研修会のお知らせ  《一般の方もお気軽にお申し込み下さい》

7月6(土)・7(日)に和紙研では「あきるの ふるさと工房と秋川渓谷」研修会を企画しました。

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<秋川渓谷を望む「黒茶屋」の水車>

 

Aコース:6日午前中JR武蔵五日市駅11時集合で一日研修コース

Bコース:一日研修終了後、現地に一泊して秋川渓谷と螢狩りを楽しむコースを企画。(宿泊先光明山荘二食付8,925円)

会  費:500円(当日お支払い)

 

体験コーナー:予約要(2週間前) ①②をセット体験も可

①紙漉〔はがき版6枚または半紙版2枚を漉く。所要時間約60分〕

費用840

②和紙染め〔A4版の和紙3枚を「折り染め」か「しぼり染め」で、所要時間約40分〕費用840

東京都西多摩地区に平成7年秋川市と五日市町が合併してできたのがあきる野市。その奥で檜原村に近い風光明媚にして清流の秋川渓谷沿いにある乙津地区にあるのがこの工房。そこには北村春香会員が勤務しており、東京都指定無形文化財「軍道紙(ぐんどうがみ)」を漉いています。数十年前の「軍道紙」の記録映像の鑑賞、自家製トロロアオイ見学、紙漉きと染め紙の体験もできる空間です。

旅程の詳細はHP(6月6日更新予定)に掲載しますが、現在は紙漉きからは離れておりますが、「軍道紙」の伝承者を撮った貴重なビデオの鑑賞、また軍道紙周辺のことなど、できるだけ掘り下げられるように構想中です。                                    担当:小井川元慈

 

一般の方々のお申し込み方法

一般の方々はFAX申し込み用紙で事務局までお申し込み下さい。担当からご連絡いたします。

研修旅行 FAX 申し込み書

Exif_JPEG_PICTURE<工房近くのトロロアオイ畑>

Exif_JPEG_PICTURE<あきるのふるさと工房>

会員情報

宮下会員「週間朝日」巻頭カラー4頁掲載

「日本画家宮下真理子」として宮下会員が紹介されました。(2013416日発売「週刊朝日」)作品はもちろん、制作風景、野外スケッチ、顔料を選ぶ姿や小津和紙で西本店員と紙について対話しているも場面も掲載されています。

小津和紙360周年記念事業「紙本の絵画展」

期間:59日(木)〜18日(土)東京藝術大学美術館

時間:10001700(最終日は1500まで)

小津和紙では日本画の基底材として使用される和紙について、東京藝術大学日本画研究室に「絵画用紙の諸相とその発揮について」をテーマに研究を委託し、その経過発表を兼ねて、「小津ギャラリー」にて、2007年度より毎年開催しています。創業360周年を迎える今年は、これまでの研究を総括する2012年度の研究成果発表の年でもあり、東京藝術大学日本画研究室のご厚意により、東京藝術大学大学美術館陳列館において「紙本の絵画展」を開催することになりました。

出品者によるギャラリートーク

日時:5月11日(土)14001500   場所:東京藝術大学大学美術館陳列館

主催:東京藝術大学日本画第二研究室・株式会社小津商店

会員情報

埼玉伝統工芸会館で二つのイベント

51日(水)~616日(日)  谷野裕子会員関連

大江戸  “紙”-民の暮らし “書”-民の遊び ~江戸の文化を探る~

江戸の庶民の中で“紙”が、そして“文字”がどのような存在であったのかを探ります。

『和紙と生活』実行委員会 岩本公水 大宮光陵高校書道科

 

❷4月23日(火)~56日(月・祝)   新井悦美会員・湯川浩秀会員

紙漉き屋と襖屋の小物・インテリア ~ナチュラル&やすらぎの和空間を〜

流泉紙によるタペストリー、襖、うずら紙・襖紙による小物など…

 

埼玉伝統工芸会館 〒355−0321  埼玉県比企郡小川町大字小川1220

TEL 0493721220    FAX 0493742636  http://saitamacraft.com/

アクセス:東武東上線・JR八高線小川町駅から徒歩40分・「小川パークヒル」行きバス「埼玉伝統工芸会館前」下車1分。

関越自動車道 嵐山・小川ICから10

月例会見学ご希望の方々へ

見学希望の方は、4月18日(木)まで「添付申し込み書」に必要事項を記入の上、事務局へ月例会担当の日野宛にFAX03−5685−7780)でお申し込み下さい。見学詳細こちらからご連絡いたします。なお、当日見学代として2,000円ご用意下さい。

また、見学者が多い場合はお断りすることもありますので、お早めにお申し込み下さい。

FAX 申し込み書<Wordファイルです>

 

4月の例会のお知らせ

日時:2013年4月20日(土)13:30〜17:00

会場:小津和紙本社ビル 6階会議室(「小津和紙ご案内」参照)

13:30~14:30 原典講読『造紙説』「越前」(最初)楮の部分。

14:30~14:45 休憩

14:45~16:30 会員発表

16:30~17:00 事務連絡・片付け・退出

 

会員発表

題名「伝統筆 紙巻き筆の世界」   日野楠雄(Nanyu HINO)会員

PC・プロジェクター使用 DVD放映予定

 

普通「筆」といえば紙に書く道具ですが、ここで取り上げる筆は和紙がないと製作できない筆です。構造上、和紙が重要な役割を果たしている筆が、「紙巻筆」または「巻筆」と呼ばれるものです。これも和紙文化の一つで、少なくとも正倉院(藏筆18本)から現在まで綿々と受け継がれた世界で最も長い歴史をもつ筆です。耐久力・水に強く・しなやかさを併せ持った和紙ならではの特性がその1200年の時間を支えてきたのでしょう。正倉院蔵筆の資料と現在唯一の伝承者である15世藤野雲平氏製作の原物資料を中心にして、日中の歴史を踏まえ、ビデオで実際の製造工程を紹介しながら、「紙に書く筆」ということではなく、「紙から筆を見る」視点で筆を考えてみます。 参照文献「思貽齊管城二譜」「米菴筆譜」「正倉院御物の文房具」「正倉院報」「木村陽山コレクション五十選&筆づくりフォーラム図録」など 当日は十四・十五世雲平製造筆以外の巻筆(有芯筆)や一般筆(無芯筆)などの展示も予定しています。

 

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小津和紙ご案内

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