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◆会員情報

増田勝彦副会長がラヂオ深夜便「明日への言葉」に登場。

NHKラジオ第一放送、ラジオ深夜便の「明日への言葉」というコーナーで増田先生が出演されます。放送日時は25年1月28日午前4時05分ころからで、45分間位、形式はインタビューです。タイトルは「温かな和紙のこころを語る」です。肩書は和紙文化研究会副会長です。和紙つくりの歴史、正倉院のこと、フィレンツェのこと、版画と和紙、表装、増田先生の人生、などなどの予定です。早朝ですが是非とも拝聴下さい。

ラジオ深夜便のHPhttp://www.nhk.or.jp/shinyabin/です。

 

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『パーチメントクラフト展 ~フェアリーズの10年~』 開催概要

 

http://www.papermuseum.jp/exhibit/temporary/2013/1203.html

 

1.会期 2013123日(火)~201432日(日)

会期中の休館日:月曜日(但し1223日、113日は開館)

1224日(火)、114日(火)、212日(水)

年末年始[20131228日(土)~201414日(土)]

 

2.会場公益財団法人 紙の博物館4階企画展示室

114-0002 東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)

TEL:03(3916)2320  FAX:03(5907)7511

URL: http://www.papermuseum.jp/

 

3.主催   公益財団法人 紙の博物館

共催   パーチメントフェアリーズ2014

協力   ()CEO Corp.

 

4.展示趣旨

『パーチメントクラフト』は、日本では1990年代中頃から徐々に広がってきたペーパークラフトです。

「パーチメント」とは、主にヨーロッパで用いられた羊やヤギ、牛などの皮から作られた書写材料のことで、「羊皮紙」とも呼ばれます。このパーチメントに記された聖書や祈祷書、貴族の家系図などに装飾を施していたものが、ヨーロッパから南アメリカに伝わり、いつしかクラフトとして確立されていったようです。

 20世紀になって『パーチメントペーパー』という専用紙が開発され、誰もが楽しめる手芸として『パーチメントクラフト』が確立しました。絵を描いたり、浮き彫り模様を施したり、穴をあけて透かし模様をつけたりして、繊細で美しい、まるでレースのような仕上がりになります。グリーティングカードや額装品など平面的なものだけでなく、生活小物など立体的なものまで、工夫次第であらゆる作品づくりが楽しめます。

 本企画展では、資格を持った講師の有志団体である『パーチメントフェアリーズ』が年1回発行してきた本が2014年で10冊目となることを記念して、多くの方に『パーチメントクラフト』の世界をご紹介いたします。

 

憧れのロココ ホワイト               憧れのロココ カラー

憧れのロココ ホワイト憧れのロココ カラー

 

 

 

 

 

 

5.付帯事業

「パーチメントクラフト講習会 CHRISTMAS FAVORITE

 

日時:128日(日) 13301600費用:受講料3000円、材料費 600円、レンタルツール500円(*任意)

対象:中学生以上/定員:20

内容:赤い実をつけたヒイラギ柄とレースをあしらった箱を作ります。

中にライトを入れて灯りとして楽しんだり、ギフトボックスとしてもお使いいただけます。

 

「パーチメントクラフト講習会-初春の掛け飾り 扇にアレンジ」 

日時:1223日(月・祝)13301600

費用:受講料3000円、材料費 掛け飾り仕立て1000/扇仕立て2000円、

レンタルツール500円(*任意)

対象:中学生以上/定員:20名  

内容:W.モリスがデザインしたアカンサスを模したフレームの中に、丸花紋をあしらった装飾を施します。掛け飾り仕立てとするか、扇にアレンジするかはお好みです。

 

③「パーチメントクラフト講習会-ラブリーハート」 

日時:119日(日)13301600

費用:受講料3000円、材料費400円、レンタルツール500円(*任意)

対象:中学生以上/定員:20名  

内容:ハートをモチーフにしたバレンタインカードと、揺れるハートをデザインしたプレゼント用タグを作ります。

 

「パーチメントクラフト講習会-ひな祭り飾り」

日時:28日(土)13301600

費用:受講料3000円、材料費1000円、レンタルツール500円(*任意)

