〕

講演会プログラム
挨 拶:田野正利(三原村村長)
壹岐一也(三原硯石加工生産組合長)
講 演:三宮雅史(高知県庁商工労働部工業振興課主幹)
浦本豪一郎(高知大学海洋コア総合研究センター講師)
日野楠雄(文房四宝研究・大東文化大学非常勤講師) 他
(講師は変更になる場合があります)
総合討議:上記講師・壹岐一也(三原硯石加工生産組合長)
ワークショップ:13:00~14:30
5F高知みらい科学館 実験室 TEL 088-823-7767
土佐硯・硯加工・硯の使用・地質紹介など
主 催:三原村・三原硯石加工生産組合
共 催:三原村山村活性化協議会・高知大学海洋コア総合研究センター・高知未来科学館
後 援:高知県・海洋研究開発機構高知コア研究所・NPO地域文化計画
司会・進行:NPO地域文化計画

問合せ:県内用〔三原村 担当:田野〕mail: shinkou@vill.mihara.lg.jp
0880(46)2111
県外用〔土佐硯アドバイザー:日野〕mail:nanyu@tbz.t-com.ne.jp
090(6483)9070

硯で磨った墨は保存性が高く、奈良時代以降、紙に書かれたものがたくさん残っています。書跡や文書を残すには、硯は重要な役割を果たしているにも関わらず、
紙と墨、そして書いた筆はイメージできても、硯は蔭に隠れてしまいます。その硯は「墨を磨る道具」であり、現在は石製がほとんどです。その原材料がどんな時間と状況で生まれてくるのか意外と知られていません。
このフォーラムは、最新の科学が明らかにする、日本を横断する地層帯と地殻変動が生み出した硯材と、半世紀前に見つかった新坑によって始まった土佐硯が、実は歴史的に裏付けされたものであったことなど、日本的規模で語られるものです。