◆和紙情報

和紙情報

令和4年度 第1回特別展示
お札探偵団 お札のウラの謎にせまる

日 時:2022年4年7月20日(水)~ 8月28日(日)9:30~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)
会 場:独立行政法人 お札と切手の博物館  2F展示室
114-0002 東京都北区王子1-6-1
問合せ:tel 03-5390-5194

内容:博物館HPより
お札といってまず思い浮かべるのは表面の肖像でしょうか。本展示は、「お札の顔」として注目を集める表面の図柄に隠れてしまいがちな裏面にスポットを当てるものです。三つ子の探偵キャラクターとともに日本を含む世界中のお札の裏面にまつわる様々な事柄を発見していきます。夏休みの自由研究のテーマとしても最適です。

関連HP https://www.npb.go.jp/ja/museum/tenji/tokubetu/index.html

◆和紙情報

和紙情報

福井県立大学 子どもから大人まで県大で学ぼう 公開講座
特別企画講座 (福井学シリーズ)
全5回「神と紙の里の匠たちー世界に広がる越前和紙の世界」

講義形式:Zoom
参加費:無料
申込方法:福井県立大学HPから
https://www.fpu.ac.jp/openfpu/course/online.cgi

企画教員:杉村和彦 図書館長・学術教養センター教授

第1回 人間国宝が語る職人哲学  終了
日時:6月2日(木) 19:30~21:00
講  師:岩野市兵衛 人間国宝九代目
増田頼保 県立大学非常勤講師・ 画家・和紙造形作家

第2回 和紙のソムリエが語る世界戦略 終了
日  時:6月9日(木) 19:30~21:00
講  師:杉原吉直 有限会社 杉原商店 代表取締役社長

第3回 職人アーティストが語る飛龍ワールド 終了
日  時:6月16日(木) 19:30~21:00
講  師:長田和也 株式会社 長田製紙所 代表取締役社長

第4回 創作和紙の匠が語る色彩造形 申込受付中(6/22まで)
日  時: 6月23日(木) 19:30~21:00
講  師:瀧英晃 株式会社 滝製紙所 代表取締役社長
増田頼保 県立大学非常勤講師・画家・和紙造形作家

第5回 越前和紙とアメリカ和紙文化の架け橋 申込受付中(6/29まで
日  時:6月30日(木) 19:30~21:00
講  師:ニコラス・クラディス IOWA大学講師
増田頼保 県立大学非常勤講師・画家・和紙造形作家

問合せ:福井県立大学(担当:連携・研究課)
TEL 0776(61)6000  平日8:30~17:15

関連HP  https://www.fpu.ac.jp/openfpu/
https://www.fpu.ac.jp/openfpu/pdf/pamphlet_202204.pdf
 https://www.fpu.ac.jp/openfpu/pdf/info/1016.pdf

◆会員情報

会員情報

TV放映
NHKワールド Japanology Plus  Washi: Japanese Paper

                        阿久津智広 会員関連

『Japanology Plus』は日本文化をNHKワールドTVで海外向けに紹介する教養番組です。そのため、会話は英語でテロップも英語表記になります。日本国内ではNHK BS1で放送されています。
今回は全体を通して当会例会委員長の阿久津智広さんが、ピーター・バラカン(Peter Barakan)さんに受け応える形で「和紙」を紹介します。

放送予定:5月31日(火)4:30~5:00
TVチャンネル:NHK-BS1
海外放送:下記HPでアップ中

関連HP:
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/ondemand/video/2032262/
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/japanologyplus/

◆後援情報

後援情報

オンライン公開研究会と企画展示
第14回公開研究会 「膠玄と色」
                  膠文化研究会 Nikawa Labs 関連

公開研究会:6月4日(土)13:00 ~ 16:10
オンライン:Zoomウェビナーによる配信
参加希望:事前登録受付(5月6日(金)より開始)
定  員:400名
主  催:膠文化研究会
後  援:文化財保存修復学会・国宝修理装?師連盟・和紙文化研究会
参 加 費:3,500円(事前振込)
受付期間: 5月6日(金)~ 5月27日(金)
参加費払込期限: 5月30日(月)17時まで
参加申込み方法:下記URLよりご登録ください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_D9krtoFmRJeAo_6DZPOCkQ
◆ 事務局より、参加費お振込口座のご案内をご登録いただいたメールアドレスにお送りいたします。
◆参加費のお振込みを確認後、ウェビナー視聴URLをメールにて送付いたします。メールの送付に数日を要する場合がございます。
◆当日不参加の場合であっても、参加費の返却はいたしませんのでご了承ください。

