会員情報

【和紙の姿展】ーEchizenwashiを創作するー 和紙文化in越前

「和紙の姿展」ーEchizenwashiを創作するーが和紙文化講演会や産地見学会に先駆けて11月15日(土)に開幕し、12月14日(日)まで1ヶ月間、卯立の工芸館全館にて開催されます。
 この展覧会は和紙文化研究会会員が中心となり、以下のようなジャンルの作家が、伝統性または創造性の中で越前和紙を使いその多様性と可能性を追求し、また再発見・再認識しようとするもので、老若男女全ての方に楽しんでいただける和紙関連の企画展としてはこれまでにないユニークな内容となっています。
 実際には13ジャンル17名の作家が50種以上の越前和紙を使い、100点程の様々な作品が展示されます。伝統的な復刻を手掛け過去の名品を再確認する作家、紙以外のものを同じ条件にしてそれらの紙の違いを比較検討する作家、既製の用途に拘らず色々な試みをする作家、新しい世界を切開いて行こうとする作家など、様々な取組みがなされており、明日へのヒントがたくさん隠れていると思います。
 「和紙文化in越前」のもう一つの柱である産地見学会が「紙の誕生」を知るものならば、この展覧会は “紙の用途”即ち芸術的・技術的な「紙の到達点」を考えることになり、多くの視点から紙を見ることができると思います。是非ともこの機会に多くの“和紙の姿”を見て紙について隣人と語り合ってみてはいかがでしょうか。

会場写真など別ページ【和紙文化in越前】http://washiken.sakura.ne.jp/admission/にて詳しく紹介しています。

期  間:2014/11/15(土)〜12/14(日)
会  場:卯立の工芸館 火曜休館(ただし、11月25日は開館)
      〒915-0232  福井県越前市新在家町9-21-2
      TEL:0778-43-7800
開館時間:9:00〜16:00

出品者とジャンル (会員=和紙文化研究会会員)

1 日本画(水墨)     中野嘉之(多摩美術大学教授) 招聘作家
2 日本画(素描)     長瀬香織(会員)
3 日本画(加飾)     大山龍顕(会員・東北芸術工科大学専任講師)
4 版画(木版画)     三井田盛一郎(会員・東京藝術大学准教授)
5 書             日野楠雄(松白)(会員)
6 書               杉本槑香(招聘作家・地元出身)
7 写真(プラチナプリント)西丸雅之(F・G・I)招聘作家
8 印刷(インクジェット)  水木喜美男(会員)
9 製本             櫛笥節男(会員・元宮内庁書陵部)
10 製本           吉野敏武(会員・元宮内庁書陵部)
11 和紙造形         青木真奈美(会員)
12 紙衣            岡嶋多紀 招聘作家
13 装飾品         黒須敬子(Cross Road)会員推薦
14 照明            岡嶋利英(会員)
15 からくり屏風       田中正武(会員・江戸表具師)
16 屏風           古牧平市(後援団体 東京表具経師内装文化協会)
17 紙布            佐々木理恵(招聘作家・鯖江市)

◆会員情報

「つむぐけしき よむこころ 米山和子 祖父江加代子」展  米山和子 会員

会 期: 2014年10月18日(土)~2014年12月14日(日)10~17時 入館は16:30まで 月曜日休(ただし、11月3日と24日は開館、翌日休館)/最終日17:00)
会 場:古川美術館分館爲三郎記念館
〒460-0066 名古屋市千種区池下町2丁目50番
電話 052-763-1991  http://www.furukawa-museum.or.jp/
主 催:公益財団法人古川知足会・中日新聞社
特別協賛:SMBC日興証券株式会社
概 要
世界から注目される日本の「米」と「和紙」。千年の時を越えて受け継がれてきた二つの素材を用いて、愛知県在住の現代アーティスト米山和子によるインスタレーションと、空間コーディネーター祖父江加代子による空間演出を行います。
米山和子は、米の糊としての特性、和紙の長い繊維と柔らかな特性を活かしたアートを作りあげます。炊いた米の一粒一粒を絹糸につなぎ、出来上がった何万も の半透明の美しい米粒により作り出した空間アート。和紙の繊維をほどくことによって生み出された繊細なトルソ(人体像)。それぞれの特性を活かした他に類 を見ないアート作品は、神秘的な魅力を放ちます。
祖父江加代子は、豊穣の秋や日本のこころをテーマに爲三郎記念館を彩ります。季節や年中行事に合わせた、世界的に評価の高い日本のしつらえの文化。祖父江 は、独特の風合いを持つ和紙、米をはじめとした素材の美を活かし、水や光など移りゆく自然美を取り込んだ和モダンな空間へ皆様をお招きします。
築80年を迎えた自然に囲まれた数寄屋建築に、大切に残してゆきたい日本のこころを、二人のアーティストが和歌の歌枕にちなむテーマで演出します。古来、受け継がれ、そして未来につなぐ美と和のこころがつむぐけしきをご堪能ください。

