◆会員情報

手漉き紙四人展2015[新井悦美+大塚恭子+西田誠吉+三宅賢三]
尾村知子・新井悦美 会員関連

会 期:2015年6月15日(月)~20日(土)10:00~18:00(初日13:00から、最終日15:00まで)
会 場:小津ギャラリー  〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-6-2
小津本館ビル2階 TEL.03-3662-1184

出展者
新井悦美(埼玉県)全日在廊 流泉紙、今年のテーマは「丸」
大塚恭子(北海道)18、19、20日在廊 これまで出展された紙を帽子に仕立てました。
西田誠吉(島根県)19、20日午前在廊 ユネスコ無形文化遺産に登録された石州半紙を漉く七代目。
三宅賢三(京都府)15、16日在廊 竹紙の第一人者。

折紙講習会:鶴のポチ袋
講 師:清水惠子
日 時:16日・19日 13:00?16:00(随時受付)    受講料:500円

問合せ:手漉き紙展事務局
〒136-0071 江東区亀戸7-62-16-401 尾村知子 TEL.03-5627-3268

 新井作品1 新井作品3 新井作品5             西田作品 花入   西田作品 紐  西田作品 藍染          西田作品 龍    2015050416000000.jpg    2015051514370000.jpg

月例会見学ご希望の方々へ

 見学希望の方は、6月17日(水)まで「添付申し込み書」に必要事項を記入の上、事務局へ月例会担当の日野宛にFAX(03-3759-7103)でお申し込み下さい。見学詳細こちらからご連絡いたしますので、必ずご連絡先を明記して下さい。もし明記がない場合は受付できません。なお、当日見学代として1,000円ご用意下さい。
 なお、今回の見学が多数考えられますので、20名までとさせていただきます。お早めにお申し込み下さい。

FAX 申し込み書<Wordファイルです>

6月例会:特別企画 小講演会&総合討議

日 時:6月20 日(土)13:30~17:00
会 場:小津和紙本社ビル 3階展示場「小津和紙照覧」フロア
13:00~13:30 講演会会場準備

 「ユネスコ無形文化遺産登録と和紙のこれから」

13:30  開会
              御挨拶及び会場紹介       小津和紙社長 北村純夫 氏
              講師紹介と全体の説明      日野楠雄
13:45  講 演「ユネスコ無形文化遺産登録の意味と経緯」
              文化庁文化財部伝統文化課主任文化財調査官  近藤都代子 氏
14:25   登録団体の現状「ユネスコ無形文化遺産登録を受けて」
              登録を受けての感想・反応・半年の動きなど
              細川(谷野裕子会員)・美濃(村井和仁 美濃和紙推進課長補佐)・
              石州(西田誠吉氏)に
              それぞれ10分程度
14:55  講演「ユネスコ無形文化遺産登録から見える和紙の明日の姿」
              わがみ堂社長 浅野昌平 会員
15:25  休憩
15:40  総合討議「ユネスコ無形文化遺産登録と和紙のこれから」
16:50  事務連絡・閉会

  今回のユネスコ無形文化遺産登録は、厳しい中を歩んで来た和紙の世界に陽光が差し、和紙文化全体にとっても非常に重要なことでありますが、登録におけるその意味や経緯がどれほど理解・浸透しているのか和紙研内でも明確ではなく、何をどう捉えていいのかわからない人も多く、マスコミの騒然とした報道の中で焦点が定まらなくなっているのが現状ではないかと考えます。この機をどう生かし和紙の今後を明るくするためにも、その認識を一にして、まず同じ土俵の上に立つことが大切ではないかと思います。
  そこで、月例会時間を通した小講演会・総合討議を開催することになりました。文化庁の近藤先生には超多忙のところをお時間いただけることとなり厚く感謝申上げると共に、3地区の方々、浅野社長にもご配慮いただきお礼申上げます。また、福井県和紙工業協同組合と高知県手すき和紙協同組合の方々もご出席の連絡をいただきましたので、お話をうかがいたいと思います。

小津和紙ご案内200(1)

月例会見学ご希望の方々へ

見学希望の方は、5月14日(木)まで「添付申し込み書」に必要事項を記入の上、事務局へ月例会担当の日野宛にFAX(03-3759-7103)でお申し込み下さい。見学詳細こちらからご連絡いたしますので、必ずご連絡先を明記して下さい。もし明記がない場合は受付できません。なお、当日見学代として1,000円ご用意下さい。また、見学者が多い場合はお断りすることもありますので、お早めにお申し込み下さい。

