小津和紙360周年記念事業「紙本の絵画展」

期間:59日(木)〜18日(土)東京藝術大学美術館

時間:10001700(最終日は1500まで)

小津和紙では日本画の基底材として使用される和紙について、東京藝術大学日本画研究室に「絵画用紙の諸相とその発揮について」をテーマに研究を委託し、その経過発表を兼ねて、「小津ギャラリー」にて、2007年度より毎年開催しています。創業360周年を迎える今年は、これまでの研究を総括する2012年度の研究成果発表の年でもあり、東京藝術大学日本画研究室のご厚意により、東京藝術大学大学美術館陳列館において「紙本の絵画展」を開催することになりました。

出品者によるギャラリートーク

日時:5月11日(土)14001500   場所:東京藝術大学大学美術館陳列館

主催:東京藝術大学日本画第二研究室・株式会社小津商店

会員情報

埼玉伝統工芸会館で二つのイベント

51日(水)~616日(日)  谷野裕子会員関連

大江戸  “紙”-民の暮らし “書”-民の遊び ~江戸の文化を探る~

江戸の庶民の中で“紙”が、そして“文字”がどのような存在であったのかを探ります。

『和紙と生活』実行委員会 岩本公水 大宮光陵高校書道科

 

❷4月23日(火)~56日(月・祝)   新井悦美会員・湯川浩秀会員

紙漉き屋と襖屋の小物・インテリア ~ナチュラル&やすらぎの和空間を〜

流泉紙によるタペストリー、襖、うずら紙・襖紙による小物など…

 

埼玉伝統工芸会館 〒355−0321  埼玉県比企郡小川町大字小川1220

TEL 0493721220    FAX 0493742636  http://saitamacraft.com/

アクセス:東武東上線・JR八高線小川町駅から徒歩40分・「小川パークヒル」行きバス「埼玉伝統工芸会館前」下車1分。

関越自動車道 嵐山・小川ICから10

月例会見学ご希望の方々へ

見学希望の方は、4月18日(木)まで「添付申し込み書」に必要事項を記入の上、事務局へ月例会担当の日野宛にFAX03−5685−7780)でお申し込み下さい。見学詳細こちらからご連絡いたします。なお、当日見学代として2,000円ご用意下さい。

また、見学者が多い場合はお断りすることもありますので、お早めにお申し込み下さい。

FAX 申し込み書<Wordファイルです>

 

4月の例会のお知らせ

日時:2013年4月20日(土)13:30〜17:00

会場:小津和紙本社ビル 6階会議室(「小津和紙ご案内」参照)

13:30~14:30 原典講読『造紙説』「越前」(最初)楮の部分。

14:30~14:45 休憩

14:45~16:30 会員発表

16:30~17:00 事務連絡・片付け・退出

 

会員発表

題名「伝統筆 紙巻き筆の世界」   日野楠雄(Nanyu HINO)会員

PC・プロジェクター使用 DVD放映予定

 

普通「筆」といえば紙に書く道具ですが、ここで取り上げる筆は和紙がないと製作できない筆です。構造上、和紙が重要な役割を果たしている筆が、「紙巻筆」または「巻筆」と呼ばれるものです。これも和紙文化の一つで、少なくとも正倉院(藏筆18本)から現在まで綿々と受け継がれた世界で最も長い歴史をもつ筆です。耐久力・水に強く・しなやかさを併せ持った和紙ならではの特性がその1200年の時間を支えてきたのでしょう。正倉院蔵筆の資料と現在唯一の伝承者である15世藤野雲平氏製作の原物資料を中心にして、日中の歴史を踏まえ、ビデオで実際の製造工程を紹介しながら、「紙に書く筆」ということではなく、「紙から筆を見る」視点で筆を考えてみます。 参照文献「思貽齊管城二譜」「米菴筆譜」「正倉院御物の文房具」「正倉院報」「木村陽山コレクション五十選&筆づくりフォーラム図録」など 当日は十四・十五世雲平製造筆以外の巻筆(有芯筆)や一般筆(無芯筆)などの展示も予定しています。

 

