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「和紙素材の研究展Ⅲ」
-愛知県立芸術大学 柴崎幸次研究室+豊田市和紙のふるさと-                                                   
                          小津和紙 会員関係
会 期:平成28年2月22日(月)~27日(土)
    10:00~18:00 初日は15:00より開場、最終日は16:00で閉場
会 場:東京日本橋 小津ギャラリー
 本展は愛知県立芸術大学大学院特別研究「和紙素材の研究」と 豊田市和紙のふるさと研究活動をまとめた、平成26年度地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ(大学を活用した地域芸術文化振興事業)の報告展です。

展示解説:2月22日(月)17:00 柴崎幸次解説 (申込み不要)
紙漉き体験:
2月22日(月)15 ;00~・16:00~23(火)・24(水)10:30~・11:30~・14:00~・15:00~・16:00~    
申込みは03(3662)1184(小津和紙:高木・田中)まで。または会場でお問合せ下さい。※体験は有料です。小判(34.5×48cm)1枚500円。開始5分前に1階工房へ集合。

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小津ギャラリー特別展 「土佐和紙展」                     
                          小津和紙 会員関係
会 期:平成28年2月15日(月)~20日(土)
    10:00~18:00 初日は14:00より開場、最終日は15:00で閉場
会 場:東京日本橋 小津ギャラリー
    〒103-0023 東京都中央区日本橋3-6-2小津本館ビル
     TEL 03(3662)1184
紙漉き体験:
2月16日(火)・17(水)・18(木)の三日間、土佐和紙の原料を使い紙漉き体験ができます。時間はそれぞれ、10:30~・11:30~・14:00~・15:00~・16:00~です。※体験は有料です。ご希望の方は予約もできます。
ギャラリートーク:
2月16日(火)・17(水)・18(木)・19(金)の各午後2時から、土佐和紙の漉き手さんが製造現場からの話を予定しています。
主催:高知県手すき和紙協同組合  

月例会見学ご希望の方々へ

見学希望の方は、2月18日(木)まで「添付申し込み書」に必要事項を記入の上、事務局へ月例会担当の日野宛にFAX(03-3759-7103)でお申し込み下さい。見学詳細こちらからご連絡いたしますので、必ずご連絡先を明記して下さい。もし明記がない場合は受付できません。なお、当日見学代として1,000円ご用意下さい。また、見学者が多い場合はお断りすることもありますので、お早めにお申し込み下さい。

FAX 申し込み書<Wordファイルです>

日 時:2月20 日(土)13:30~17:00 
会 場:小津和紙本社ビル 6階会議室
    13:00~13:30 フリートーク
    13:30~14:45 特別講義「浮世絵に見る紙と摺」 増田勝彦 副会長
    14:45~15:00 休憩 
    15:00~16:45 会員発表「漢画像石の造紙図と拓本」(下記参照)
    16:45~16:30 事務連絡・片付け・退出 

 

会員発表                    PC・プロジェクター使用
題  名「漢画像石の造紙図と拓本」            日野楠雄  会員
考古学資料によれば紙の起源は今のところ中国前漢時代まで遡っている。中国は長い歴史を持ち、広大で、多くの人がいる国であり、未知なることが多く、いつどこで何が発見されるかわからず、千年の年月も一瞬にして変わってしまうことがある。紙の歴史もどこまで遡るか楽しみである。
 書の研究会で一昨年末に漢画像石の拓本画像が掲載された書籍を示された。そこには「造紙図」が描かれており驚いた。『天工開物』を遡ること1400年前の紙製造の工程図である。この図は原材料~乾燥まで一通りの工程が描かれている。解説を見て行くと特に原料・ネリ・漉きの3つに様々な考えが浮かび上がってきた。この点は私の手におえない所もあり、会員の皆さんにご意見をいただきながら検討したいと考えている。
 後漢中期は祭倫の技術改良、そして「紙」という字を考える時必須の字書である許慎の「説文解字」が成った時代である。素材のこともあるが、あらためて、「紙」「帋」「絮」など「説文解字」の紙に関する文字の解釈も考えてみたい。
 また、漢時代以降消滅した「画像石」「画像甎」文化は、造紙図の信憑性とも関わってくるため、山東省の原物拓本資料を中心に紹介しながら、その歴史的意義やその内容やデザイン性についてお考察したいと思う。

