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新刊 

日本は古来、「紙」の国だった 「日本史を支えてきた 和紙の話」

朽見行雄 会員関連

出版社:草思社
判 型:四六判
頁 数:272頁
整 本:並製
刊行日:2023年10月03日
定 価:2,090円(本体:1,900円)
ISBN:978-4-7942-2679-2

概 要
この本は邪馬台国の卑弥呼は、魏の国王からの詔書に対しては紙で返書を出したはず、と推測する所から始まります。
全体は十一の章があります。古墳時代に渡来人から紙の造り方を学び、国家経営の重要手段として和紙を開発・使用しました。華やかな平安文化に和紙は不可欠でした。江戸時代には経済・文化のあらゆる分野で和紙が大事な存在であり、デジタル時代の今も和紙は新たな役割を担っています。
この島国は中国大陸から多くを吸収しながらも、独自に和紙を造った事で初めて、日本と言う優れた文明国家になったと言えます。そんな和紙の事を学ぶ和紙文化研究会に、私は改めて嬉しさと誇りを感じています。(朽見行雄)

魅力ある内容は添付資料の「章立て」でご確認下さい。
「章立て」


草思社:
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