◆会員情報
展示会
越前和紙展 装飾料紙を極める
~越前の技にて平安時代の羅紋・打雲・飛雲・いろ紙を復元~
福井県和紙工業協同組合 会員関連
会 期:2019年02月18日~02月23日 10:00~18:00
(2月18日は15:00より、23日は15:00終了)
会 場;小津ギャラリー 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-6-2
小津本館ビル2F TEL. 03-3662-1184)
特別揮毫作品展示:
黒田賢一・高木厚人・土橋靖子・横山煌平・渡辺墨仙
主 催:福井県和紙工業協同組合
〒915-0232 福井県越前市新在家町8-44パピルス館内
電話 0778-43-0875 E-Mail info@washi.jp
協力:小津和紙・和紙文化研究会
後援:全国手すき和紙連合会
DMはがき
打雲(雁皮・藍)羅紋(雁皮・茜)いろ紙(雁皮・紅花)
イベント: 墨流し体験(予定)
日 時:2月22日(金)、23日(土)10:30~15:00
講 師:福田忠雄(越前和紙伝統工芸士)
参 加:予約不要(先着20名)
参加費:500円
内 容:柾判(約47×68cm耳付き)手漉き和紙に墨流しを行います。
関連図録・要旨集紹介
展覧会「現代かな作家と装飾料紙-越前によみがえる平安の美」(2018/10~11紙の文化博物館)
シンポジウム「千年の時空を超えた装飾料紙、今、越前に甦る」(2018/10/28 あいパーク今立)
図録表紙
紙面
関連HP
http://www.ozuwashi.net/gallery_schedule_detail.html?gallery_id=129
http://washiken.sakura.ne.jp/blog/
http://www.washi.jp/topics/topics2019.html#t1
2019年2月5日 |
トピック:会員情報
月例会見学ご希望の方々へ
見学希望の方は、2月13日(水)まで、添付「Web申し込み書」に必要事項を記入の上、下記例会委員専用アドレスへ添付してお送り下さい。entry@washiken.sakura.ne.jpまた、事務局宛に「FAX申し込み書」(03-5685-7780)でお申し込み下さい。見学詳細はこちらからご連絡いたしますので、必ずご連絡先を明記して下さい。もし明記がない場合は受付できません。なお、当日見学代として1,000円ご用意下さい。また、見学者が多い場合はお断りすることもありますので、お早めにお申し込み下さい。
FAX 申し込み書<Wordファイルです>
◆ 2月例会
会 場:小津和紙本社ビル 6階会議室
日 時:2月16 日(土)13:30 ~17:0 0
会 場:小津和紙本社ビル 6階会議室
13:00 ~ 13:30 フリートーク
※会員相互の情報交換の時間としてご利用ください。
13:30 ~ 14:40 第19 回宍倉ゼミ宍倉佐敏 会員(下記参照)
14:40 ~ 14:50 休憩
14:50 ~ 16:40 「ローマとフィレンツェにおける八女手漉き
和紙の紹介」 狩野 啓子会員(下記参照)
16:40 ~ 16:50 事務連絡
16:50 ~ 17:00 片付け・退出
※当日の進行状況により、スケジュールが多少前後する場合がございます。予めご了承下さい。
第19回 宍倉ゼミ プロジェクター・DMS使用予定
『和紙 風土・歴史・製法-1「吉野紙・美栖紙・宇陀紙」』
女子美術大学特別招聘教授 宍倉佐敏 会員
我が国の美しい書や絵画は表装と呼ぶ独特な方法で、美術品を保護・保存・管理している。
この表装に欠かせない紙が美栖紙・宇陀紙で吉野紙は漆を濾す紙として貴重であり、現在でも奈良の土産物とされる「やわやわ」と呼ばれる懐中紙もここでつくられる。
吉野の三紙は長い伝統をもつ用途の違いで、製法が異なり、同じ表具用紙でも裏張りの順番で紙質も異なる、一般的な製法を行う紙漉きのあり方とも異なることを、吉野の紙漉き達は疑問も持たずに古典的な姿を続けている、これは現在の奇跡ともいえる仕事ぶりを探ってみる。
会員発表
PC・プロジェクター使用予定
「ローマとフィレンツェにおける八女手漉き和紙の紹介」 狩野 啓子 会員
2018 年5 月12 日から20 日にかけて、久留米大学文学部の教員と八女和紙職人・久留米絣職人を中心としたイタリア訪問団は、国際交流基金の助成を受けて「久留米大学文化財保存科学研究部会(日本文化紹介:筑後伝統工芸)イタリア レクチャー・デモンストレーション・ワークショップ(日本語)/ Promot ingChikugo’s Tradi t ional Ar ts inI taly; Yame Washi and Kurume Kasur i(英語)」と銘打った事業を実施するために、ローマとフィレンツェを訪れました。
2007 年に、「久留米大学比較文化研究所」という学内の学際研究の拠点に「文化財保存科学研究部会」を新設して、筑後の伝統工芸、特に、八女和紙と久留米絣の調査研究を中心に据えました。出発時期には、九州国立博物館文化財科学課との共同研究の体制が取れたおかげで、文化財保存修復の分野ではIPMが世界の主流であることを学ぶことができました。研究部会のテーマは複数にわたりますが、海外との連携を図った分野としては集大成となる今回の企画でした。
その事業の内容を、簡単にご報告したいと思います。
講師略歴
狩野 啓子 Keiko KANO
大分県出身。九州大学大学院文学研究科国語学国文学専攻修士課程終了後、九州大学文学部助手を経て、筑紫女学園短期大学国文科、久留米大学文学部国際文化学科で教鞭を執った。2018 年3 月定年後は、特任教授として継続。専門は日本近代文学。
2019年2月5日 |
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