月例会見学ご希望の方々へ

見学希望の方は、3月17日(木)まで「添付申し込み書」に必要事項を記入の上、事務局へ月例会担当の日野宛にFAX(03-3759-7103)でお申し込み下さい。見学詳細こちらからご連絡いたしますので、必ずご連絡先を明記して下さい。もし明記がない場合は受付できません。なお、当日見学代として1,000円ご用意下さい。また、見学者が多い場合はお断りすることもありますので、お早めにお申し込み下さい。

FAX 申し込み書<Wordファイルです>

3月例会  
日 時:3月19 日(土)13:30~17:00 
会 場:小津和紙本社ビル 6階会議室
 13:00~13:30 フリートーク
 13:30~14:45 特別講義「三大手鑑について」宍倉佐敏会員 (下記参照)
 14:45~15:00 休憩 
 15:00~16:40 会員発表
 「リーフキャスティング(漉き嵌め)による修復処置について その2」
                    阿久津智広  会員(下記参照)
 16:40~16:30 事務連絡・片付け・退出   

 

会員発表 
題 名「リーフキャスティング(漉き嵌め)による修復処置について その2」
              阿久津智広  会員  PC・プロジェクター使用 
 リーフキャスティングは、新しい繊維を水の中に分散させて、虫喰い等の欠損部分へ流し込み、新しい紙を形成させて直す修復方法です。
 前回の発表では、リーフキャスティングの歴史、原理、特徴(長所、短所)、そして和紙の資料への処置事例を紹介しました。今回の発表では、脆弱化した資料(竹紙、洋紙等)への処置事例を紹介したいと思います。皆さんにリーフキャスティングへの理解を深めていただくとともに、ご意見をいただきたいと思っております。

【講師プロフィール】
 1979年栃木県生まれ 日本・イタリアで書籍、版画、素描等の修復を学び、現在、国立公文書館の修復室に勤務。

リーフキャスティンク作業

リーフキャスティング作業

 

特別講義  「三大手鑑について」           宍倉佐敏 会員
                       PC・プロジェクター使用
和紙文化研究会において昨年4月の月例会では早稲田大学會津八一記念博物館で「文彩」の特別観覧がありましたので「手鑑」については皆さん興味あるところと考えます。今回は「手鑑」の意味や歴史から、手鑑の代表格である「三大手鑑」と宍倉会員がこれまで調査してきた数々の手鏡について講演いただきます。特に「大手鑑」については13種をより選ってスケッチなどを交えて解説予定です。

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