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紙の博物館企画展「金唐紙展~上田尚作品展~」 開催概要

会 期:2014315日(土)~61日(日)休館日:月曜日(但し55日は開館) 325()430()57()

会 場:公益財団法人 紙の博物館4階企画展示室 (第4展示室)
114-0002 東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)

     TEL:03(3916)2320  FAX:03(5907)7511 http://www.papermuseum.jp/

     Email:gakugei@papermusum.jp
主 催公益財団法人 紙の博物館共 催金唐紙研究所、金唐紙友の会
後 援
岡谷市教育委員会(旧林家住宅)、小樽市教育委員会(旧日本郵船小樽支店)呉市入船山記念館、孫中山記念会(移情閣)、大仙市教育委員会(旧池田氏庭園)、築上町教育委員会(旧蔵内邸)、東京都公園協会(旧岩崎邸庭園)、東京都歴史文化財団(東京芸術劇場)、箱根ラリック美術館 

展示趣旨

  革に型押しや彩色を施した「金唐革」を和紙で模した「金唐革紙」は、壁紙として明治期に盛んに輸出され、国内外の建築物に用いられましたが、次第に需要が減少し、昭和中期に製法が途絶えてしまいました。その技術を「金唐紙」として蘇らせたのが上田尚氏です。

 氏が金唐革紙と出会ったのは約30年前の昭和58年、重要文化財「旧日本郵船小樽支店」の修復事業をきっかけに金唐革紙の研究を重ね、その復元に尽力されました。以後、旧岩崎邸(東京都)など各地の重要無形文化財の修復・復元に携わり、平成17年(2005)には国選定保存技術保持者に認定されています。また、金唐紙研究所を主宰し、国内外で展覧会を開催するなど金唐紙の普及にも努めてこられました。 

  このたび、上田氏が80歳を迎えられることを記念し、作品展を開催いたします。本展の開催にあたって制作された新作も含め、上田氏の代表作の数々をご覧いただけます。豪奢かつ華やかな金唐紙の魅力をお楽しみください。

  日本郵船小樽

1 金唐紙「菊花文様」(部分) 

上田氏による重要文化財の壁紙修復の端緒となった「旧日本郵船(株)小樽支店」に用いられた金唐紙

 

金唐紙「狩人」(部分)   

2 金唐紙「狩人」(部分) 

鹿などを追う狩りの様子から、上田氏が「狩人」と名付けた作品

 

岩崎邸   

3 金唐紙「花と曲線文様」(部分)

重要文化財「旧岩崎邸洋館」南東側の客室復元に用いられた金唐紙

 

 

チラシ 表 チラシ 裏

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付帯事業

1)「ミュージアムトーク」 上田尚氏による「金唐紙展」の解説

 412日(土)、517日(土) 各日14001430

2)「金唐紙ワークショップ」 「打ち込み」から仕上げの「彩色」までの工程を体験

 426日(土)10151630 *要申込み(先着30名。電話にて申込み受付)

期間中のその他事業

1)「新聞紙でカブトをつくろう

 こどもが頭にかぶれる大きさの簡単なカブトを新聞紙で作る 

  日時:55日(祝・月)13301400 講師:当館学芸員

  費用:無料(入館料別)  定 員:20名(当日先着順)

2)「紙すき教室

  日時:毎週土・日曜日 13001430(1人10分程度)

  費用:無料(入館料のみ)  定員:時間中随時受付(整理券配布)

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平成25年度特別展 図録目録

『 紙をすく、手のあとをたどる ―越前和紙製作用具― 』

本展の企画・図録の執筆は佐藤登美子会員(越前市教育委員会文化課学芸員)

お知らせ お蔭をもちまして、本図録は好評につき5月5日にて完売いたしました。

 

編集・発行:越前市武生公会堂記念館  
発行日:平成
26年2月21日 
判型:
A4判 
装幀:並製 
56頁(表紙・図版30頁カラー)
価格:
1,000円(送料別途) 