対象:中学生以上/定員:20名  

内容:レースとエンボスで楽しめるお雛様のデザインを、玄関飾りやプレゼントにピッタリの小さな額に仕上げます。

 

 

6.期間中のその他事業

「紙すき教室」

日時:毎週土・日曜日 13001430(お1人10分程度)

定員:時間中随時受付

料金:入館料のみ(大人300円・小中高100円)

内容:牛乳パックの再生原料から、手すきのオリジナルハガキを作る。子どもから大人まで、

楽しみながら紙の作り方・リサイクルのしくみが分かる、人気の催しです。

チラシ表チラシ裏

 

 

 

 

 

 

 

 

画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

 

7.担当者

公益財団法人 紙の博物館 学芸部 平野祐子

TEL:03-3916-2320

FAX:03-5907-7511

Email:gakugei@papermusum.jp

 

◆会員情報

〖東京都優秀技能者(東京マイスター)「都知事賞」受賞〗

田中正武会員が本年11月15日東京都優秀技能者(東京マイスター)「都知事賞」で表彰されました。

この賞は都内に勤務する技能者のうち、極めて優れた技能を持ち、他の技能者の模範と認められる方々を東京都優秀技能者として知事が認定するものです。中小企業における技能者の育成等を図るとともに、広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、技能者の社会的地位及び技能水準の向上を図ることを目的として表彰を実施しています。

http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/school/skill/meister/

会員情報

〖季刊 和紙だより2013秋号の紹介〗

「季刊 和紙だより40号」(2013秋号)に2014年3月15日の和紙研月例会の講演「楮数種類の繊維と紙質の分析(仮題)

として予定されています招聘講師のロギール アウテンボーガルト氏が一面に紹介されました。二面には日野楠雄会員、四面情報欄に今月30日の当会「和紙文化講演会」が紹介されています。

40号の構成〉

  • 越前和紙への提言:手漉き紙漉匠・紙漉き民宿「かみこや」主宰Rogier Uitenboogaart(ロギール アウテンボーガルト)氏「ペーパー・ツーリズムで引き出す地域の個性」
  • 取組紹介:文房四宝研究家の日野楠雄氏「講演 和紙と墨色」

 ロギールさんの紙に書いた作品が2点紹介されています。

  • レポート:第17回越前千年紀ロマン講座「岩野平三郎と近代日本画の巨匠たち」

情報欄:

「うつす和紙・棚井文雄写真展・越前和紙の世界」展

「越前和紙伝統工芸士認定試験」

「第30回伝統的工芸品月間国民大会関連行事」(和歌山大会)

「第21回和紙文化講演会」

和紙だより40号 1

和紙だより 40号  2

和紙だより 40号 3和紙だより 40号 4

(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

 

「季刊 和紙だより」について

福井県和紙工業協同組合が2004年(平成16)から春夏秋冬の年4回発行している全国で唯一の和紙関連季刊誌です。編集の右衛門佐美佐子(Yomosa MISAKO)さんは全国を飛び回って旬な和紙情報を集めています。

 これまでに和紙研関係者も掲載されておりますので、ご紹介いたします。

会員関連

【越前和紙への提言】

26 2010春 府川次男(和装本・研究・指導・制作)「アイデア無限の和装本作り」

25 2010冬 尾村知子 (編集者・和紙企画)「作り手を作る前に、使う人にとどける場作りを」

18 2008春 花牟禮亜聖(ペーパーデザイナー) 「紙と対話する喜び」

ショップレポート

15 2007夏 東京松屋 国内最大の襖紙ショールーム、リニューアルオープン

9 2006冬 小津和紙舗 「東京圏の和紙の文化拠点」

3 2004夏 紙の温度 

【取組み紹介】

40 2013秋 日野楠雄 講演「和紙と墨色紙・墨・水、三位一体の世界」

12 2006秋 美濃和紙 行政と協力し合う美濃和紙振興事業「イベントでシンボル効果つくり」

講演会関係

35 2012夏 内藤恒雄さん(手漉き和紙工房主宰)「作って売るのが自分のテーゼ」〈第18回和紙文化講演会関係〉

28 2010秋 ナンシー・ジャコビさん (和紙卸売販売会社経営、在カナダ)「きちんと伝えれば持続的な効果をもたらす」〈第17回和紙文化講演会関係〉

イベント

25 2010冬 Dard Hunter「紙・未来・宇宙」フレンズ・オブ・ダードハンター作品展

招聘講師

40 2013秋 ロギール・アウテンボーガルト (紙漉き民宿「かみこや」主宰)「ペーパーツーリズムで引き出す地域の個性」

 