FAX 申し込み書<Wordファイルです>

月例会
日 時:5月16 日(土)13:00 ~17:00
会 場:小津和紙本社ビル 6階会議室
13:00 ~ 13:20  「明暗」修復作業動画放映
13:20  ~ 13:30  例会準備
13:30 ~ 114:40
特別講義「百万塔陀羅尼の料紙」  宍倉佐敏 会員(下記参照)
14:40~15:00   机の配置変更と休憩
15:00~16:50  「2015年度第26期定期総会」
◇前年度事業報告
◇決算報告及び監査報告
◇新年度事業計画及び予算審議
◇人事(担当者選任)
◇その他(特別講義など)
16:50~17:00  事務連絡・片付け・退出

早稲田大学會津八一記念博物館蔵 「明暗」修復作業動画放映(18分)

特別講義                  PC・プロジェクター使用
題 名
「百万塔陀羅尼の料紙」           宍倉佐敏 会員
“百万塔の紙は麻か”長年問われてきたことがあります。今回は宍倉先生に特種製紙収蔵の10点をルーペや実体拡大鏡を使用し、損傷部分・剥落繊維を採取して顕微鏡観察を行った調査(「水茎」第28号「科学の眼で観た奈良朝古経料紙」(2000年3月)として掲載)と、ルーペによる表面観察をした静嘉堂文庫所蔵69点をもとに、画像も合わせて「百万塔の紙」に迫っていただきます。また、その調査をもとに漉いた再現紙と印刷方法を検討した原物資料を見せていただけることになりました。まさに、1245年の時を経て明らかになる百万塔陀羅尼の料紙と印刷の真実をお楽しみ下さい。

小津和紙ご案内200

◆和紙情報

「日々紙々 上埜暁子×平田真澄 二人展」    上埜暁子さん 関連

日時:平成27年3月21日(祝)~5月26日(火) 午前 9時~午後5時
会場:ギャラリー雪あかり (高橋まゆみ人形館 向かい)
飯山市飯山2941-1  0269・67・0139
入場料:無料

雪国いいやまの伝統工芸を代表する工芸品のひとつ内山和紙。楮(こうぞ)の繊維のみを原料として、雪ざらしによって生みだされる、透明感を生かした作品を展示販売いたします。やわらかい光のランプや、使うほど手になじむ小物たち。二人の作家が作り出す、内山和紙の作品をぜひご覧ください。

上埜暁子さんには第18回和紙文化講演会の講師をお願いいたしました。日頃活動している内山和紙手すき和紙体験の家もお立寄り下さい。
http://www.kamisukiya.com/

日々紙々1

日々紙々2

◆会員情報

PDK MERBOK の7人の若者が描くバティック展   花牟禮亜聖 会員関連

期間:5月20日<水>~24日<日>
会場:ギャラリー・ヒッポ  渋谷区神宮前 2-21-15
http://www.gallery-hippo.com/

JICAボランティアとしてマレーシアに赴任している花牟禮亞聖さん(海外赴任のため休会中)が一時帰国。東京渋谷で現地の方々の作品展を開きます。

現在花牟禮さんはマレーシア半島の北西部のタイと国境を接するクダ州の社会福祉局のワンスットップセンターで38カ所ある障がい者施設の作り出す手工芸品やプロダクト製品のデザイン面や質の向上の支援をしています。その施設の作品展を一時帰国に合わせて日本で開く事になりました。
技術的にはまだまだかもしれませんが、それぞれノビノビ自己表現している姿を知ってもらえる良いチャンスだと皆で一生懸命準備して来ましたとのことです。是非ご覧下さい。
トークショー
5月23日<土>17時30分から 詩人の堤江実さんと花牟禮さん

花牟禮 亞聖(ASEI Hanamure)プロフィール
グラフィックデザイナー
紙造形作家
STUDIO ASEI主宰
現在マレーシアでJICAボランティアとして活動

また、竹尾マレーシアから障がい者支援の申し出があり、現在花牟禮さんがコーディネートして新しい障がい者が作れる紙製品の開発もしているそうです。昨年は障がい者の子ども達と、日本のPOEM CONCERTの舞台美術に使われた大きな和紙作品を作ったとのこと。その時の様子を紹介します。

1 みんなで和紙の作品作り
1 みんなで和紙の作品作り

2 これでいいのかな
2 これでいいのかな

3 これでどう
3 これでどう

4 完成しました
4 完成しました

5 完成した作品
5 完成した作品

6 日本のPOEM CONCERTの舞台様子
6 日本のPOEM CONCERTの舞台様子