◆和紙情報
セミナー
NPO 文化財保存支援機構セミナー
『平成30 年 文化財保存修復を目指す人のための実践コース「Ⅲ. 高知研修ツアー」』募集について
今年度3回目の実践コースは、日本でも有数の紙生産地である高知県を訪ねます。土佐楮紙に加え、修復に欠かせない機能紙を生み出しているのも高知です。日頃お世話になっている紙の里を訪ね、生産に携わる方々と情報交換ができる貴重な機会です。是非ご参加ください。
日 時:2018 年11 月5 日(月)~ 7 日(水)
定 員:30 名
協 力:高知県立紙産業技術センター /高知県製紙工業会 / 三和製紙株式会社 /
鹿敷製紙株式会社 / いの町紙の博物館 /尾崎製紙所
主 催:特定非営利活動法人 文化財保存支援機構
共 催:独立行政法人国立文化財機構 東京国立博物館
後 援:公益財団法人 文化財保護・芸術研究助成財団 /公益財団法人 日本博物
館協会 /国立大学法人 東京藝術大学 /一般社団法人 文化財保存修復
学会 /文化遺産国際協力コンソーシアム /日本文化財科学会
受講料:JCP 会員 24,000 円 / 非会員30,000 円 / JCP 学生会員15,000 円
/ 非会員学生 21,000 円
※料金には、旅費は含まれません。各自で手配いただくか、ご希望の
場合は航空券、ホテルの手配を承ります。現地ではバスをチャー
ターして移動します。
申込方法:別紙の申込用紙に必要事項を明記の上、JCP 事務局まで郵送・FAX・
メール添付にて送信願います。
申込用紙:以下ホームページをご確認ください。
https: / /npojcp.wixsi te.com/seminar2018/blank-3
申込締切:2018 年10 月19 日( 金)
【お申込み・お問合わせ】
NPO 法人 文化財保存支援機構(担当:八木)
〒110-0008 東京都台東区池之端4-14-8ビューハイツ池之端 102 号室
TEL:03-3821-3264 FAX:03-3821-3265 E-mai l:j imukyoku@jcpnpo.org
URL:http:/ /www. jcpnpo.org
研究会
膠文化研究会第11回公開研究会 膠と修理 -『序の舞』を守る-」
日 程: 2018年10月14日(日)
会 場: 〒110-8714 東京藝術大学美術学部中央棟第1講義室
東京都台東区上野公園12?8
定 員: 100名(先着)
参加費: 3,500円
主 催:膠文化研究会、東京藝術大学大学院保存科学研究室
後 援:文化財保存修復学会、国宝修理装潢師連盟
プログラム
12:30 開場・受付開始
13:00~13:10 開会挨拶
13:10~113:50 「上村松園作《序の舞》の美術史的位置づけについて」
古田 亮(東京藝術大学大学美術館准教授)
13:50-14:30 「膠の性状と装潢における適性」
宇高 健太郎(東京文化財研究所保存科学
研究センター客員研究員)
14:30~115:10「『序の舞』肌の白さを如何に守るか。」
宇和川 史彦(株式会社半田九清堂主任技師)
15:10~15:25休憩
15:25~15:50質疑応答
15:50~16:00閉会挨拶: 未定
* プログラムは変更になる場合があります。
参加申込み
受付期間:9月1日(土)~9月28日(金)
参加費払込期限:10月5日(金)
参加証発行開始:10月1日(月)
事前受付制
膠文化研究会公式サイトhttp://nikawalabs.com/index/から参加応募様式を
ダウンロード、必要事項を記入の上、事務局 nikawalabs@gmail.com 宛
メールに添付してお送りください。受付後、参加受付確認メールをお送りします。
申込み・問い合わせ先:
問い合わせはメールでお願いします。
膠文化研究会事務局 (東京芸術大学日本画研究室内)
110-8714 東京都台東区上野公園12-8
メール: nikawalabs@gmail.com
電 話: 050-5525-2135(斉藤)
膠文化研究会公式サイト http://nikawalabs.com/index/
膠研フェースブックページ http://www.facebook.com/NikawaLabs
