和紙情報

和紙関連 オンライン配信シンポジウム

和紙関連 オンライン配信シンポジウム

テーマ:越前和紙の里の未来を考える②
日 時:2021年2月27日 14:00~17:00
配信ソフト:Zoom
参 加:自由 無料

構成
第1部:
和紙の里と世界を結ぶ、キュレーター(コーディネーター)の必要性等の話。
第2部:
人間国宝 岩野市兵衛さんのトーク(収録)とアイオア大学教授ニコラスさんのアイオア大学での取り組みが紹介.
第3部:
パネルディスカッション

Zoomミーティングに参加する
https://zoom.us/j/93561579640?pwd=eDBVa3NGOEtkeFRoZTRvSVFTQkdoUT09

ミーティングID: 935 6157 9640
パスコード: 999988

なお、上記URLをクリックしますと、zoomのソフトが自動的にダウンロードされ たり、ソフトをダウンロードいたします。参加される場合は画面の指示通り進め てくだ さい。(ZOOM未使用の方は、開催日少し余裕を持って実施されることを おすすめ いたします)

参加予定がないのにクリックしてしまった場合は、無視していただくか、ボタン があれば「キャンセル」を押してください。

問合せ先 株式会社石川製紙 担当: 石川  hiroshi@echizenwashi.net

◆会員情報

会員情報

歴史的紙の再現
オニシバリ紙できる         紙の温度(株) 会員関連

歴史的に古くから使われている紙で、中々お目にかかれないオニシバリ紙を、紙の温度(株)と三宅賢三氏が3年の歳月を費やし再現に成功。数量は限定されるが一般に紹介している。
オニシバリ〔ジンチョウゲ科 別名:夏坊主・オニガンピ〕は、全国に分布しているが、冬期間に葉が青々とし、夏期には落ちてしまう、一般的な落葉植物とは季節感が反対になる不思議な性質をもっている。
歴史的には、正倉院文書「正集第19巻第1〜5紙 伊豆国正税帳」(天平11年)(『正倉院紀要32号』)、平安古筆「亀山切」などに使われているが、雁皮紙の蔭に隠れるように存在感を消していったようで、現在ではほとんど知られることがなくなっている。
この名で文献に現れるのは、中島今吉『最新和紙手漉法』(昭和21年 丸善出版株式会社刊)のようである。そこで第五篇補助原料の第四〇章として取り上げられているが、四行にとどまっている。
近年、当会会員の宍倉佐敏氏(女子美術大学特別招聘教授)は、オニシバリについて、フィールドワークを踏まえ原料と製紙の研究、そして「徳川家康黒印状」に雁皮・三椏とともに出てくる「鳥子草」がオニシバリに当たることなど、共著『地域を活かす 生活工芸双書 楮・三椏』(2018年農山漁村文化協会刊)に、1頁半にわたり紹介しているので興味のある方は参照して下さい。

原物確認・問合せは店舗の方へ
〒456-0031 愛知県名古屋市熱田区神宮二丁目11番26号
Tel 052-671-2110 Fax 052-671-2810

関連Web
https://www.kaminoondo.co.jp/store/i/38607202/

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講演会
東京藝大 I LOVE YOU プロジェクト オンライン講演会
文化財と戦争.

日 時: 2020年10月31日(土)13:00〜17:15まで
配信会場:東京藝術大学  110-8714 台東区上野公園12−8
配信方法:ライブストリーミング
申 込:事前申込制
主 催: 東京藝術大学大学院美術研究科 文化財保存学専攻 保存修復工芸研究室

プログラム
13:00-13:05 開演の挨拶  北野珠子(東京藝術大学大学院美術研究科 文化財保存学専攻 准教授)
<基調講演>
13:05—14:05 「文化財を預かる博物館の使命」
井上洋一(東京国立博物館 副館長)
14:50−15:20 「文化を通じて繋がりを生む」
保科眞智子(古伊万里再生プロジェクト[ROIP]代表)
15:20—16:05 「ピアッティ家陶磁器コレクションの美術的、文化財的価値」
荒川正明(学習院大学文学部哲学科 教授)
16:05—16:50 「戦災文化財を後世に伝える為の展覧会について」
高橋裕次(大倉集古館 学芸部長)
16:50-17:15  Q&A

申込方法: 下記申込フォームより事前にお申込ください。
https://forms.gle/zXdcuB5BKzs55M2f6
オンライン配信のURLは申込フォームに記載いただいたアドレスへ配信当日にお知らせします。

問合せ先: 東京藝術大学大学院美術研究科 文化財保存学専攻 保存修復工芸研究室 hozonkougei@ml.geida

 

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展覧会

第11回 高知国際版画トリエンナーレ展.

