◆産地交流
「大切な国産和紙原料 ―トロロアオイの作付け会議―」
4月26日(水)午後、小川町トロロアオイ生産組合(代表 黒沢岩吉さん)・JA・県の方々が集まり、今年度の作付会議が開かれました。和紙研からも2名お邪魔しました。
3月~4月の希望を集約しましたら、昨年秋にご協力いただいた方々以外にも各地から希望があって、昨年の余剰分を含めても多い結果となり、組合員で今年度分の作付けを割り振りしました。また、農林振興センターの担当から営農指導もありました。
今月後半に作付けが始まりますが、生育状況などこのHPで「トロロアオイ日記」として時折お知らせする予定です。
「紙の神様 ー壱千三百年の大祭・御神忌に向けて」
今年の岡太神社・大瀧神社春の例大祭は無事終了しました。式典の最後に宮司様から来年の「千三百年の大祭」についての話がありました。遠く長き間、毎年行なわれてきた祭礼、来年はそれが1300回という節目の年で、その意味は、紙漉きの心の拠り所であり、伝統を継承し、そこからブランド力を創造するということではないかということでした。越前地区のみならず、全国各地の和紙関係者には、この節目に向けて和紙力の再確認と新たな発信をしてもいいのではないでしょうか。
この1300年という時間の経過を年表(福井県和紙工業協同組合提供)で確認できるようにしました。長い越前和紙の歴史をご覧下さい。
来年の春の「一壱千三百年の大祭・御神忌」予定
5月2日 お下り
3日 法華八講
4日 式典
5日 お神輿渡り お上り
場 所:岡太神社・大瀧神社
〒915-0234 福井県越前市大滝町23-10 電話0778-42-1151
http://www.washi.jp/history/maturi1.html
神社風景
2017年5月9日 | トピック:産地交流