画像石 舂搗(叩解)の図

舂搗(叩解)

【発表会員プロフィール】 日野楠雄(Nanyu HINO)1961年山形県生まれ 
専門は文房四宝・拓本研究。松窗印会会員・日本拓本社副代表
筆墨硯紙及び拓本を連携させ並行して研究・調査する立場をとっている。和紙研では「和紙における墨色の変化」「和紙の拓本利用」「和紙を使う筆」などをテーマとして活動。

 

特別講義                    PC・プロジェクター使用
「浮世絵に見る紙と摺」                 増田勝彦 副会長 
 浮世絵がカラフルになる前は、墨摺に手彩色だったのですが、摺りに使われた紙も、墨摺りと多色摺りとでは、大きく違い、摺りの技術も違っていたはずです。
 今回は、紙の発展と摺り技術の発展が相まって明治の新版画運動に到る様子を独断的に話してみようと思います。
浮世絵 足元 

小津和紙ご案内200

◆和紙情報

「第100回記念展 吉田苞竹雲峰詩書碑建立15周年記念 鄭道昭展」
会 場:書壇院ギャラリー
〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-5-1 アークヒルズ仙石山テラス101
電話 03-6721-5701 FAX 03-6721-5702
会 期:平成27年11月1日(日)~平成28年2月28日(日) 午前10時~午後5時
開館日:火曜日~日曜日(休館日は月曜日(祝日の場合は翌火曜日)及び年末年始)
主 催:公益財団法人
書壇院書壇院ギャラリーの展示が第100回展を迎えます。その記念として「鄭道昭展」が企画されました。吉田苞竹(1890?1940)が「中国の北方の書仙」と呼んだ鄭道昭の摩崖書整拓本のほぼ全容を展示。書壇院収蔵の旧拓鄭文公上碑・下碑を始め、論経書詩、郭静和題字等27種の予定です。
http://shodan-in.jp/?post_type=gallery&p=516&flag=no

交通アクセス:
▽地下鉄南北線「六本木一丁目」駅下車 徒歩8分
▽日比谷線「神谷町」駅下車 2番出口より徒歩5分

◆和紙情報

「ペーパー?ペーパー!-世界は紙にも還元できる-」 開催中
会 期  2015年11月21日(土)~2016年3月6日(日)
開館時間/10:00 ~ 17:00(入館は閉館時間の30分前まで)休館日/月曜日(月曜が祝休日の場合は開館し、翌日休館)
会 場:大岡信ことば館 
    〒411-0033 静岡県三島市文教町1-9-11 
    Z会文教町ビル1,2F TEL:055-976-9160 FAX:055-989-1360   
入場料:1000円(大人)
後 援:和紙文化研究会
交通アクセス:JR三島駅北口から東に徒歩1分、10階建ての「Z会文教町ビル」 
       の1, 2階部分です。ビル玄関は南北にございます。
駐車場:ビル敷地内北側には、ことば館専用の無料駐車場を3台分あります。?  
    満車の場合は、駅周辺の有料駐車場をご利用ください。
https://kotobakan.jp/
【ワークショップ】紙漉き体験
2016年 1/16(土)・17(日)・30(土)・ 31(日)、2/13(土)・14(日)・27(土)・ 28(日) 各回 開始13:00?16:00まで受付。
和紙の代表的な原料、楮(こうぞ)を使って紙漉きにトライ!本格的な木の道具を使い、ハガキを作ることができます。
体験料:500円

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