紙をすく 4c〈目次〉

ごあいさつ
概説

図版

工程表・各紙の寸法

図版および製作工程解説

出品目録

 この221日〜3月23日まで福井県越前市の武生公会堂記念館で特別展「 紙をすく、手のあとをたどる ―越前和紙製作用具― 」が開催されました。展示されたものは越前の歴史的に貴重な紙漉の用具で、今年の1月に重要有形民俗文化財として指定された「越前和紙の製作用具及び製品」(2523点)の一部で、内118点がこの図録にカラー掲載されています。

 「概説では〈越前和紙の歴史〉〈和紙製作用具収集の経緯〉〈越前和紙の特徴〉、そして「工程表・各紙の寸法、「図版および製作工程解説、「出品目録と越前和紙・用具がコンパクトにまとまっており、手軽で貴重な和紙資料となっています。専門及び各産地の方々はもちろんですが、これから越前和紙と出会いたい方も含め手元におきたい一冊です。発行部数に限りがありますので、お早めにお求め下さい。

問合せ:

915-0074 福井県越前市蓬莱町8−8 越前市文化課(武生公会堂記念館内)
TEL:0778(21)3900 FAX:0778(22)3795
E-mail:
satou-tm@city.echizen.lg.jp
   担当:佐藤 登美子

 

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『百万塔』147号掲載「手漉き紙を通して知る人々の暮らしと文化ベトナム北部におけるザオ(ヤオ)族の竹紙づくり」

                       北村春香 会員関連

紙の博物館発行の『百万塔』147号に北村春香会員の研究が掲載されました。2008年より毎年東南アジアに訪れ現地調査を進めている中で、タイやラオスの紙と紙漉きなどの現状を見て衝撃を受けた筆者が、今回はベトナム北部サパ県の少数民族ザオ族の竹紙をレポート。隣は中国雲南省、中国文化の影響を色濃く残す民族のその紙文化を掘り下げています。

 

判 型:A5判 

装 幀:並製 84頁(表紙2色・図版20頁カラー)
発 行:公益財団法人 紙の博物館

発行日:平成
26年2月28
価 格:700円(税込み)

購 入:紙の博物館ミュージアムショップにて販売。実費にて郵送可。

詳しくは
http://www.papermuseum.jp/ まで

問合せ

114-0002 東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園内)  
公益財団紙の博物館

TEL:03(3916)2320
 FAX:03(5907)7511

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〜屋久島から春一番をおくる〜 如月の柳絮・8―再び薛濤を書く―

屋久島に移り住んで、一旦3大靭皮繊維から離れ地域性を生かした紙漉きと格闘してきた小林愼一会員。近年あらためて楮に目をもどし「紙」とは何かを問いかけ、それを使ってどんな表現が可能なのか精力的に活動しています。この「如月の柳絮展―再び薛濤を書く―」は2/14〜20は屋久島一湊・白川山キャップ石釜ギャラリー、3/1〜7に大坂市東住吉区のコーヒーとクラフト藍朱、そして3/13〜19は屋久島一湊紙漉工房・仮説テントギャラリーとつながっていきます。屋久島という所で何ができ、何を発信できるのか、そのチャレンジャーに和紙研もエールを送りましょう。

 会 期:平成26年3月13日(木)〜3月19日(水)    

     午前11時〜午後5時まで

 会 場:鹿児島県熊毛郡屋久島町一湊  紙漉工房 

 主 催:屋久島和紙研究会 0997−44−2486(小林)

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「京表具展」「京創会展」開催のお知らせ    宇佐美直治会員ご紹介

 「京表具展」
会期:平成26年3月5日(水)〜6(木)
時間:5日〈100017006日〈10001600

主催:京表具協同組合連合会

後援:京都府・京都市・京都商工会議所・京都府中小企業団体中央会・一般財団法人伝統的工芸品産業振興協議会・京都新聞社

両日14時より、掛軸・額・屏風・古美術修復伝統工芸士による列品解説あり。

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京の『和』の文化を創る「京創会展」(展示・販売)