2018年10月7日 |
トピック:和紙情報
月例会見学ご希望の方々へ
見学希望の方は、10月17日(水)まで、添付「Web申し込み書」に必要事項を記入の上、下記例会委員専用アドレスへ添付してお送り下さい。entry@washiken.sakura.ne.jpまた、事務局宛に「FAX申し込み書」(03-5685-7780)でお申し込み下さい。見学詳細はこちらからご連絡いたしますので、必ずご連絡先を明記して下さい。もし明記がない場合は受付できません。なお、当日見学代として1,000円ご用意下さい。また、見学者が多い場合はお断りすることもありますので、お早めにお申し込み下さい。
FAX 申し込み書<Wordファイルです>
◆ 10月月例会
日 時:10 月20日(土)13:30 ~17:00
会 場:小津和紙本社ビル 6階会議室
13:30 ~ 14:40 第4回増田ゼミ増田勝彦 副会長(下記参照)
14:40 ~ 14:50 休憩
14:50 ~ 16:40 「旧前田家本邸和館他耐震対策工事付随修理工事につ
いて」「 茶道と表具経師の役割」 田中正武会員
(下記参照)
16:40 ~ 16:50 事務連絡
16:50 ~ 17:00 事務連絡・片付け・退出
第4回 増田ゼミ P C・プロジェクター使用
題 名「絵巻物の料紙3題ー絵因果経、鳥獣戯画、鎌倉時代の絵巻物」
増田勝彦 和紙文化研究会副会長
絵巻物の料紙3種類について、墨線の状態に注目した結果、得られた事柄を中心にお話ししようと思います。料紙に見られる文字や描線、彩色の状態に興味を持って推測を重ねた結果ですので、統一した視点で調査した結果をまとめた論文ではなく、随筆のようなモノですのご了解ください。いずれも、博物館の展示ケースで見たときの印象が調査をした出発点です。どなたも博物館で目にすることが出来る料紙が、何を語ってくれているのだろうかと、興味をもっていただけるきっかけになればと思います。
◆絵因果経
1.墨線は、紙に対する吸水実験の結果を見せている。
2.墨線の滲み方が変だ。
3.奈良時代の麻紙- 絵因果経を実際に見る。
4.奈良時代の紙漉工人の名人ばかりではないのでは。
5.大変な料紙造りの伝統技術は守り切れない。
会員発表
題 名 「旧前田家本邸和館他耐震対策工事付随修理工事について」
「茶道と表具経師の役割」
祐正庵 田中正武会員〈江戸表具伝統工芸士〉
①重要文化財( 建造物) 旧前田家本邸和館他耐震対策工事付随修理工事
旧前田家本邸
旧加賀藩前田家の本邸。16 代前田利為侯爵が、大正15 年に文京区本郷( 現東京大学) より駒場へ移転することを決定しました。昭和4 年に洋館が竣工し、続けて昭和5 年に和館が竣工いたしました。
建築施工業者は、現在の竹中工務店です。
戦後、GHQ により撤収され、昭和42 年に都立駒場公園として開園されました。
【修復復元】
*耐震工事に伴う1 階大広場床の間床脇の工事に伴う新規張り替え作業。
*2 階書斎の床脇( 現存残す) 修復。床の間の補修。
*1 階茶室古写直による修復。その他壁面の傷補修等
この建物の2 階書斎の床脇に張ってある雲形金砂子は、新築の時からの唯一のオリジナルになってます。
②茶道と表具経師の役割 「掛け物ほどの第一の道具はなし」
掛け軸エトセトラ
障子張り・・・千鳥張り
壁の腰張り
襖 給仕口のタイコ張り
屏風 風呂先屏風
利休屏風

2018年10月7日 |
トピック:例会
◆会員情報
シンポジウム
平成30年度文化遺産を活かした地域活性化事業
杉原紙シンポジウム
多可町立杉原紙研究所 会員関連
日 時:2018年11月17日(土)11:00~16:00
会 場:多寡町文化会館ベルディホール
〒679-1113 兵庫県多可郡多可町中区中村町135
TEL:0795-32-1300 FAX:0795-32-4060
主 催:多可町文化遺産活用実行委員会
参 加:要予約
内 容:
11:00~16:00 杉原紙商品開発コンテスト作品展
〈会議室〉 寿岳文章が集めた和紙展
13:50~14:20 基調講演
Ⅰ「日本の和紙文化における杉原紙」
湯山賢一(神奈川県立金沢文庫長)