 「季刊和紙だより」発行主旨 

中国大陸から朝鮮半島を経て日本に伝わった紙は、長い年月、日本の美術や書物を根底で支えた情報・文化媒体であると共に、その技術は現代まで脈々と継承されてきた日本が誇るすばらしい文化です。

和紙を含む伝統産業は、国民のライフスタイルの大きな変化の波を受けて、いずれも苦戦を強いられています。中でも今まで「素材」の生産を中心としてきた和紙産業は、目の超えた商品に通じた消費者への訴求が難しいなど、将来を展望しにくい状況にあります。

一方で、「和」「アジア」あるいは「エコ」「自然志向」への関心の高まりの中で、グローバル化を背景に、海外から多くの和紙風素材が流入しています。

今こそ「和紙」が生き抜く新しい道筋を見つけ出す時です。そのためにまず、内外の状況と時代の流れをつかみ、産地・業界・ユーザーがこれを共有するための情報源が必要であると考えました。原料・生産・流通・企画・デザイン・加工・マーケティング・文化研究などが連携して、新しい流れを自ら創り出していくために、この和紙情報誌が少しでもお役に立つことを願ってやみません。「季刊和紙だより」は、越前和紙のみならず、和紙産業全体の活性化に資するささやかな情報ツールを目指しています。

 この度、創刊号からダウンロードできるようになりました。小さな媒体ですが、和紙に関わる人、和紙に関わるビジネス、和紙産地の今を伝え、「業界活性化のための様々なヒントがある」とご好評をいただいております。

 現在、5号以降のバックナンバーを以下アドレスよりダウンロードできますのでご覧下さい。

http://washidayori.jimdo.com/バックナンバー一覧/no-37/

 

また、越前和紙を愛する会(福井県和紙工業協同組合内)では、会員を募集しております。会員には情報誌『和紙の里』(年1回発行)を発行・送付しており、今年で34号になります。

http://www.echizenwashi.jp/information/magazine.html

 

「季刊 和紙だより」『和紙の里』ともにお問合せは以下までお願いします。

915-0234

福井県越前市大滝町11-11(福井県和紙工業協同組合内)
TEL:0778-43-0875

 

◆会員情報

〖訃報〗

 半田正博会員が先月お亡くなりになりました。享年75 歳。当十月二日に株式会社半田九清堂社葬としてご葬儀が執り行なわれ、元東京文化財研究所所長、渡辺明義先生から弔辞が添えられました。

 和紙文化研究会発足当初からの賛助会員である株式会社半田九清堂を兄、故半田達二氏とともに創業。修行と研鑽を重ね受継がれた伝統的装潢技術をもとに、上原の工房及び、東京国立博物館、江戸東京博物館に修理室を置かれ、国宝などの指定文化財修理に携わり、我が国における保存修復という概念と、紙や絹をベースとする東洋美術の修理技術の継承と発展にご尽力なされました。

 半田会員は東京藝術大学大学院・東北芸術工科大学・文星芸術大学・女子美術大学・吉備国際大学・東洋美術学校などで保存修復に関する教鞭をとられ、殊に東北芸術工科大学では教授として保存修復研究センターの一翼を担い、五十年以上の経験に裏付けされた高度なそして最先端の保存修復技術を東北の各地に伝播された功績は計り知れないものがあります。

 当会においても、長い間役員の重責を担われ、また和紙文化講演会でも何度か講師をつとめられ、発足当初より会運営に多大なるご尽力いただきました。会員一同心より感謝申し上げ、ご冥福をお祈り申し上げます。

 なお、本年1130日発行の『和紙文化研究21号』には、半田正博先生の多大なる和紙文化へのご貢献に対して、特別追悼文号として多くの方々が寄稿する予定ですのでご高覧賜われれば幸いです。