会期:平成26年3月5日(水)〜6(木)
時間:5日〈100017006日〈10001600
会場:東京美術倶楽部 (東京都港区新橋6丁目 03―3432―0191

主催:京創会〔大嶋雁金屋・清水焼団地協同組合・五明金箔工芸・(有)千洋・鳥居(株)・(株)桝表・溝川商店・(株)山崎商店・京表具研究会〕

「京創会」は軸裝・額裝・巻物などの京表具とその関連の原材料・加工品及び加工技術をもつ人々の集まりです。「水引」「金箔工芸」「和紙」など中々見る事のできない王城千年の伝統美と技術を身近で感じてみませんか。

 

GOLD LEAF INDUSTRIL ARTS Gomei Hisashi ITUAKI

五明金箔工芸 五明久

『「金箔」技術を世界へ発信!』箔押しの五明金箔工芸

京都の箔押し師として高水準の技術により長年の仏壇仏具はじめ様々な作品などへの箔押しの実績からの信頼で、大阪城胴瓦・京都市市章・祇園祭鉾頭からティファニー社やルイヴィトン社、近年はエルメス関連社などの作品加工や伝統工芸との融合による独自の作品化、様々な工芸品修復にも対応している。特に工芸材料である世界一薄く美しい「純金箔」を原材料とするため、「純金箔を魅せる!生かす」ための接着剤研究も進めており、『「金箔」の持つ(無限大)の可能性をPRする!』目的で、多くの方々に実演を通して、金箔の魅力を発信しています。

平成16年度 経済産業大臣奨励賞受賞(伝統産業に関わる青年会での功績)
平成23年度 京都市「未来の名匠」第一期認定者

京仏具箔押し伝統工芸士  五明 久(いつあきひさし)

金箔

連絡先 Contacut
五明金箔工芸(ごめいきんばくこうげい)
五明久(いつあきひさし)
600−8306京都市下京区新町通正面下る平野町784
Tel075−371−18809001900FAX075−371872(直通)
E−mailkyoto@gomei.ne.ip
Cell phone090−8885−9277

OSHIMA HARIGANEYA  Mituteru OSHIMA  大嶋雁金屋 大嶋光照

天保7年京都伏見にて創業
天保14年現在の本店にて結納 水引を創業
大正年間 高島屋様と取引はじめる
平成9年京都府から100年以上の老舗表彰
平成16年京都市から京都市伝統工芸品の認定
平成201月ジョンガリアーノ様とデザイン共催
平成231月フランクフルト ミュンヘンにて実演
平成2411月東京銀座三越にて実演

水引

連絡先 Contacut
屋号 大嶋雁金屋
株式会社 大嶋
600−8494京都市下京区四条通西洞院西入傘鉾町39番地

大嶋光照
TEL0752213366
Cell Phone090−2382−8458
E−mailos@ss.to

 

TERAIKE寺池工房 寺池尚孝 KOUBOU Naotaka TERAIKE

1972年 京都に生まれる
1994年 同志社大学経済学部卒業
1996年 京都府立陶工高等技術専門校研究科卒
1998年 京都市工業試験場陶磁器コース専修科修了
2000年 第三十二回日展初入選(以後十一回)
2001年 第二十三回日本新工芸展初入
2002年 第二十四回日本新工芸展新人奨励賞
2005年 第二十七回日本新工芸展読売テレビ放送賞
2007年 大丸アートサロンにて初個展
2009年 第三十一回日本新工芸展読売新聞大阪本社賞
2012年 第三十四回日本新工芸展京都商工会議所会頭賞
2013年 第三十五回日本新工芸展審査員他、グループ展等多数
他、グループ展等多数

作品 Works

焼き物

日展会友 日本新工芸家連盟会員
清水焼団地(協)員外理事 京都伝統産業青年会副会長
連絡先 Contacut
寺池工房
寺池尚孝
607−8322京都市山科区清水焼団地町11−8
TEL075−581−6482
Cell Phone090−9251−9882
E−mailteranao@momo.so.net.ne.jp