Ⅱ「地元史料にみる杉原紙の歴史 中世~近現代」
小栗栖 健治(播磨学研究所副所長)
14:40~16:00 パネルデスカッション
パネリスト:湯山賢一・富田正弘(富山大学名誉教授)・小栗
栖健治・埴岡真弓(播磨学研究所研究員)
コーディネーター:安平勝利(那珂ふれあい館館長)
13:00~16:00(12:00受付開始)<大ホール>
杉原紙アイデア商品コンテスト表彰式
シンポジウム(基調講演・パネルディスカッション)
入 場:無料
お問合せ・予約申込み:
那珂ふれあい館 Tle0795-32-0685 Fax0795-30-2730
https://www.facebook.com/pages/category/Government-Website/那珂ふれあい館-1612947158935588/

2018年10月7日 |
トピック:会員情報
◆会員情報
展覧会
A SEI CUBO展
花牟禮〈久保〉亜聖の正六面体 ASEI CUBO HANAMURE
花牟禮亜聖 会員関連
日 時:2018年10月13日(土)~21日(日)
12:00~19:00(日曜日17時まで) 休廊日17日水曜日
会 場:GALLERY HIPPO
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-21-15
TEL&FAX 03-3408-7091 E-mail info@gallery-hippo.com
Web http://www.gallery-hippo.com

2018年10月7日 |
トピック:会員情報
【和紙関連企画】
平安古筆に使われた装飾料紙を復元
歴史的事業「越前装飾和シンポジウム」「特別展覧会」開催
①HPうちくも
「復元紙 うちくも」
① 岡太神社・大瀧神社1300年大祭記念 越前装飾料紙シンポジウム
テ ー マ:「千年の時空を超えた装飾料紙、今、越前に甦る」
開催日時:10月28日(日) 13:30~17:30
会 場: あいパーク今立 ホール
内 容:
第1部 基調講演
「かな書道と平安の装飾料紙」 名児耶 明氏(五島美術館副館長)
「現代に甦る四種の料紙とかな表現」高木厚人氏(大東文化大学教授)
「平安装飾料紙と色の世界」吉岡幸雄氏(染司よしおか 5代当主)
「装飾料紙復元の試みについて」
五十嵐 康三氏(福井県和紙工業協同組合 副理事長)
第2部 パネルディスカッション
名児耶 明・高木厚人・吉岡幸雄・五十嵐 康三(司会)佐藤登美子
第3部 越前生漉鳥の子紙保存会活動報告 保存会会長 柳瀬晴夫
共 催 越前市、福井県和紙工業協同組合、和紙文化研究会
後 援 福井県教育委員会 越前市教育委員会 全国手すき和紙連合会 公益法人日本書作家協会 社団法人全日本書道連盟 公益財団法人全国書美術振興会 全国表具経師内装組合連合会 文化財保存修復学会 日本・紙アカデミー 福井県書作家協会 福井県表具組合連合会 福井新聞社 FBC福井放送 福井テレビ FM福井 月刊URALA 丹南ケーブルテレビ
② 特別展覧会
題 名 :「現代かな作家と装飾料紙」―越前によみがえる平安の美
監 修 :名児耶 明(五島美術館副館長)
展示内容:
書や女流文学の世界で憧れて止まない平安王朝文化の美意識や自然観が作り出す装飾模様は、打雲・飛雲は変容し、羅紋・藍紙は数百年途絶えていました。それらを現代の越前の紙漉き技術と情熱で復元し、そこに日本を代表する5名のかな書作家によって生命が吹き込まれ様々な美が完成します。復元料紙と現代の“かなの美”が織りなす、江戸や明治時代の人も見ることができなかった、まさに時空を超えた歴史的で文化的な空間をご覧いただける機会となります。
揮毫作家:黒田賢一 Kenichi KURODA
高木厚人 Atsuhito TAKAGI
土橋靖子 Yasuko TUCHIHASHI
横山煌平 Kouhei YOKOYAMA
渡辺墨仙 Bokusen WATANABE
会 期 :平成30年10月19日(金)~11月26日(月)
会 場 :紙の文化博物館(福井県越前市新在家町11-12)
℡0778-42-0016 http://www.echizenwashi.jp