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小津和紙ご案内

小津和紙ご案内

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月例会見学ご希望の方々へ

見学希望の方は、3月14日(木)まで「添付申し込み書」に必要事項を記入の上、事務局へ月例会担当の日野宛にFAX(03−5685−7780)でお申し込み下さい。見学詳細こちらからご連絡いたします。なお、当日見学代として2,000円ご用意下さい。
また、見学者が多い場合はお断りすることもありますので、お早めにお申し込み下さい。

FAX 申し込み書<Wordファイルです>

 

3月の月例会のお知らせ
日時:2013年3月16日(土)
会場:小津和紙6F(「小津和紙ご案内」参照)
13:30~14:45 原典購読『造紙説』 美濃部分全体のまとめ
14:45~15:00 休憩
15:00~16:00 会員発表
16:00~16 :30  新潟門出和紙ビデオ放映
16:30~17:00 事務連絡・片付け・退出

 

会員発表
題名「竹尾と記念出版の紹介」    井上雅和(Masakazu Inoue)会員
創立70年と80年を記念して取り組まれた二大出版事業「手漉和紙」(1969年)と「世界の手漉紙」(1979年)は、数十年を経た現在においては特に大変貴重な資料となっており中々お目にかかることはできません。今回は(株)竹尾マーケティング本部勤務の井上さんに原物を披露いただき閲覧可能にしていただきました。そして、その経緯や近年の(株)竹尾の取り組みなど、竹尾ショールーム・SHOP(見本帖本店・青山見本帖)及びウェブショップなど見本帳と共に紹介していただくことになっています。

 

創立70周年記念版手漉き和紙 帙

「手漉和紙」

(旧竹尾用紙店)

1969年(昭和44)刊行

 

 

手漉き和紙 表紙と帙手漉き和紙 扉

 

 

 

 

 

世界の手漉き和紙 題せん

世界の手漉き和紙 箱中2世界の手漉き和紙 外箱

 

創立80周年記念版

「世界の手漉紙」                   世界の手漉き和紙 箱中1                            世界の手漉き和紙 内容10-1

株式会社竹尾

1979年(昭和57年)刊行

 

 

 

 

Exif_JPEG_PICTURE竹尾の見本帳(ファンシー系洋紙)も
ご紹介いただけます

 

 

 

 

(画像をクリックすると拡大画像を表示できます)

 

「手漉き和紙&紙の新表現」の写真報告 

 2013年1月30日(水)〜2月3日(日)の間、川越市立美術館市民ギャラリーで開催されました、和紙研会員の新井悦美・湯川浩秀・水木喜美男各人と小津和紙の今井香子さんの4人が紙をテーマに繰り広げた「手漉き和紙&紙の新表現展」が盛会裡に終了しました。

 天井が高く広々とした会場には4テーマである〈刷る〉〈漉く〉〈書く〉〈張る〉が各コーナーに分かれそれぞれの芸術性を主張し、同時に平面と立体の展示形態が紙という線上で融合した会場は、これまでに誰も見たことのない空間を創り上げました。この和紙に生かされ、生かすアーチストの取り組みは、週末には150名を越す観覧者でにぎわいました。

会場 川越市立美術館

 

 

 

 

 

 

 

  会場内では立つ位置によって見える風景が異なるため、会場風景を思い浮かべるには様々なアングルから撮影したものが必要となります。紹介する各写真には、A、Bなどのアルファベットや→がついていますが、例えば「N→L」は下記「四人展会場配置図」のN辺りからLの方向に見ている写真という意味です。色々なアングルや高さから撮影したものをご堪能さい。

 展示配置図 

 会場の様子は以下のPDFファイルからご覧いただけます。

 

A→C             E 和紙花卉 部分

 

E 和紙花卉1        E 和紙花卉2

 

H→A              G→L

 

J 今井さん作品「心」    L 

 

L→K 1            L→K 2

 

L→K 3            M→F 1

 

M→F 2           M→H 1

 

M→H 2          M→H 3

 

M→J             M→L 1

  

M→L 2           N→H

 

N→I             N→K

 

N→L

 

TV局の取材1       TV局の取材2