【プログラム】
13:00 ~13:10 開会挨拶
13:10~13:50 「書の鑑賞と料紙」
講師:島谷弘幸〔独立行政法人国立文化財機構理事長
(兼)九州国立博物館長〕
13:50~14:30 「古梅園の歴史と伝統を守り続ける墨づくり」
講師:竹住 享 〔株式会社古梅園 取締役営業部長〕
14:30~14:50 墨の構造と機能について
講師:宇髙健太郎 〔美術家、東京文化財研究所客員研究員〕
14:50~15:00 休憩
15:00~15:30 展示解説 (竹住 享、宇髙 健太郎)
15:30~15:50 質疑応答
16:00~16:10 閉会挨拶
〈プログラムは変更となる場合があります。〉

企画展示 古梅園所蔵の古墨と書籍資料
期  間:6月5日(日)~6月9日(木)10:00 ~17:00
6日月曜は休館 ※入場は30分前まで
会  場:東京藝術大学大学美術館 陳列館1階
〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8 電話03(5777)8600
入  場:無料
アクセス:JR上野駅公園口、地下鉄千代田線根津駅より徒歩10分
京成線上野駅、地下鉄銀座線・日比谷線上野駅より徒歩15分

関連HP:
http://nikawalabs.com/index/
http://nikawalabs.main.jp/index/?page_id=1692

Zoomで配信 オンライン月例会 見学ご希望の方々へ 

Zoomで配信 オンライン月例会 見学ご希望の方々へ 

見学希望の方は、5月18日(水)まで、添付「オンライン例会見学申込み書」に必要事項を記入の上、entry@washiken.sakura.ne.jp(例会委員専用アドレス)にお申し込み下さい。見学詳細(配信URLなど)はこちらからご連絡いたしますので、必ずメール@を明記して下さい。もし、明記がない場合は、受付・配信はできません。なお、見学は5回まで可能です。1回あたり500円必要ですので、〒振替口座に事前にお振込みいただくことになります。

FAX 申し込み書<Wordファイルです

◆ 5月オンライン例会
日 時:5月21 日(土)13:30 ~16:00
配 信:Z00M(ズーム) 希望者にはURLを送信
13:30 ~ 14:30 宍倉ゼミ「植物繊維と紙の変遷 第6回」(下記参照)
14:40 ~ 15:40 連続3回シリーズ「宮内庁書陵部の保存・修補について」第二回(下記参照)
15:45 ? 16:00 第33回定期総会
16:10     退出

*13:00からZoomの会議室への接続ができます。
*また、時間が多少前後する場合がございます。予めご了承下さい。

 

〔宍倉ゼミ〕『植物繊維と紙の変遷 第6 回「木材パルプの種類と性質」』
                            DMS使用予定
                           宍倉佐敏 会員

 木材繊維の紙が発見されて250 年にも達していない、本材パルプが機械で連続抄紙して造られたのは150 年程前であるが、現在世界の紙の95% 以上が木材繊維で生産されているその発展は驚異的である。
今後も紙の主原料である傾向は継続すると思われるので、木材パルプの種類と性質を知っておくことは意義あると思う。
木材パルプの原料となる樹木には針葉樹材と広葉樹材があり、これらの特徴として針葉樹は三椏に近い長さが有り活用法に依つては和紙にも使える、広葉樹は細く短い繊維なので竹繊維などに類似している、毛筆書画用紙に向いていると思うが、その種類に依っては手漉き紙には無理な繊維もある。
木材を紙にするには当然単繊維化する必要があり、その製法には物理的又は機械的製法と化学的製法が有り、化学的製法の中に木材チツプを酸性薬品で蒸煮するサルファイト法とアルカリ薬品で蒸煮するクラフト法がある。同一樹種でもこれらの製法の違いにより性質は大きく異なり、木材パルプは和紙原料である椿や三椏に比べ大変複雑であるが、身近に在る色々の紙類の原料や、その製法を知ることは紙を勉強する為には重要と考える。

連続3回シリーズ「和紙宮内庁書陵部の保存・修補について」第二回
                  吉野敏武・櫛笥節男・三浦修子 会員

このシリーズでは、宮内庁書陵部及び蔵書史料の閲覧・出納業務や、書庫内での保存管理と閲覧停止本の調査などのほか、修補係の史料修補の道具や修補方法を説明することにしています。
和紙研には書稜部関係者が3名おり、各業務を担当していた者がそれぞれお話しすることにします。
出納係という資料の管理部分は、元出納係書庫担当の櫛笥節男氏にご説明をいただき、修補係という修補部分に関しては元修補師長の吉野敏武が話した上で、現在修補係員で修補をしている三浦修子氏が簡単な虫損直し方法をお見せすることなど、3回に分けて紹介します。
第2回目の今回は、書陵部の保存利用業務を中心に紹介予定です。