主 催:越前市
共 催:文化庁 越前装飾料紙シンポジウム実行委員会 福井県和紙工業協
同組合
後 援:福井県教育委員会 越前市教育委員会 和紙文化研究会 全国手すき和紙連合会 公益法人日本書作家協会 社団法人全日本書道連盟 公益財団法人全国書美術振興会 全国表具経師内装組合連合会 文化財保存修復学会 日本・紙アカデミー 福井県書作家協会 福井県表具組合連合会 福井新聞社 FBC福井放送 福井テレビ FM福井 月刊URALA、丹南ケーブルテレビ
開館時間:午前9:30~午後5:00(入館は4:30分まで)
②HPいろ紙
「復元紙 いろ紙」
③関連展覧会
題 名:「紙漉き職人達の挑戦」―越前によみがえる平安の美
会 場:卯立の工芸館(越前市新在家町9-21-2)
会 期:平成30年10月19日(金)?11月26日(月)
展示内容:平安時代の装飾料紙(複製品)、今回復元した装飾料紙の展示、及び
その製作工程をご紹介いたします。
主 催:文化庁
共 催:越前装飾料紙シンポジウム実行委員会 越前市 福井県和紙工業共同
組合
後 援:福井県教育委員会 越前市教育委員会 和紙文化研究会 全国手すき和紙連合会 公益法人日本書作家協会 社団法人全日本書道連盟 公益財団法人全国書美術振興会 全国表具経師内装組合連合会 文化財保存修復学会 日本・紙アカデミー 福井県書作家協会 福井県表具組合連合会 福井新聞社 FBC福井放送 福井テレビ FM福井 月刊URALA、丹南ケーブルテレビ
④ 越前和紙産地見学会
開催日時:平成30年10月29日(月) 9:30~12:00
※和紙工場見学は各工場の作業の関係上、午前中のみ
参 加 料:1,000円(見学資料、和紙の文化博物館・卯立の工芸館入場料)
⑤ 越前装飾料紙シンポジウム交流会
開催日時:平成30年10月28日(日) 18:30~
会 場: あいパーク今立 ホール
参 加 費: 4,000円(当日申し込み可)
①~⑤の参加について
申込方法
シンポジウム・交流会・産地見学会は事前受付制とさせていただきます。
参加費の事前払込みが必要ですので、同封の「シンポジウム・交流会・産地見学 参加申込書」に必要事項をご記入の上、FAXまたは郵送(現金書留の場合は参加申込書を同封)のいずれかにて、下記までお申し込み下さい。
〔福井県和紙工業協同組合〕
〒915-0232 福井県越前市新在家町8-44パピルス館内
TEL:0778-43-0875
FAX:0778-43-1142 E-mail:info@washi.jp
シンポジウム参加申込書(エクセル)
参加費用
1)越前装飾和紙シンポジュウム(要旨集代)・・・・・・・・1,000円
2)交流会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4,000円
3)産地見学会(見学資料・卯立の工芸館・和紙の文化博物館入館料)1,000円
支払方法
参加費は下記指定口座にお支払い下さい。振り込み手数料は各自ご負担願います。受付後、「参加証」を送付致します。なお、お申し込みが集中した場合は、送付が遅れることがあります。また、特にお申し出がない限り、参加賞をもって領収書に代えさせていただきます
1)〒口座振替
口座名義:福井県和紙工業協同組合
記号番号 13370-08981341
2)現金書留
〒915-0232 福井県越前市新在家町8-44パピルス館内 福井県和紙工業協同
組合 越前装飾和紙シンポジウム実行委員会
※ 現金書留の場合は参加申込書も同封願います。
宿泊先
添付の「宿泊申込書」に必要事項をご記入の上、直接、福鉄旅行社へお申し込み下さい。予約確定後、福鉄旅行社より請求書を送付させていただきますので、お振り込みをお願い申し上げます。
お申し込み後、宿泊の予約の取消しは、別紙の通り取消し料が必要となります。ご留意願います。
シンポジウム宿泊申込書(エクセル)
③HPらもん紙
「復元紙 らもん」

2018年9月30日 |
トピック:和紙情報, 和紙文化講演会, 産地交流, 研修旅行
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