この展覧会は、和紙文化と版画文化のさらなる発展を願い、人々と文化の国際交流の場を作ることを目的として、世界に向けて開かれてから30年、本展で第11回を迎えます。開催地が伝統的な和紙の産地である高知ということから、作品の素材は紙に限定しています。ぬくもり溢れる紙に様々に表現される版画の世界は、トリエンナーレ(原義:3年に一度)の名に相応しく、時間をかけて熟成され、回を重ねるごとにレベルの高い作品が世界各地から集まっています。

会 期: 2020年10月30日(土)〜12 月26 日(土)
9:00〜17:00まで(入場は30分前まで)
会 場:いの町紙の博物館 〒781−2103 高知県吾川郡いの町幸町110-1
TEL 088(893)0886  FAX 088(893)0887
主 催:土佐和紙国際化実行委員会
助 成:公財)朝日新聞文化財団・公財)全国税理士共栄会文化財団・
公財)三菱UFJ信託地域文化財団
関連HP http://www.kamihaku.com

◆開催予告

   大東文化大学書道研究所主催 書道芸術文化講演会
     
          日本の美、平安装飾料紙の世界
         ―越前が取組む復元紙とかな表現―

               概 要
 千年を経て越前で復元された「打雲」「飛雲」「羅紋」「いろ紙」。それによって甦った美と価値観から装飾料紙とかな書道の関係性をあらためて考え、新たなかな表現を探ります。
 平安古筆に使われた雅びで美しい装飾料紙は、かなの世界ではあこがれて止まないものであるが、漉く(湿紙)中でできるこの4種の「打雲」と「飛雲」は千年の間大きく変容し、「羅紋」と「いろ紙」はいつの頃からか消えてしまい、平安の姿が現在まで伝わっていません。そのためか本来の姿とは異なる形やその印刷紙など本物からはほど遠いものが出回って、平安の美は遥か遠い世界となっいます。やはり、古典に則した本物に出会うことは、心が沸き立ち、現代のかな表現の可能性を広げることにもつながり、重要な価値が潜んでいるものと思われ、その復元が強く望まれていました。
 越前では研鑽を積み古典の持つ雅びを求め、姿形を限りなく近づける努力を重ねつつ、また、それを基に新たな時代の装飾を生み出しています。この成果を会場に展覧し、“平安の装飾料紙とかな”及び日本書道史などをあらためて見つめ、どんな美や価値があるのか、そしてこれからどんな書や表現につながっていくのかの講演。そして復元紙を実際に使用して席上揮毫をしていただき、平安の美を味わっていただく内容といたします。(英訳は添付ファイル参照)

テーマ:「日本の美、平安装飾料紙の世界 ―越前が取組む復元紙とかな表現―」
日 時: 令和2 年2月22 日(土)12:00―16:00

開場10:00 受付11:30 より(多目的ホール)
対 象:一般・大学生・大学院生・大東書道会員・和紙、美術関係者など
定 員:300 人
参加料:2,000 円
申込方法:添付ファイル参照
会 場:大東文化大学板橋校舎 多目的ホール
東武東上線東武練馬駅よりスクールバス約7分
都営三田線西台駅より徒歩約10 分
主 催:大東文化大学書道研究所
後 援:福井県和紙工業協同組合・和紙文化研究会・(有)東京文物

〔次第〕
12:00 開会
第1部 講 演
12:10 - 12:40 「奈良から平安へ 装飾料紙の色」名児耶 明(書道研究所研究員)
12:45 - 13:15 「平安古筆に使われた紙」髙城竹苞 (本学書道学科教授)
13:20 - 13:50 「復元に賭ける越前の魂」石川 浩 (福井県和紙工業協同組合理事長)
休憩
第2部 席上揮毫 「装飾料紙に書く」
14:10 - 14:40 高木厚人(本学書道学科教授) 髙城竹苞

第3部 質疑応答 「復元紙から新しいかな表現を考える」
14:50 - 15:40 名児耶 明 高木厚人 髙城竹苞
石川 浩 五十嵐康三(全国手すき和紙連合会会長)
進行:日野楠雄(本学書道学科非常勤講師)
閉会

※ 時間は予定です。進行状況により前後することがございます。
※ 『墨』262 号「かなと料紙」芸術新聞社刊をお持ちの方は、ご持参頂くとより理解が深まります。

特別展示・解説(多目的ホール・展示予定品は変更の場合もあります)
10:00 ~12:00
①特別展示:黒田賢一・高木厚人・土橋靖子・横山煌平・渡辺墨仙各先生の10 作品
②「打雲」「飛雲」「羅紋」「いろ紙」の復元紙と応用型の新装飾料紙を各10~1 5 種

③平安装飾を元にした試作実用品
④かな料紙の元になる鳥の子紙各種(「生漉鳥の子保存会」製紙)
⑤平安・鎌倉期の古筆
越前・和紙関係者等による説明・紹介

問合先 〒175-8571 東京都板橋区高島平1 - 9 - 1
    大東文化大学書道研究所 「書道芸術文化講演会」係
    FAX 03-5399-7346 
    Mail:shodoken@jm.daito.ac.jp

 

会場風景

1 打雲1 205×150
2 打雲2 205×150
3 打雲3 205×150
4 飛雲1 195×185

5 飛雲2 220×160
6 羅紋 青 205×130

7 羅紋 赤1 215×130
8 羅紋 赤2 215×130
9 いろ紙 5種
10 いろ紙 赤125×115

11 いろ紙 紫125×115

12 いろ紙 黄125×115
13 いろ紙 青125×115
14 いろ紙 緑125×115

参加申込書

概要の英訳 Japanese beauty