古川美術館 分館 爲三郎記念館

◆会員情報

「紙で旅するニッポン ~関東・甲信編~」   公益財団法人 紙の博物館

会 期:2014年9月13日(土)~2015年3月1日(日)
会期中の休館日:月曜日(但し9月15日、10月13日、11月3日、11月24日、1月12日は開館)9月16日(火)、9月24日(水)、10月14日(火)、11月4日(火)、11月25日(火)、12月24日(水)、1月13日(火)、2月12日(木)年末年始[2014年12月28日(日)~2015年1月4日(日)]

会 場:公益財団法人 紙の博物館4階企画展示室
〒114-0002 東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)
TEL:03(3916)2320   URL:http://www.papermuseum.jp/

展示趣旨  
紙は、印刷記録媒体や生活用品として私たちの日常生活に欠かせないものです。日本では、古くから製紙業が重要な産業として全国各地に根付いてきました。千年以上も前から育まれてきた手漉き和紙と、明治以降に近代産業として発展した洋紙業は、その基となる水や原料の栽培・調達、流通の要所などの地理的要素や、豊かな自然風土(気候)に育まれ、各地で発達してきました。
紙の博物館では今後数年に亘り、日本各地の製紙業(和紙・洋紙)の歴史や現状、その特色や様々な製品・工芸品などについてご紹介する「紙で旅するニッポン」展を開催いたします。その第一弾として、今回は「関東・甲信」地域にスポットをあて、東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・長野・山梨・静岡の1都9県の和紙と洋紙を展示します。
各地域の重要な産業として発展してきた製紙工場や、守り受け継がれる伝統産業としての和紙や紙工芸品など、現在も各地に息づいている紙についてご紹介いたします。
ニッポンの誇れるモノづくりとしての“紙”をたよりに、旅をする気分で改めて知っていただく機会になれば幸いです。
協 力: 全国手すき和紙連合・日本製紙連合会

紙旅展チラシ表縮小 紙旅展チラシ裏縮小

 

◆会員情報

【第2回国際木版画会議】     三井田盛一郎・門田けい子会員関係
国際木版画会議国際委員会では「第2回国際木版画会議」並びにサテライト事業「版画スタジオ/AIRプログラム」を東京藝術大学上野キャンパス、アーツ千代田3331を会場として開催いたします。
環境や身体に優しい水性木版画は、新しい表現方法として関心が寄せられています。第2回を迎える国際会議では水性木版画に係る技法、素材や歴史、社会的関係など様々な観点から論旨発表が行われます。今回は150人以上の参加者が見込まれますが、海外参加者は85%を超えると予想されます。国際木版画会議国際委員会では論旨発表に並行して「さまざまな場・さまざまな表現 ? 世界の版画スタジオ&AIR」を開催します。
会 期:2014年9月10(水)~14(日)  講演10月7日(火) 14:00~16:00(定員あり)
会 場:①東京藝術大学上野キャンパス 美術学部 中央棟 第1~3講義室 10:00 am~17:00 pm (両日)
〒110-8714東京都台東区上野公園12-8  電話:03-5685-7506
サテライト事業会場
②アーツ千代田3331 〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 電話:050-3304-9001
11・12日は10:00~21:00  13日は10:00~19:00  14日は10:00~15:00
数多い企画が予定されております。詳細は、「第2回国際木版画会議」をご覧下さい。
http://www.mokuhanga.jp/2014_jp/

国際木版画会議版画スタジオ/AIRプレスリリース

◆会員情報

【再興第99回 院展】       長瀬香織・宮下真理子 会員関係
期 間:2014年9月2日(火)~15日(月)
時 間:9:30~17:30(入場は16:30まで) 最終日入場は 13:30まで 閉会は 14:30
会 場:東京都美術館 東京都台東区上野公園8-3
長瀬会員作品:162カシュガルの午後(入選)  宮下会員作品: 222彩風の始点(入選)
http://nihonbijutsuin.or.jp/local_exhibitio_information/index99fall.html